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afromance

ニューノーマルなDJの可能性「DRIVE DJ」

「なんで僕らは車でDJしてこなかったんだろう」

DRIVE DJは、それくらい楽しかったし、新感覚だった。

しかも、驚くほど手軽にできる。

2020年夏、コロナの影響で、DJも悩まされる中、余計にアリなんじゃないか…。これはアフターコロナにも通用する、ニューノーマルなDJの可能性かもしれない。

車内で楽しむ新しい音楽イベントの形「ドライブインフェス」

アフロマンスが代表を務めるクリエイティブカンパニー「Afro&Co.」は、「夜空と交差する森の映画祭」を主催する「サトウダイスケ」、m-floの☆Taku Takahashiが主宰する新世代の音楽マルチメディア「block.fm」と協力し、新型コロナウイルスの影響で開催が難しくなっているイベントの現状に対し、新しい音楽イベントの形として、車内で楽しむ「ドライブインフェス」を開催するプロジェクトを始動しました。

参加者はそれぞれの車内で楽しむため、不特定多数の人との接触を避け、安心してフェスを楽しむことができます。

まず、6/13(土)に栃木県岩船山でテスト開催を実施。大盛況をおさめ、目下、7月下旬〜8月の初回開催に向けて開催準備を進めています。また、ドライブインフェスの開催で得た知見は、可能な限り共有して、同様のイベントを開催したい方々のサポートにつなげたいと思っています。


車ならではの体験として、行きと帰りのプレイリストを用意。道中もイベントの一部として楽しめます。

 

飲食はLINEからオーダーすると、車までスタッフがデリバリーします。トイレもLINEで管理し、行列をつくらないようにします。

 

照明や炎の演出などで、フェスの世界観を演出します。

 

#楽しいが必要だ WE NEED FUN

2020年3月、新型コロナウイルスの影響で、イベントをはじめ、様々なものが自粛となり、連日の暗いニュースで気持ちが落ち込んでいく、そんな状況でした。

そんな世の中の暗い、後ろ向きな空気感から変えていく必要があると思い、「#楽しいが必要だ」のメッセージを書いて、発信しました。

様々な方にシェアしていただき、英語、中国語、スペイン語と翻訳いただき、JAPAN TODAYといったニュースサイトでも報じられました。

また、私自身も今だからこその楽しい企画を日々手がけています。

 

これからのAfro&Co.について

2015年6月、会社員を辞め、Afro&Co.として独立し、スライドザシティをやった。

あれから5年。
世の中は大きく変わり、色々なものを失うことで、何が大切なのかよくわかった。

会社も色んなものを削ぎ落とし、生まれ変わります。

ワクワクすることを続けられるように。

詳細は後日改めて。

車内でいちご狩りからアフタヌーンティーまで楽しめる体験型バス「いちごさんバス」

様々なものがモビリティ化していく中、通常バスに乗って農園に行く「いちご狩り」をバス内に格納し、どこでも楽しめる体験をつくった。二階席では移動しながら、都心の景色とともに本格的なアフタヌーンティーが味わえる。プレミアムいちご「いちごさん」の魅力を非日常な体験とともに楽しめる企画となっている。

PROJECT:いちごさんバス

MISSION:佐賀県の新ブランドいちご「いちごさん」のブランディングPR

RESULT:前売チケットは発売45分で完売。キー局をはじめ、数多くのメディアで取り上げられ、いちごさんバスの参加者、目撃者ともにSNSを通して、幅広く話題が広がりました。

KICK OFFというDJユニットについて

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今晩、KICK OFFの赤い方、フジケンさんのラストDJです。

内容は渋谷のWOMBで、KICK OFFとアフロマンスのOPEN to LAST(最初から最後までやる5時間プレイ)

KICK OFFのことをよく知らない人もいると思うので、僕とKICK OFFの出会いから今に至るまでを振り返ってみました。

 

 

第一印象は最悪だったKICK OFF

KICK OFFというDJユニットをご存知でしょうか。

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赤と青の、DJ2人組。

僕が出会ったのは2014年、泡パとblock.fmとのコラボイベントの時。

block.fm側からの出演者の提案で、「KICK OFFどうですか?」と出てきたのが始まりです。

その時、m-flo ☆TakuさんのCDJ BATTLE大会でグランドチャンピオンになったという触れ込みだったんですが、個人的にはあまり知らず・・・「サブフロアのゲストDJでいいですか?」と返したのを覚えています。

そしたら後日、メインフロアで出る予定だったTJOから「僕の時間を削っていいから、メインフロアに少し出すことできないかな?」と連絡もらい、結果、メインフロアに出演した写真がこのブログのTOPの写真です。

 

