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6月 2015

Q. 早朝フェスって、どんなイベント? #早朝フェス

早朝フェス Morning Gloryville TOKYOとは…

「ストレスフルな平日の朝に音楽、ファッション、エンターテイメントなど、あらゆるテンションが上がる要素を取り入れることで、朝の通勤・通学時間をカラフルにする、日本初の早朝フェスです。」

 

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そんなコンセプトの説明はあるのですが、実際どんなイベントかわかりにくかったりするようで、「ヨガやるんでしょ?」「ひたすら踊るの?」「何時くらいに行けばいいの?」など、よく質問されます。

そこで本日は、早朝フェスの1イベントの流れを時系列で紹介してみようと思います。※会場イメージ、コンテンツの内容、タイムテーブル等は、イベントの回ごとに変わるので、参加する前に必ず詳細ページでご確認ください。

 

AM 6:00 – 開場

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水曜日の朝6:00に開場!そんな朝早くから人が来るのかな〜と思わせつつ、これが来るからスゴい!続々と参加者が入場していきます。合言葉は、「ハッピーモーニング」!

 

AM 6:30 – オープニングアクト

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早朝フェスの場合、スタートを「オープニングアクト」という形でライブショーケースから始めることが多いです。最近は、ラッパーのマチーデフさんにつくってもらった公式テーマソング「朝っぱら Jump Around」のライブを皆でやったりします。

【参考】朝っぱら Jump Around

 

AM 6:40- YOGA PARTY

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ライブショーケースが終わると早速、早朝フェスの人気コンテンツ・YOGA PARTYがスタート!一般的なヨガと違って、ノリノリのダンスミュージックに合わせて、踊ったり、ハイタッチしたり…楽しみ方をヨガのインストラクターの方が教えながらやるので、初心者も安心です。

 

AM 7:10- DJ TIME

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YOGA PARTYでフロアが温まったところで、お待ちかねのDJタイム!朝からテンションがあがるDJプレイが聞けます。ジャンルはDJによってさまざま。だいたいの場合、1回のイベントに3名くらいのDJが出演します。

 

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また、この時間は比較的フリーになるので、朝ご飯を食べたり、コーヒーを飲んだり…

 

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ヨガやマッサージのコーナーで楽しんだりと、人それぞれな楽しみ方をする感じです。

 

AM 7:40- Les Mills by Reebok

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Reebokが提携して、グローバルで展開しているグループ・フィットネスプログラム「Les Mills」をみんなで体験!こちらもYOGA PARTYのように、フィットネスとダンスミュージックを掛け合わせて、ノリノリでエクササイズ!

 

AM 8:10- DJ TIME

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そして、ここからは主にDJ TIME!グッドミュージックを、各自のペースで自由に楽しんでいきます!あとフラフープを持ち込んで踊る人や、ちょっと変わった格好をして、朝をカラフルに楽しむ人たちもいます。

 

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そして、これくらいの時間から徐々に各自の通勤・通学事情に合わせて出勤していきます。合言葉は「いってらっしゃ〜い」という感じ。

 

AM 9:00- アクロヨガ・パフォーマンス

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そして、早い時間に帰ってしまう人は見ることができない、とっておきのコンテンツ、「アクロヨガ」があります。その名の通り、アクロバティックなヨガ!思わず、立ち止まって見入ってしまいます。

 

AM 9:30- FINISH!

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最後はお客さんもスタッフも一緒になって、早朝フェス・オールスターな感じでフィニッシュ!お疲れ様でした!

 

 

という感じがざっくりとしたイベントのイメージです。

 

いつもギリギリに起きて、落ち着いて朝食も食べられないまま満員電車に揺られて…そんな人は、一度思いっきり早起きして、一緒に踊って、最高にハッピーな朝のスタートを切ってみませんか?

