Monthly Archives

2月 2018

世の中の「幸せの総量を増やす」という考え方

 

01

どうも、アフロマンスです。

今日は、世の中の「幸せの総量を増やす」という考え方について、書きたいと思います。

これから「何かやろうとしている人」「やっていることに迷いがある人」、そんな人の参考になればと思います。

 

 

お金だけじゃない価値

171203_071

「ビジネスとは、お金を稼ぐこと」

数年前、普通にそう思っていました。

間違ってはいないと思いますが、それだけだと、とにかく数字を上げることが正義な訳ですから、その過程でいつの間にか自分がやりたいことではなくなったり、気持ちがすり減ってしまいがちです。

「何のために頑張ってるんだろう」

誰しも、そう思うことがあると思います。

 

そこに対して、気づきをくれたのが、スマホ・チケットサービスの「Peatix(ピーティックス)」でした。

 

 

それで世の中は変わるのか?

01

チケットサービスのビジネスモデルは「手数料ビジネス」です。

1000円のチケットが売れると、50円手数料が入る。1000万円売れると、50万円入る。流通量が増えれば、利益が増える仕組みです。

 

Peatixは、僕をはじめ、数十人〜数百人規模のイベントを開催する「小さな主催者」がメインユーザーで、そういう“半分素人”な主催者を集めたコミュニティイベントをよく開いていました。

そこで僕が「小さいイベントよりも、誰もが知っているような数万人規模の大きなイベントに営業をかけて、そこのチケットをPeatixにしてもらった方が儲かるんじゃない?」と言いました。

 

しかし、そこで返ってきた答えに、僕はハッとさせられました。

「数万人規模のイベントは、既に大手のチケットサービスで事足りている。そこがPeatixになったところで、うちは儲かるかもしれないけど、世の中は対して変わらない。」

「大手のチケットサービスが扱ってくれないような “小さなイベント” をサポートすることで、これまでイベントを主催できなかった人ができるようになったり、イベントを継続できるようになって、”世の中の幸せの総量が増える”。Peatixはそれがやりたい。」

 

なんて大切なことなんだ、と思いました。

そして、その志を応援したいと思い、未だにPeatixを使い続けています。

(多少使いにくくても・・・競合サービスの方が手数料安くても・・・笑)

 

 

椅子の奪い合いではなく、椅子を増やす考え

170503_038

一般的なマーケティングの基本は「市場でのシェアを如何に取るか」を考えることです。お金を稼ぐ上で、もっとも効率的だからです。

ただ、それは「短期的には」なのかもしれません。

有限な市場の中で「顧客」も「やる側の気持ち」もすり減らしていくのは、長続きしません。

 

だから僕は、シェアの奪い合いではなく、市場自体を広げることにチャレンジしたい。

結果として、世の中の幸せの総量が増える。

それが、僕の中のムーブメントです。

昨日書いた、これからの「泡パ」宣言 もその一環だと思っています。

 

「幸せの総量は、増やすことができる」

あなたが、今からやろうとしていること、もしくは、今やっていることが、シェアの奪い合いなのか、世の中の幸せの総量を増やすことなのか。

今一度、自分の中で確認できると、多少辛くても、他人に何を言われても、迷わずに走れると思います。

頑張りましょう。

 

 

世の中に、もっとワクワクを。

アフロマンス

 

これからの「泡パ」宣言

 

01

どうも、アフロマンスです。

バレンタインデーも終わって、2月も後半に入ってきました。

 

イベント界のTUBEと称されるAfro&Co.は「夏忙しくて、冬はヒマ」と思われがちですが、夏はあくまで本番なので、準備は冬からやらないと間に合わない

だから、今は絶賛、夏に向けての準備中です。

 

そんな中「これからの泡パ」について、考えがあるので、ここで書きたいと思います。

 

 

やることが挑戦だった「泡パ」

120810 MILK DENITE - 63

2012年の7月にスタートしてから、2018年で7年目に突入します。

まさかこんなに続くとは思っていなかったし、自分の人生を左右されるとも思っていませんでした。

スタートは「やったら絶対に面白い」という気持ちだけ。

幸運なことに、初回からお客さんは沢山来て、以降もその都度、改善点を考えながら、ここまで来れました。

 

ただ、特に「目標」とか「目指しているもの」はありませんでした。

ただ「楽しいだけ」です。

どこかの広告でありましたが「好きなことで、生きていく」状態です。幸せですよね。

 

でも、もっと先が見たくなったんです。

挑戦したくなったんです。

誰も泡パーティーをやっていなかったときは、やることが挑戦でした。

でも、今は「ただやること」は挑戦にならない。

もう「やれること」なんです。

 