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サブフロアでKICK OFFが回す時もTJOが応援にきたり「なんか皆して推すなー」という感じ

 

ただ、人間というのは不思議なもので、自分で良さを発見すると推せるんですが、他の人から「いいよ!いいよ!」と推奨されると、「本当に?」と疑念の気持ちを持ってしまう。

この時の僕も「みんな推すけど、どんな人たちなのかな…?」と思い様子を見てたんですが、赤い方のフジケンさんはすぐに挨拶してくれたんですが、青い方のGOくんは同じ場にいるのに、挨拶どころか僕とは一言も話さず・・・

「チャンピオンだからって調子乗ってて感じ悪いな・・・」というのがKICK OFFの第一印象でした(「挨拶されて当然」と思っているアフロの方が調子に乗ってたんだけどね…w)

 

 

人間力のフジケンさんと、音楽センスのGOくん

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それっきりで終わらなかったのは、ひとえにフジケンさんの人間力によるもの

当たり前なんだけど、人と人が出会っても、どちらかが歩み寄らないと仲良くなんてならない訳です。

そんな時に、フジケンさんは持ち前の人間力で、あんまり仲良くなくても、自ら声をかけ、話して、その後も連絡する。

それを面倒臭がらないし、遠慮もしない。

フジケンさんの歩み寄りがあり、DJに誘い誘われ、次第に仲良くなっていったように思います。

フジケンさんは「気づけば仲良くなってる」という才能の持ち主なんだと思う。

 

かたや、GOくんはちょっと人見知りで、仲良くない人に話しかけたりするのはちょっと苦手。そして、僕も同じような性格なので、あんまり仲良くならず…笑

GOくんと仲良くなったのは一緒にDJをした時からでした。

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DJは言葉を交わすより、プレイを聞いた方がその人がよくわかる。一緒にプレイすればもっとわかる。

そういうものなんです。DJって。

お互い歩み寄ることのない性格の2人ですが、プレイで会話して、音楽的に合ったからこそ、一気に仲良くなりました。

今でも誰とB2Bするなら誰が一番いい?と聞かれたらGOくんと答えます。

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いつかのイベントで、フジケンさんが出れないからと代打をお願いされ、やるなら面白くやりたいなと思って作ったアー写「Afro&Go.」

 

 

DJ47都道府県制覇のアイディアと実現

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元々、実力のある2人

クラブのみならず、昼間のイベントからフェスまで色んなイベントに出演することによって、メキメキと実力を伸ばしていきました。

人柄もいいので、出演オファーも絶えず、「DJ楽しい」というだけであれば、順調だったと思います。

でも、そこに収まりたくないのがKICK OFFだし、だから気が合うんだと思います。

 

今でも覚えていますが、2018年2月20日、泡パの件で、渋谷のロフト近くのカフェでフジケンさんと打合せしていました。

年明けて間もないということもあり「今年はどういう予定なんですか?」と聞いたら、「たまに地方、都内でちょこちょこ」みたいな、うだつのあがらない返事が来たので思わず「もっと挑戦していきましょうよ!例えば、47都道府県制覇とかどうです?クラウドファウンディングもしましょうよ。」というアイディアを出してしまいました。

 

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それが悪夢の始まりだったのです・・・

2018年2月20日、今年の目標ができたぞー的な感じで笑顔のフジケンさん。ここからが大変だったのです。

 

大変だったことを話すときりがないので、かいつまんで話すと

1)全国的な認知度の難しさ

僕たちも常に自覚しなきゃいけないことは、皆が同じスマホの画面を見ている訳ではない、ということ。

SNSでよく見かけるあの人は、場所や業界が変われば無名です。KICK OFFも、頑張って活動して来ましたが、地方のクラブの人からすると「誰それ?」ということも多く、とても大変だったようです。

 

2)全国を飛び回る物理的な大変さ

47都道府県制覇。これほど、言葉にするのは簡単だけど、実現するのが大変なこともないでしょう。

当たり前ですが、KICK OFF本人たちが47都道府県に行かないといけないのです。これが専業で、ツアーのようにできればいいですが、2人とも昼間は勤め人です。

その合間をぬって、47の場所と交渉し、段取りを組み、渡航して、いいプレイをする、というのはとんでもないことです。

 

3)目立つことで叩かれることも

47都道府県制覇やクラウドファウンディングに挑戦し、目立つことによって、SNSやネット上で叩く人もちょこちょこいたそうです。

人の挑戦にSNSやネットで批判をするというのは、本当に残念な時間の使い方だなと思います。その分の気持ちや時間を、自分の挑戦にあてましょう。

 

47都道府県制覇というアイディアは誰でも思いつくアイディアです。

地道に頑張れば、ものすごい腕がなくてもできるでしょう。

でも、これだけ世の中にDJがいるのに、達成した人はほとんどいません。

それは、実現するのが本当に大変だからです。

やり遂げるということが如何に素晴らしいことであり、価値があるのか。

KICK OFFを見ていると気付かされます。

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立ち上げから実現まで、本当に大変だったと思う。本当にKICK OFFはすごい!