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1日がとっても有意義に過ごるかもしれません☆


早朝フェス・Morning Gloryville TOKYO #8

2015.6.24 WED
OPEN 6:00  START 6:30 – CLOSE 9:30

@スーパーデラックス
106-0031 東京都港区西麻布3-1-25 B1F

チケット:2,000円
※その他、早割・グループ割(4枚セット)などあり

イベント詳細・チケットはコチラ
>> http://sochofes-08.peatix.com <<

タイムテーブル:
6:30-7:10 朝っぱらJump Around & Morning Yoga Party
7:10-7:40 DJ:OMABOON
7:40-8:10 Les Mills by Reebok
8:10-8:50 DJ:Foomin
8:50-9:00 DJ:アフロマンス
9:00-9:10 アクロヨガパフォーマンス
9:10-9:30 DJ:アフロマンス

アフロ、バブルランやめるってよ

冗談みたいなタイトルを付けてすいません…

でも、事実でございます。

 

アフロマンス及びAfro&Co.は、スポーツワンさんと共同で立ち上げさせていただいた「バブルラン」から脱退することとなりました。

4月の海浜幕張でのバブルラン・ローンチ以降の、大阪や名古屋などの開催からは無関係となっています。

各所から未だに問い合わせをいただくので、一度きちんと発表した方がいいと思い、この記事を書くことにしました。

 

また、何故脱退したかの理由についても、自身への戒め、そして皆さんが同じような過ちを犯さない為の一助としても、明確にしたいと思います。

 

 

1、ビジネスとしての曖昧さ

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これは共同プロジェクトをやる際に、あるあるな失敗例だと思うのですが、いわゆる利益のシェアの仕方を決定せずに話が具体化していってしまったということです。

イベントをやろうという皆さん

イベントは成功しても、失敗しても、もめます。

大事なことは、スタートする前に、成功したときも、失敗したときも、どうするのかを話し合っておくことです。

振られたサイは、元には戻りません。

 

 

2、ディレクション範囲の不明瞭さ

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僕は、もちろん正当な報酬はいただきたいですが、お金のためにやっている訳ではないので、1よりも苦しかったのはこの部分です。

僕の得意とするところは、企画やクリエイティブのディレクションです。

1万人を集め、楽しませる「企画」や「コミュニケーション設計」はできると思っています。

が、この領域に関しても、個人的に満足のいくレベルでコミットさせて頂くことができませんでした。自分の納得のいっていないものが、僕の名前を通じて世に出て行く辛さを感じ、耐えられませんでした。

 

 

3、信頼とリスペクト

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そんな、少しフラストレーションを抱えた中でも、バブルランの実施は単純に楽しかったですし、非常に有意義な経験でした。

また、実施力というのはイベントの現場で目の当たりにするもので、スポーツワンさんへのリスペクトの念が自然と湧き上がってきました。

もっと言えば、感動しました。

僕は、誰かと何かをやる上で、もっとも大事だと思っていることは「信頼」と「リスペクト」の2つだと思っています。これらを現場で感じることができました。

ただ、1や2のような経緯をへて、お互いに「信頼とリスペクト」が持てるのかというと、少し時間が遅かったようです。なんとか頑張ってみようと試みましたが、頑張りきれず、残念ながらこのような決断となりました。

 

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最後に・・・

バブルランは、純粋にとてもいいイベントだと思います。他のファンラン系のイベントも参加しましたが、とびきりの非日常体験と言っても過言ではないでしょう。実施されているスポーツワンの皆さんも、本当に熱いし、信頼できる方々です。バブルランはご一緒できなくなりましたが、今後ともご活躍を期待しています。

また、泡パのスタッフのみなさんや、出演者のみなさんも、このような結果となってしまい、申し訳ありません。

本当に自分の納得のいくプロジェクトでないと、やっていても意味がないと思い、苦渋の選択となりました。

これに懲りず、今後ともアフロマンスをよろしくお願いします。

 

改めて、本当にいい経験をありがとうございました!

