表題のとおり
アフロマンスは、2012年から始まり、毎回レジデントDJとして出演していた「泡パ®」を、2018年6月2日(土)の開催を最後に、卒業します。
↑イベントの最後に発表した様子が動画として残っていたのでアップしました。
Q. 本当にやめるの?
「泡パ®」は、今後も続きます。
また、Afro&Co.(アフロの会社)としては主催を続けます。
しかし、アフロマンスは今後、レジデントDJとしては出演はしません。
イベントの運営もしません。
たまに遊びに行くかもしれないし、周年とかはゲストDJとして呼んでもらえると嬉しいなと思ってます(笑)
Q. なんで辞めるの?
動画の中では、パリピズムのオーガナイザー「みねおかさんのせい」と言っていますが、もちろん、それが根本的な理由ではありません(笑)
最大の理由は「泡パ®の今後の成長を考えて」ということです。
どんな組織にも言えることですが、立ち上げ(0→1)というのは「パワーを持っている個人」がいて、初めて成し遂げられるものです。
例えば、熱量が人一倍高かったり、色々なタスクを器用にこなしたり・・・
泡パ®でいくと、僕がそういうタイプでした。
しかも、2012年に始まって6年、
「泡パ®」に居続けたのは僕だけです。
こうなってくると、「元々パワーがある」×「長年の蓄積」で、組織内において、誰の追従も許さない状況になってくるのです。
「アフロが言うことは絶対」
その状況は、良く言えば、ある程度、安定して運営が続けられる。
悪く言えば、これ以上の成長が見込みにくい状況です。
最初に、立ち上げ(0→1)の話をしましたが、これからの泡パ®に必要なのは、さらなる成長(1→10→100)を成し遂げられるチームです。
有難いことに、2018年に入って、制作にはCRIENが加入し、RESIDENT DJにKICK OFF、YOU MATSUZAKIが加わり、泡パ®を次のステージに押し上げる人たちが集まっている。チームができ始めている。
そこに古くからいるアフロマンスがいない方が、本当の成長が見込める。
そう判断したからです。
もう一つは「僕個人の成長を考えて」ということです。
もし、僕がとにかく長い間DJを続けることが生涯の目的であれば、レジデントを続けるというのもアリだと思います。
しかし、僕はこれから新しい体験・新しいムーブメントをつくり続けていく「クリエイター」として活動していきます。
泡パ®のDJは大好きです。できれば、僕もやめたくない。
でも、泡パ®を見続けることは、自分も(そして、泡パ®も)あるレベルに制約していることに気づいたのです。
だから、やめようと判断しました。
Q. 辞めるタイミングは今なのか?
僕は「後輩が自分の納得いくレベルに達したら退こう」と思っていました。
そう思っている人は世の中多いと思います。
でも、それは違うのです。
「自分が退かないから成長しない」のです。
僕が大学生の時につくっていたフリーペーパーの話。
泡パ®と同じように、立ち上げから4年間、僕が編集長をつとめ、企画も、編集も、デザインも、営業もやっていました。
その時々で手伝ってくれる人が5〜10人くらいいましたが、結局、パワーがあり、長年やっている僕が牽引している状態でした。
ただ、幸か不幸か、大学というのは卒業があるので、後輩に引き継がなければいけない。
別に「後輩が充分に育った」と思った訳ではなく、とにかく引き継ぎしなければいけないから、とにかく「途中で投げ出さない奴」を次の編集長に任命し、卒業しました。
そして、数年後・・・
そのフリーペーパーは全国の学生フリーパーパーコンテストで1位をとりました。
編集部員は10人から50人に増加し、本誌で書くのが困難なほどの人気だそうです。
僕がやっていた時には考えられないほど、成長したのです。
今の「泡パ®」と重なって見えます。
とりあえず、僕がいなくなっても潰れないくらいのチームはいます。
最初はクオリティが落ちるかもしれません。
でも、それは次のステージに必要なフェーズなんです。
後輩が自分を超えたときや、自分が必要とされなくなったときは、辞めるべきタイミングではなく「辞めざる負えないタイミング」です。
本当に辞めるべきタイミングは、自分も絶好調で、後輩たちにプレッシャーを与えられ、かつ、自分がいなくても最悪潰れないと思える時。
だから、辞める判断しました。
でも、アフロはただでは辞めません。
動画のコメントでも言いましたが、
6/2(土)の泡パ®は、OPEN to LAST、メインフロアの開場からクローズまでの5時間、アフロマンス一人でプレイします!
B2Bは・・・あるかもしれません(笑)
が、基本は一晩を一人でプレイします。
そして、やりきって、卒業します。
「終わりがあるから、頑張れる。」
この概念は、紛れもなく、みねおかさんが教えてくれたことです。
物事には終わりがある。
わかっていたはずなのに、いざ、具体的な期限が目の前に現れると、まったく実感は変わってくる。
ただ「5時間DJすること」と「この5時間を最後に泡パを卒業すること」は、まったく違う。
入魂の5時間をお届けします。
アフロの生き様を。
アフロの6年間を。
見に来てください!
3日間、会社を休んで、準備します。
よろしくお願いします!!
世の中に、もっとワクワクを。