 

 

そして、フジケンさんはDJを辞める

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そんな素晴らしいニュースの中で、悲しいニュースも流れてきました。

フジケンさんが2019年いっぱいでDJを辞めるという話。

仕事、家庭、数々のDJが経験し、辞めていく流れ・・・という側面もありますが、もう少し前向きな話のようです。

全国を回って、今のままではダメだと気づいたと。

フジケンさんは裏方に周り、引き続き、KICK OFFをプロデュースし、さらにKICK OFFを前に推し進めていく。

そういう風に聞いています。

 

こうして改めて振り返ると

第一印象が最悪だったKICK OFFは、フジケンさんの人間力とGOくんの音楽センスで、誰よりも仲のよい、本当に信頼できるDJになっていました。

よきDJであり、よき友人であり、よきライバル。

複雑な気持ちは拭えないけど、KICK OFFを前に進めるという意味で、今晩は笑顔で送り出したいと思います。

 


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KICK OFF HOUSE
-FUJIKEN LAST DJ NIGHT-

2019.12.28 SAT
OPEN 23:00 – CLOSE 4:30
@WOMB LOUNGE

KICK OFF VS AFROMANCE(OPEN TO LAST)
and more KICK OFF Friends.

DOOR 3,500YEN
ADV 2,800YEN


 

 

世の中に、もっとワクワクを。

アフロマンス

 

アフロマンスの手がけた企画紹介

アフロマンスが企画したイベントやプロジェクトの一部をご紹介します。

順番は初開催の日時順、写真や映像は最新の場合もあります。

アフロマンスのプロフィールはコチラをご参照ください。

 

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映画「東京喰種 トーキョーグール【S】」の公開に合わせて企画したイマーシブレストラン。コアアイディアから空間、食、演出のディティールまで、全体の企画監修を担当。31日間のチケットは、3日間で完売。会期延長となり、話題に。

CLIENT:松竹株式会社
HP: http://afroand.co/ghoulrestaurant/

 

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アルパインBluetoothイヤフォンの新発売を記念した体験型イベント。巨大なスノードームの中で、オリジナルのダンスミュージックと舞い上がる花びらで特別なお花見体験を。インパクト大の見た目に人だかりができ、体験希望者の行列ができた。

CLIENT:アルパイン Bluetoothイヤフォン
HP: http://afroand.co/sakuradomedisco

 

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アフロマンスの2019年のバースデー企画として開催。3/14=パイの日に合わせて、直径1.5mの巨大なパイに突っ込むパイスライダーを制作。また、参加者同士がパイをつけあうパイファイトや、美女がパイをつけるパイガールなど、パイづくしのイベントとして話題となった。

HP: http://afroand.co/pieslider/

 

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埼玉県大宮の温浴施設「おふろcafe utatane」に、室内でオーロラが楽しめる「インドアオーロラ」のインスタレーションを制作。光と風をシステムで制御し、心地よいオーロラを表現。また公開時に、チルアウト音楽と合わせた 「インドアオーロラ・パーティー」も開催した。

CLIENT:株式会社 温泉道場
HP: http://afroand.co/project/indooraurora

 

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新木場ageHaと日本のローラーゲームチーム「東京ボンバーズ」、Afro&Co.がタッグを組んで企画&開催。ageHaの巨大なアリーナの中央にDJブースを設置し、その周辺を光りながらローラースケートで楽しむ。光の演出はギャル電ともコラボ。大いに盛り上がった。

CLIENT:ageHa
HP: http://afroand.co/electricrollerdisco

 

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ポータブルバスタブに浸かりながら映画を楽しむスタイルは、ロンドンから始まり、NYやイビサ島など世界のトレンド発信地へと広がり、2018年夏に日本で初開催。フォトジェニックかつチルアウトな極上の映画体験を提供。発売30分で3日間のチケットが売り切れるなど話題となりました。

HP: http://afroand.co/bathtubcinema

 

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「桜の花びらが舞い散る」をコンセプトにしたチルアウトバー。120万枚の桜の花びらに埋もれる「桜プール」や、桜をモチーフにしたオリジナルの酒器「桜升」で、佐賀の日本酒「佐賀ん酒」や、佐賀の名産おつまみをお楽しみ頂けます。開催期間中、連日1時間半待ちの人気イベントです。