そして、今年からの僕の活動の主軸は「ムーブメントをつくっていくこと」

皆と泡パをつくりあげていく上でも、向かう先を指し示すビジョンが必要だと思いました。

 

 

「泡パ」がこれから目指す先

171031_334

今年の「泡パ」をどうするか。

話をしている中で「最早、泡パはクラブイベントではない」という意見が出ました。

確かに、お客さんの中には、クラブに行ったことがない人も沢山います。

 

しかし、その方向に突き詰めていくと、DJは録音されたMIXをかければいいだけかもしれないし、夜クラブでやる必要もないのかもしれない。

USJでやっているようなパレードと同じですよね。

正直、ビジネス的に考えれば、それは正解だと思います。

マーケットも大きいし、コストも抑えられる。

 

でもね。

そもそも、何がやりたいの?

ってことです。

 

僕はクラブが好きです。

ダンスミュージックが好きです。

あの怪しげな空気感も、体を揺らす低音も、ドアを開けると行ける、あの夜が、あの非日常が好きです。

あくまで、そこでつくりたい。

 

だから決めました。

 

泡パは2018年から

TOKYO NO.1 NIGHT CULTURE

を目指します。

 

あくまでナイトカルチャーにこだわります。

そして、東京を代表する、世界に通用するナイトカルチャーに育てます。

 

もちろん、泡フェスもやります。

泡パークもやります。

でも「泡パ」というブランドは、ナイトカルチャーなんです。

これは、宣言です。

 

 

シーンを拡大する

170715_145

僕は、今の日本のナイトカルチャー、特にクラブシーンには、歯がゆさを感じています。

音楽好きな若者も沢山いるし、頑張っているDJやオーガナイザーも沢山知っています。でも、いい音楽かけても、お客さんが入っていないクラブやイベントが沢山あるのが現状です。

 

理由は簡単で、

シーンの中で、シェアの奪い合いしかしてこなかったから

だと思います。

クラブに行く予定の人を、AとB、どっちのクラブに連れて行くか、どっちのパーティーに引っ張るか。

これも、ビジネス的に考えれば、見込み客を狙うということだから、ある意味正しい。

でも、それだと、どこかがババを引くことになるし、シーンは疲弊していく。

 

「泡パ」はクラブに来ない人が来る。

これは数年やってきて、確実に言えることです。

そこで、ナイトカルチャーのこだわりを捨てないことで、シーン自体に流れをつないでいきたいと思っている。

「泡パ」で、クラブやDJや、ダンスミュージックの楽しさに触れて、違うクラブやイベントに行くようになればいい。

決して、皆が「泡パ」をやればいいとは思わない。

本来あるべき、ひたすらカッコイイ音のクラブやイベントは続けて欲しい。

そこへの窓口になれば、シーンを拡大する一助になればいい、と思っている。

180217_awapa_image

 

 

今年「泡パ」がやっていくこと

170819_047

「TOKYO NO.1 NIGHT CULTURE」を目指していく上、やることを3つ考えています。

 

1、ブランド

僕が言うのもなんですが、現状「泡パ」は誇れるブランドではないと思っています。

よくない意味で「チャラい」「パリピ」「エロい」など。

僕は「泡パ」を、遊びに行くこと、出演すること、関わることが誇らしいと思えるようなブランドとして再構築したい。

それを念頭に、今年の様々なアクションを考えていきます。

 

2、ホスピタリティ

ここも、まだまだやれることがあると思います。

参加者の満足度をあげるためにはどうしたらいいのか。不快な思いをさせないためにはどうしたらいいのか。

ひたすら考えて、実行していきます。

 

3、チーム

ムーブメントは一人でも、一社でも起こすことはできません。

ここまで書いてきた価値観やビジョンに共感できる、仲間を募集します。

いろんな形の参加の仕方があると思います。

一緒にこのムーブメントをつくっていく

・DJ

・VJ

・ダンサー

・パフォーマー

・アーティスト

このムーブメントを一緒に仕掛ける

・クリエイティブディレクター

・アートディレクター

・デザイナー

・カメラマン

一緒にパーティーをつくる

・プロモーター

・デコレーション

・スタッフ

このムーブメントを日本や世界に広げる

・各地のオーガナイザー

・各地のプロデューサー

…and more

これまで関わってくれたメンバーはもちろん、これから関わってくれるメンバーも集いたい。

大事なことは、前段の価値に共感してくれるか。

 

上記以外でも、一緒にやりたい、手伝いたい、という人はinfoに想いと共にメールください。

info@afroand.co

 

 

最後に

170819_178

人生はあっという間です。

楽しい時間はもっとあっという間です。

「楽しいの先にあること」

僕は探していきたいと思います。

今年からの「泡パ」にご期待ください。

 

 

世の中に、もっとワクワクを。

アフロマンス