パーティークリエイターのアフロマンスです。
僕は主催者として、日々、DJやアーティストのブッキングを行っているのですが、人気の人にはどんどんオファーがいく傾向があるなと思っています。
また、そこには何かしらの理由がある気がしたので、ブッキングされる側は気づきにくいかもしれない「イベント主催側がオファーしたくなるポイント」を、自分なりに書いてみようと思います。
まず、普通に「ブッキングされる側」が想定しそうなことは…
「有名かどうかでしょ?」
もちろん、有名であることに越したことはないのですが、有名=ブッキングするって単純な話ではないです。また、出演数が限られていると、有名にもなりづらいので、鶏が先か、卵が先か的な話でもあると思います。
「曲つくって売れることでしょ?」
これもほぼ上と同じ話です。また今の時代、ネットだけで話題になってヒットすることもありますが、地に足つけて売れっ子になる為には現場は大事だなと思います。
「とにかく頑張って売り込むことでしょ?」
全然売り込まない人に比べたら、売り込む人のほうが見込みがあると思いますが、単に「お願いします!」というだけだと難しいなと思います。
じゃあ、どういうことなのよ?
と言うと…
1、意欲を感じる人
主催者も、クラブ関係者も、結局「人」です。
気持ちのいい人とは一緒にやりたいし、逆に「なんだかなぁ・・・」と思っちゃう人とはやりたくないと思っちゃいます。
端的に言えば
✔︎ レスが早い
✔︎ 何事も気持ち良く対応してくれる
✔︎ 謙虚である
✔︎ イベントを盛り上げようという姿勢がある
などは好感を持っちゃいます。
当たり前のようなことですが、これができる時点で割と差がつきます。
2、理由を持っている人
「自分を使ってくださいよー!」と言う人はたまにいるのですが、その理由まで言える人が本当に少ない。要は、なんで自分を使うべきなのか、理由を示せる人です。
✔︎ DJの腕だったら絶対の自信があります!
✔︎ 頑張ってお客さん呼びます!
✔︎ イベント運営で困ってることがあれば手伝います!
自分がイベントに貢献できる部分は何なのかを考えて行動している人は、そこでも差がつきます。
主催側からオファーするときも近い感覚はあって…
✔︎ 今回のジャンルなら、◯◯にオファーしよう!
✔︎ いつも人一倍頑張ってくれるし、◯◯に声をかけたい!
など、よくオファーを出しちゃう人は、何かしら「理由」を持っています。
3、結果を出す人
もちろん、オファーで終わる訳ではなく、最終的なアウトプットも重要です。
事前にやる気も感じるし、期待は膨らんで、注目している訳です。
そこで、当日もきっちり結果を出すこと。
これも当たり前ですが
✔︎ いいプレイやパフォーマンスをすること
✔︎ お客さんを呼ぶこと
✔︎ (たまたま上記がダメな日でも)プレイ以外のところで、イベントを盛り上げる姿勢を見せること
主催は、ちゃんと立ち振る舞いを見てます。
酔っ払って調子いいこと言ってるのも、控え室でクダをまいているのも、仮に直接見なくても、話は入ってきます。
じゃあ、どうするのがいいのかはシンプルですよね。
ざっくり言うと、上記のようなことがポイントかなぁと思います。
また、共通して言えることは
「一回一回のイベントを機会と捉え、大事にすること」
かなと思います。
ありがちなのは、DJやアーティスト活動を始めると、特に意識しなくてもオファーが増えていく時期があります。
「俺、今月こんなにイベントブッキングされてますー!」
と、SNSにこれ見よがしに書いちゃったりするのですが、主催がそれを見ると、少し残念な気持ちになってしまいます。
出る側にとっては数ある一つかもしれないですが、
一つ一つ、違うイベントなのです。
一つ一つ、主催者や関係者がいるのです。
また、一つ一つのイベントが、試される機会なのです。
そう思うと、意識や行動が変わってくるのかなと思います。
偉そうなことを言ってしまいましたが、僕も主催であると同時に、ブッキングを受ける立場でもあるので、改めて気合を入れようと思います。
頑張りましょう!
世の中に、もっとワクワクを。