CLIENT:佐賀県
HP: http://afroand.co/sakurachillbar_sagansake/

 

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アフロマンスの2018年のバースデー企画として開催。33歳にかけて33kgのナチョスを参加者と一緒につくって食べる、陽気なメキシカンパーティー。その後、MAGNET by SHIBUYA109やWIRED SHIBUYAでも開催され、ナチョスは100kgまで増量。食×音楽の鉄板イベント。

HP: http://afroand.co/nachosparty/

 

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来場者数210万人を突破した話題のイルミネーション「青の洞窟SHIBUYA」。年越しカウントダウンとともに、幻想的なイルミネーションの中で音楽を楽しむ新感覚のストリートパーティー「青の洞窟 SHIBUYA NEW YEAR PARTY」を開催。音楽演出を担当しました。

【終了】バーニングジャパン2019 -アフロのテーマキャンプのメンバー募集-

今年もやってきます、バーニングジャパン2019

10/12(土)〜14(月・祝前日) の3日間!場所は群馬県の嬬恋牧場!

 

そして、今年も個人的にテーマキャンプを開催しようと思っています。

その募集なのですが、そもそもバーニングジャパンに行ったことがある人、ない人でリテラシーに差があるので、目次をつくりました。


知らない人向け
1、バーニングジャパンとは

行ったことがある人向け
2、テーマキャンプについて

参加したい人向け
3、前提や参加方法など


 

1、バーニングジャパンとは

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バーニングジャパンは、アメリカ・ネバタ州で毎年開催されているバーニングマンと同じビジョンで開催する日本独自のローカルイベントです。

参加者ひとりひとりが「傍観者にならない」で、いち表現者として「売買ではなく与えあうこと」で関わりあうユニークなキャンプイベントです。

アート作品やパフォーマンス、音楽のほか、会期中の暮らしに必要な全てを持ち込んで架空の街を作り、また元のようにきれいにして終えます。


公式サイトの文言から引っ張ってきていますが、文字だけ読むと想像するのが難しいですよね。

では、過去のイベントの様子を見てみましょう。

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楽器を持ち寄ってセッションしたり…

 

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ご飯をつくって皆で食べたり…

 

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DJで踊ったり…

 

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その他にも、バーやアート、パフォーマンスなどがたくさんありますが、最大のポイントは・・・

これらは全て「参加者の持ち寄り」ということです。

 

イベント側で用意したものはイベントのシンボルであるフェニックスとテンプル、そして、トイレと最低限の運営だけです。

「出演者」や「出店」という概念もありません。

全部、参加者自らがつくって、集まって、3日間限定の小さな町をつくるのです。

 

ここでは

・やりたい表現をやってみる。そして、新しい表現や人をあたたかく迎え入れる。

ことに加え

・会場内でのお金のやりとりはNG。与え合い、助け合うGive&Give精神を持つこと。

・徹底的な自己責任。会場内にお店はありません。自分が3日間生きていくものは持参する。そして、痕跡(ゴミ)は一切残さない。

こういったことが定められたバーニングマンの10原則の元、イベントは開催されます。

 

「つまり、どういうこと?」

(これは僕の解釈ですが)

ほとんどの人は日々の中で「お金が儲かるか」だったり「社会的な体裁」といったこと抜きに、行動を起こせません。

「漫画を書きたい」と思っても、周りの人から「そんなのじゃ生きていけない。やめた方がいい。」と言われて、思いとどまる。そういうことも同じ理由です。

バーニングジャパン(本家のバーニングマンも)の会場内では、お金が存在せず、皆がやりたい表現をして、お互い温かく迎え入れる環境です。

つまり「今、お金も社会的立場も考えなければ、あなたは何がしたいですか?」という問いかけに近いと思っています。

 

ガチで話すと長くなるので、バーニングジャパンの紹介は一旦これくらいで。興味持った人は下記に参考の記事を貼っておきます。

【Burning Japan】世界最強のフェス「バーニングマン」の日本版。その現場とは?