 

 

世の中に、もっとワクワクを。

アフロマンス

 

 


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泡パの最新情報は、公式サイト「泡パ.jp」へ


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小さなイベントの、大きな魅力。

 

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先日のEvent Salon TOYAMAにて、Code for Kanazawaの清原さんのイベント論は、以下のような導入から始まりました。

まず自身のイベントの規模感を捉えることが非常に重要です。10人〜30人のイベントをやるのか、1000人〜1万人のイベントをやるのか。そこを自覚してください。」

 

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ご存知のように、参加人数の大小によって「イベントが提供する価値」は大きく変わります。

しかし

「参加人数の多さ=イベントの成功」

とは単純に言えません。

 

そこで今日は、比較的規模の小さいイベント(参加者10〜50人程度)の大きな魅力について書きたいと思います。

 

 

1、人と人がつながる

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さんざん色んなイベントをやって、しみじみ思うのは、人との出会いは効率論ではない、ということです。

数字で考えれば、50人のイベントよりも1万人のイベントの方がたくさん出会いがあり、気の合う人と出会いそうなものですが、実際のところはまったく逆です。

50人規模のイベントで知り合い、仲良くなり、中にはプロジェクトを一緒にやるようになった友人もいます。逆に、数千〜数万人の大きなイベントに遊びに行った時には、そんな出会いはほとんどありません。

ある一定の規模を越えると、そこにいる人たちは「友達になるかもしれない人」ではなく「他人」になるのかもしれません。

 

 

2、参加者との境目が曖昧

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まぁ、ステージ上にいる人が主催(出演者)側で、フロアにいる人たちが参加者なんだろうな〜という感じですね。

 

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早朝フェスのヒゲくん主催のトークイベント「ヒゲトーク」の一枚

もはや、誰が主催側で、誰が参加者なのか曖昧ですよね…笑

 

というのは冗談、のようで、半分マジ、なんですが、
規模が大きいイベントだと、参加者=お客さん、主催=責任者、という役割が明確になっていく傾向があります。

逆に、規模が小さいイベントだと、立っている位置もフラットだったり、声かければしゃべれるし、主催も甘えてお客さんに手伝わせたりしちゃって…笑
というように、主催側と参加者側の関係が曖昧になっていきます。

それが、
主催側も一参加者のように楽しめるし、
参加者もイベントの一部にコミットして楽しい、
につながります。

 

 

3、一人の体験を大切にしやすい

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イベントをやっていると、ついつい参加者を数字で見てしまいがちです。

「1000人近くの人が集まって、とても盛り上がりました。」

でも、1000人は一人一人違う人で、それぞれに体験のストーリーがあります。

盛り上がった人も、盛り上がらなかった人もいるでしょうし、音楽に満足した人もいれば、ご飯に不満を持った人もいるでしょう。

結局は「人」なのですから、そういうミクロな視点は大切だなと思っています。

 

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そういうときに、規模の大きいイベントは一人一人の体験を把握することすら困難ですが、規模の小さいイベントでは当日主催者の腕次第なところもあります。(僕がフロアをうろうろして参加者と乾杯しているのはそのため!笑)

小規模だと、みんなを肌で感じられるし、なんだったらその場で楽しませることだってできる。

そういう部分も、いい所かなと思っています。

 

 

この記事を書こうかなと思ったキッカケは、オンラインチケットサービスのPeatixさんがやっている「Event Salon」というイベントです。

– イベント主催のためのイベント主催者によるイベント –

というようなフレーズでやっていますが、本当の魅力が中々伝わらなそうだなと横目に見ています笑

 

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このイベントの魅力は、

・話題のイベント主催者や仕掛け人の話が聞ける

こともありますが、正確に言うと

・50人程度の規模感で、話題のイベント主催者や、そういうことに興味のある人が集まる

ことだと思っています。

 

1、何かを仕掛けている人・仕掛けようと思っている人たちがつながり

2、主催側と参加者の境目が曖昧で、ゲストも参加者もお互いに交流が持て

3、参加者一人一人に目の届く範囲で、本当にいいイベントをつくっていく

ことができているのかなと思います。(褒めすぎ?)

 

今、京都でこの記事を書き、数時間後にはEvent Salon KYOTOでトークするという、なんとも告知のようで全然告知になっていない感じなのですが、本日参加される方や、今後のEvent Salonに参加される方の参考になれば幸いです。

 


Event Salon KYOTO vol.1「大人の遊び」

日時:2015年6月12日(金)19:00 – 21:30(開場18:30)
会場:oinai Karasuma

http://eventsalonkyoto01.peatix.com/