音楽フェスに飽きた人におススメ~バーニングジャパンに行くメリット7つ

バーニングジャパンで感じて学んだ3つのこと-“多動力”会社員-

他にも検索すると体験レポート出てくると思います。参考までに。

 

2、テーマキャンプについて

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バーニングマン関連のイベントでは、何かの作品や出し物といったプロジェクトを一緒に創り上げる為に一緒にキャンプする仲間を「テーマキャンプ」と呼びます。何をやるのか、会場にどんなモノや場を提供するのかは、こういったグループ企画におまかせです。


僕は毎年、バーニングジャパンで、テーマキャンプを出しています。

過去につくったものだと・・・

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二階建ての六角形のサウンドキャンプをつくったり

 

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ピラミッド型のDJブースを三つ設置し、プロジェクションしたり

 

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去年はアートテーマ「 SKY ISLAND」に合わせて、スモークマシンと光の羽で「SKY DISCO」というテーマキャンプをつくりました。

 

 

そして、今年のバーニングジャパン全体のアートテーマは

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Hidden World(隠れた世界)

目に見える世界とは違った、隠れた世界がある。

おとぎ話の絵本や、ふとした散歩道にその入り口は無数にある。

といったものです(詳細は公式サイトへ)

 

 

このテーマに基づいて考えたアフロのテーマキャンプのコンセプトは

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コンセプトは「第三の目」です。

第一の目は視覚、第二の目は耳や手触りなどの感覚、第三の目は普段感じたることができないけど、確実ある何か「Hidden World」を感じる目です。

タイトルは「Dizzy Disco」

三つの目に見つめられて、めまいのするようなサウンドキャンプ。

 

 

そして、つくろうと思っているテーマキャンプのイメージは・・・

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巨大な三つの目を配置したサウンドキャンプ

ヤバイでしょ…?笑

 

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目の部分はプロジェクションで映像を投影し、動きます

 

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目はスクリーンになっているので、VJで色んな映像表現を行います

 

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構造としては基礎のフレームをイントレ、目の形のフレームを木工でつくり、白いスクリーンを貼る想定で考えています。

 

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こちらは上からみたテーマキャンプのレイアウトイメージです。

DJブース以外にも

・バー

・シーシャ

・ボディペイント

+α

など、色々やりたいと思っています。

この部分に関しては、テーマキャンプメンバーで考えてアイディアを広げたいなと思っています。

 

3、前提や参加方法など

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興味あるなーという人に参加前に読んでほしい3つの前提があります。

 

1)バーニングジャパン2019の参加者であること

このキャンプはBurning Japan 2019に参加するテーマキャンプです。

参加メンバーはBurning Japan 2019のチケットを購入する必要があります。

また、バーニングマンの10原則を守れる人に限ります。

 

2)コミュニティの一員であること

このアフロのテーマキャンプは一つのコミュニティです。

コミュニティの一員として、準備や片付け、運営など、助け合う意識が必要です。

「一瞬来てDJだけして帰る」という関わり方の人はご遠慮お願いします。

参加メンバーに手伝ってほしいことは下記のようなものがあります。

・コンテンツの案だし

・DJ/VJ

・バーの運営

・キッチンの運営

・備品の調達

・設営や撤収作業

・経費や人の動きの管理など

 

3)かかる経費へのドネーション

このキャンプの制作にかかる経費はアフロが個人で負担しています。

参加メンバーは可能な範囲でドネーション(寄付)してもらえると助かります。

去年は、全体で40万円ほどかかり、寄付で15万円ほど集まりました。

一⼈当たり5000円〜可能な範囲で頂いています。終了後、収⽀表を共有します。

学生など、お⾦が厳しいって人は言ってください。

 

上記、3点を理解した上で参加したい!という人は下記の情報をFacebookメッセージまたはLINE@で送ってください。

 

【送る内容】

「アフロのテーマキャンプの件」と添えて

・お名前

・このテーマキャンプでやりたいこと

・意気込み

 

【連絡手段】

Facebookメッセンジャー

https://www.facebook.com/afromancefp/

基本的にFacebook上でメンバーのやりとりをしています。Facebookで連絡をもらえるのが一番ありがたいです。

 

LINE@

https://line.me/R/ti/p/%40fromance

LINE@でも連絡頂ければ対応します。

両方とも、質問等あれば送ってください。

 

現在10名ちょっと集まっており、最終20〜30名程度のチームにしようと思っています。

人数を見て、途中で締め切る場合があります。

また、こちらの判断で参加をご遠慮頂く場合もあります。

 

楽しいテーマキャンプ、楽しいバーンにしたいと思っています!

どうぞ、よろしくお願いします!

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バーニングジャパン2019の情報は公式サイトをご確認ください。

 

 

世の中に、もっとワクワクを。

アフロマンス

同じことは二度とやらない。一晩限りの世界をつくる。サトウダイスケ (森の映画祭)

読了時間:約10分

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大企業ではなく、個人や小さなチームが主催するイベントが、SNSやメディアで話題になることが多くなってきた。

僕は、彼らのことを「小さな主催者」と呼んでいる。

テクノロジーが進む一方で、人が集うことやリアルに体験することの重要性が注目される今、小さいからこそ新しい体験がつくれる「小さな主催者」の時代が来ていると思う

そんな新しい時代の一面を知ってほしいという気持ちを込めて、本企画をスタートしました。

形式は、僕が気になる主催者に「ご飯をおごって、色々と話を聞く」スタイルでやっていきます。

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第三回は、オールナイトの野外映画フェス「夜空と交差する森の映画祭」(以下、森の映画祭)を主催するサトウダイスケ。「森の映画祭」のこだわりから誕生のきっかけ、フェスを開催する上での組織論まで、色々と聞いてみました。

 

 

一晩限りの世界をつくりたい。

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アフロマンス(以下、ア):まずは「森の映画祭」がどんなイベントなのか教えてもらえますか?

サトウダイスケ(以下、サ):一言でいうと「五感丸ごとで体験する野外映画フェス」ですね。

一晩限りの世界をつくろうと思っています。「ただ映画を流すイベント」にならないように、クリエイティブに力を入れています。

アーティストをコンテンツとすると、フェスはその為の「ただの箱」になりがちだと思っていて。僕はフェスという箱自体にエンターテイメント性が欲しいと思っています。

森の映画祭も「今年はあの映画を上映するから行く」じゃなくて、森の映画祭という枠組み自体が面白いから行くという流れにしたい。コンテンツに依存しない、そんなフェスを目指しています。

:なるほど。海外のフェスやパーティーは世界観を大事にしているものも多いけど、日本だとまだ少ないよね。

ちなみに、森の映画祭のテーマって毎年違うよね?結構がらっと変えるの?

毎年、会場もテーマもパンフレットも全部変えます。

今年のテーマは絵本で、パンフレットもハードカバーの絵本をつくります。

各エリアの名称も絵本の名前になっていて、それぞれにストーリーがあります。そして空間も、そのテーマやストーリーにちなんだ世界観になってます。

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テーマに合わせ、毎年まったく違ったテイストでつくる。2019年のテーマは絵本。詳細は公式サイトへ。

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パンフレットも絵本のテーマに合わせて、まさに絵本の体裁で制作される。

:ちなみに毎年テーマを変える中で、森の映画祭を通しての世界観やテーマってあるの?

:ゲームで言うと、ファイナルファンタジーみたいにしたくて・・・毎回テーマやストーリーは変わるけど、チョコボみたいな固定のキャラクターがいたり、オールナイトで朝までやって、4つくらいのエリアが同時進行で映画を流して、という形は同じです。

ただ、それをどう表現するか、という部分は毎年変えます。

:ちなみに毎年変える理由は何かあるの?

自分が飽きるからですね(笑)とにもかくにもルーティーンワークがダメで・・・でも、毎年会場を変えるのは実際大変です。会場との交渉や調整も大変ですし、場所によっては音出しの制限もあるし。

:イベントやってるからわかるけど、会場が変わると、設営から運営まで全部変わるからね・・・毎年運営変えるって冷静にやばいね。

:マゾですね(笑)ポケモンってゲームをやっていく中でエリアが変わっていくじゃないですか。世界観は一緒だけど、今度のエリアはここだ!って。森の映画祭も「今年のエリアはここだ!」ってやりたいんです。

:そんなに場所を転々として、リピーターはいるの?

:いますね。北海道から来てる方で、初回から今までフルで参戦している方もいます。毎回会場を変えて、お客さんを振り回してるんですけど・・・場所やコンテンツに依存せず、森の映画祭ブランドを楽しんでくれている人は増えています。

イベントのアイデンティティ(同一性)って面白いよね。毎年、場所も違うし、流している映画も違う。それって同じイベントなのか?という話。同じイベントである理由は「森の映画祭というブランド」と「主催のサトウくん」しかない。

僕が泡パをやり始めた動機の一つに、出演者でしか差が出ない音楽イベントが世の中に多かったってのがあって。しかも、人気のアーティストほど、たくさんのイベントに出ているから、新しさも中々生まれない。出演者を除いた時に、アイデンティティが残らないパーティーはつまらないと思ったんだよね。

:とても似てます。真似できないことを目指している訳ではないんですが、圧倒的な個性を目指しています。

 

 

偶発的な映画との出会いの場をつくる。

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:ちなみに、一番最初に「森の映画祭」をやろうと思ったきっかけは何なの?

:まず、そもそも野外映画祭がなかったのでやりたいと思ったのと、音楽のフェスはあるけど映画のフェスはないなと思ったのがきっかけです。

音楽フェスって、全然知らないアーティストを聞いてよかった、というのが生まれる場所だと思うんですよね。映画も「たまたま出会っちゃった」っていう瞬間があってもいいなと思って。

映画ってどうしても一直線で見るじゃないですか。映画館に行くにせよ、レンタルするにせよ、偶発性がないなと思っていて。もっとザッピングして欲しい。そういう場がまったくないのでやろうと思いました。

:わかるなぁ。ラーメン屋で毎月ブロックパーティーをやっている知り合いがいて。この間、DJで呼ばれて初めて行ったんだけど。

なぜ、クラブではなく、ラーメン屋でやるのか?

その理由の一つが、音楽やカルチャーとの偶発的な出会いを起こす場所をつくるって考え方なんだよね。

音楽に詳しい訳でもない、一般の人や中高生の場合、クラブは来ないけどラーメン屋で何かやってたらフラッと来てくれる。そこでカルチャーの交通事故を起こすって言ってた(笑)

:似てますね。ネットの映画配信サービスなども、ピンポイントで映画を見ようと思うと便利なんですが、目当てのものと周辺領域しか出てこない。

:デジタルで便利になるほど、未知なる映画とのランダムな出会いって難しくなっている。その解決策の一つとしてフェスがあるんだね。

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一晩を通して、複数エリアで映画を上映することで、フェス特有の「偶発性の出会い」が生まれる場になっている

:ちなみに、映画との出会いという意味でいくと、フェスという形式へのこだわりはあるの?大きく年に1回やるのを、もう少し小型化して、年に数回やるとか、そういう可能性もある?

:年1回のフェスとしてやる理由は、自分にとってのスペシャル感を演出するためですね。お客さんにもそうだと思いますけど。量産はしたくないんですよね。

2〜3ヶ月に1回とかだと、ルーティーンワークになってしまう。年1回だと、僕らも本気を出して挑めるんです。

また、世界観を大事にしたいので、空間的な規模感も欲しい。会場内を歩いて移動するといった楽しみも欲しいですね。

結果的に、年に1回、2000〜3000人規模のフェスを基本にして、たまにスピンアウトをやったりするような形になっています。

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そして、去年のこだわりが詰まったパンフレットの話へ…

:ちなみにこれが去年のパンフレットなんですけど、最初にもらった状態だとこんなにページ数なくて。

去年のテーマが「交差」だったんですが、人との出会いもある意味「交差」じゃないですか。

そこで、会場内の色んなエリアにページを設置したり、色んな人がページを持っているようにしたんです。参加者は会場を回って、設置されているのを見つけたり、人に話しかけたりするとページを足せる仕組みにしました。

人や場所から新しいページを集めるパンフレット。

結果的に、来場者全員が違うパンフレットになります。

:これはやばいね(笑)パンフレットにこれだけ力入れてるのがすごいし、効率とか完全に無視している感じがいいね。

:さらに参加者もHPからフォーマットをダウンロードして、自分のページをつくれるようにしました。

名刺交換ならぬ、ページ交換がイベント内で起こるんです。そして、同時に、パンフレットのページを全ページ集めるというのも不可能になります(笑)

自分が行った場所、会った人など、イベントの体験を記録したようなパンフレットになるんだね。素敵なアイディアだなぁ。

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各エリアに設置されているパンフレットのページ。内容もゲームだったり、切って組み立てると立体物ができるなど、ユニークなものばかり。

 

 

コアは少人数で、ディテールは皆に委ねる。

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:パンフレットで足されるページの中身って、すごいパターンがあると思うけど、どうやって考えてるの?皆で?

サ:そのエリアの担当が考えています。自分のエリアにどういうのを置きたいかという感じで。

ただ、このコンセプトは一度やったので二度は絶対にやりません。「集める」ってのは面白かったんですけどね。

他にも、そのエリアに置いてある標識や、そのバックストーリーとかも各エリアの担当者が考えます。

:そこら辺の線引きは興味あるな。各ステージの装飾や映画のセレクトなど、どこまでをサトウくんが考えて、どこからを皆に委ねているのか。

サ各ステージの装飾はまったく口出さないですね。安全か、安全じゃないかをチェックするくらいで。

各エリアのバックストーリーは一緒に考えますけど、そこから具体的なアイディアを広げるのは、むしろ皆にやって欲しいと思っています。

:面白いね。毎年のテーマはサトウくんが考えてるの?

サ:自分ともう一人の副代表の女の子、2人で考えて決めています。

:そこは皆で集まって考えるとかじゃないんだね?

:個人的な組織論があって。なるべくコアな考えは少人数で決めます。

森の映画祭チームはスクラップ&ビルドで、毎年解散します。そして、場所とテーマと日時が決まったら再募集をかけます。だから、テーマや場所に異議がある人はそもそも集まらないんです。

メインビジュアルと開催日時とメインのストーリーはこちらでつくって、エリアの名前とかは集まった皆と一緒に考えます。

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スタッフ50名、当日スタッフを加えると150名のチームで、森の映画祭はできている

:なるほどね。映画のセレクトはどうしてるの?

:上映作品チームが3名いて、彼らがセレクトしています。

:(HPを見ながら)このイベントで流す映画は、サトウくんは全部見てるの?

:応募作品を含めると200作品以上あるんですが、全てに目を通しています。

:すごいね。映画も毎年変えるの?

:映画は絶対に被らせないですね。

あと、流行りものも流さないですね。よっぽどコンセプトに合えば別ですけど。

クリエイティブの順番を決めてて、コンセプトの後に追従する形で映画を決めているので、流行りものだからと流したりは絶対しないですね。

:こだわりがすごい。

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会場の中には、コンセプトやエリアのストーリーから派生した様々なコンテンツを楽しむことができる

:サトウくんって本当に「つくり手発想」だよね。お客さんのためにつくるんじゃなくて、つくりたいからつくるって感じ。

:まったくもってそうですね。

:イベントやクリエイティブの世界って、答えがないじゃない。効率を求めると、面白いものってつくれないし。それってすごい大事な感覚だと思うんだよね。

みんな学校教育で正解・不正解の考え方を叩き込まれるんだよ。

イベントをつくる時も「どういう方程式があれば高得点を取れるのか?」と考えてしまう。

でも本来、イベントは白紙に絵を書くようなものだから、正解なんてないんだよね。

:一直線というか最短距離を探したがる人は多いですよね。

方程式に近いもので、森の映画祭をつくる時のフローチャートみたいなものは進行管理用につくっています。

毎回、イベントが終わった瞬間に、プロジェクトの開始から終了までのタスクやフローを書き出すんです。

最短距離を知りたい人って、そういうものを欲しがるんですけど、結局それを見たところで真似なんてできないんですよね。

:イベントが生まれる本質はそこじゃないもんね。もっと大事なのはこんな絵を書きたい、こんなイベントをやりたいって気持ち。

:この間、フェスをやりたいと相談してきた人がいて「とりあえず10人集めました!」と言ってきたんですね。

そもそも「フェスやりたい」ってのが謎だし、とりあえず10人集めても機能しないと思うんですよ。

何かやりたいイメージとか、企画があって、その為に必要な10人ならいいんだけど。

内容がない中で集められた10人って、向いてる方向がバラバラの人じゃないですか。後から同じ方向を向かせる方が難しいですからね。

 

 

最後に

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:最後に悩めるイベント主催者に対して、メッセージはありますか?例えば、友達以上の人が集まらないとか、悩んでいる人は多いと思うんですが。

:うーん、自分はイベントを当てようと思ってやっていないです。

「森の映画祭」もここまで大きくなるとは思っていなかった。

次の創作としてゲームをつくっているんですが、本当に好きな人が10人できれば大成功だと思っています。

友達以上を呼びたいって人は何を目的にしてるのか?

友達がたくさん来るイベントでも充分素敵なんじゃないか。

今一度、自分に問い直して欲しい。

:確かに色んな人と話すと、イベントをなんとなくやっている人って結構多いですね。しかも、そういう人に限って、同じことを何回も繰り返して「うまくいかない!」って思っている人は多い気がします。

:色んな人に言うのがあって「ジェンガ理論」っていうですけど。

自分のやりたいことを出し切ってから、崩れないレベルで引き算をする。

転倒しないレベルで、引き算をして、残ったものが自分が本当にやりたいこと、要は「自分の芯」なんだと思うんです。

僕もやりたいことを広げすぎてモヤモヤした時に、引き算しまくって「何がコアだっけ?」「何がしたかったんだっけ?」と問い直したりします。

自分を問い直す時は、このジェンガ理論で考えてみるといいと思います。

:他所のジェンガを見て、同じように組んでも、それって本当に自分がやりたい形なのかはわからないってことですよね。

外から見えてるものをまんま真似しても意味ないというか。

:誰かが「シンプルは最初からシンプルを目指すものではなく、引き算した結果である。」って言ってて。

真似をする人はシンプルになった結果のみを求めるんだけど、過程あってこそのシンプルなんですよね。最終形だけを真似しても意味がない。

引き算の工程を経験しないと、何故それに行き着いたかの哲学がないから、ただの模倣になっています。

:引き算のプロセス。いいものをつくるのに重要な要素ですね。気づきのあるメッセージ、ありがとうございました。

サトウダイスケからの学び

1

フェス自体にエンタメ性を持たせる

2

会場やテーマを変えて新鮮味を保つ

3

コアは少人数で、デティールは皆で

4

年一だから本気で挑める

5

デジタルだと難しい偶発的な出会い

6

ジェンガ理論で自分に問い直す