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1月 2017

なんで「1/26 アフロの日」をつくったの? #アフロの日

 

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どうも、パーティークリエイターのアフロマンスです。

今日は、今週にせまった「1/26 アフロの日」についてお話ししたいと思います。

 

 

そもそも「アフロの日」とはなんぞや?

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世の中には「記念日」というものがあります。

有名なものでいくと「11/11 ポッキー&プリッツの日」とか、「3/10 佐渡の日」とか。多くの場合は企業の商品PRだったり、地方自治体の観光PRなどの目的で制定します。

また、そういう記念日を認定している団体もあり「1/26 アフロの日」は、日本記念日評議会に申請し、認定してもらった記念日になります。

制定時の言葉を使うと、

“パーティーアイコンである「アフロヘアー」をシンボルに、日本のパーティーシーンの盛り上げを目指す日” です。

 

 

記念日は制定してからが本番!

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当たり前ですが、制定しても一般の人は「アフロの日」なんぞ知らない訳です。もっと言うと、世の中の知らない記念日なんて腐るほどある。

そんな中で、ちゃんと認知されていくためのアクションが必要になってくる訳です。

 

初回の2014年は・・・

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アフロ界の著名人として、林家ペーさん三代目パークマンサー(実はこのとき初対面)に出席いただき「アフロの日制定式」をやりました。

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その時の様子が、このようにニュースになって世の中に出ていきます。

 

2015年は、より幅広い層をとりこもうと・・・

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「アフロの日のテーマソング」をつくって、街中で皆で踊る「アフロモブ」をやりました。下はベビーカーのお子さん、上はパパママ世代まで、幅広い層に参加してもらいました。

実際の動画がこちら。ゆるふわハッピーなイベントでした。

 

2016年は、三代目パークマンサーを正式にPR大使に迎え・・・

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原宿で1日限定の「アフロの日ショップ」をオープンし、公式記念グッズを販売しました!

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この時はTVの取材も入り、全国ニュースになりました!やった!

 

・・・ただ、見ての通り、まったく利益が出るイベントではないので毎年やるごとに赤字です(笑)

「じゃあ、なんでやってるの?」という話ですが・・・

 

 

ひとつは「アフロの魅力を伝えたい!」

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こんなに個性的で可愛くて、パーティー感あふれるのに、それでいてそんなに嫌いな人もいない、こんな素晴らしいヘアースタイルはないと思っています。カラフルなアフロの中では、争う気も失せます。そんなピースな髪型アフロ!

また、リアルヘアーじゃなくても、アフロのカツラをかぶるだけでもなんだか楽しくなっちゃう、そんなパワーがあると思っています。

 

 

もうひとつは「僕が死んでも残るもの」

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イベントは楽しいですが、ほとんどの場合、主催者がいなくなるとイベント自体も無くなってしまいます。

いろんな作品もそうですよね。形あるものはいつか朽ち果てる。

そんな中で、クリスマスやハロウィン、バレンタインなど・・・
記念日は形がないがゆえに、ゆるやかに続いていく。人々が忘れない限りは。

アフロマンスのひとつの証として「アフロの日」が残ってくれるといいなと思っています。

 

 

例えば、こうなってくれると嬉しい!

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この写真は、アフロの日を制定した後に「今日はアフロの日とのことなので」というコメントと共に全く面識のない方がアップしていた画像です。こういうの、本当に嬉しいです!

例えば、アフロの日にちなんで

・アフロネタの料理をつくってみる

・アフロをかぶって誕生日祝い

・アフロのイラストを描いてアップ

・アフロをテーマにイベントを開催

・店員さん皆アフロをかぶって盛り上げたり「アフロ割(126円引き?)」などのキャンペーンを展開する

なんてことが考えられるかなぁと勝手に思っています。

もっと提案して、世の中に広めていきたいなと思っています。

 

 

PS

詳しくは公式サイトを是非チェックしてみてください!

http://afroand.co/afronohi/

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アフロマンス

パリピはひとりでは踊れない。

パーティークリエイター/DJのアフロマンスです。

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朝日新聞 2017年1月4日号の社会面。

昨今のパーティーピーポー(いわゆるパリピ)についての取材を受けました。

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紙面はぜひ買って手にとってね。WEB版はコチラ。

 

紙面自体は、取材を受けている中で紹介した僕の「元弟子」が主役になるという展開になったので、僕は脇役的な感じです(笑)

ただ、取材の中で、朝日新聞の記者の方の熱意のある質問に僕も刺激を受け、色々考えるいい機会になったので、パリピに関連して思うことを少し書きたいと思います。

※5部構成。いつもよりちょっと文量多めです。

 


目次

1.「パリピ」ってそもそも何なのか?

2. 若者を表す「真面目なパリピ」

3. 今パリピが普通になった背景

4. パリピスイッチを如何に押してあげるか

5. パリピの先にあるもの


◼︎

1. 「パリピ」ってそもそも何なのか?

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パリピ = パーティーピーポーという言葉が世の中でつぶやかれるようになりました。言葉のイメージとしては「パーティーで盛り上がってる人」「ウェイウェイ言ってるテンション高めな人」とかそんな感じでしょうか。

ただ、そういう人って昔からいた訳です。クラブもディスコもフェスも、昔からあったし、妙にテンション高い人もいた。

それが何故このタイミングで言葉化、そして社会面として取り上げられるかというと、それが今の若者(10代後半〜20代前半)にとっての「普通」だからです。

昔からあったシーン、そこにいるパリピ的な人。彼らはその世代の中では、「尖った人」「はっちゃけてる人」だったのです。

今の若い世代の中では逆で、パリピはごくごく一般的な人なのです。普通にそこらへんにいる若者。ただ、盛り上がるのが大好き。だからこそ、面白い側面も出てきています。

 

◼︎

2. 若者を表す「真面目なパリピ」

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パリピという言葉から連想すると、人に迷惑かける、ちょっとヤンチャなイメージがあると思うのですが、前述したように「ごくごく一般的な若者」なので、真面目な子も多い。

中には学生団体でクラブを貸し切り、満員御礼の大盛り上がりのイベントを仕掛けつつ、その利益をラオスの小学校をつくることに全額寄付している子たちもいます。彼らも立派なパリピ。

上の世代からすると、一見相反しているように見えることも、若い世代にとっては何の矛盾もないことです。「盛り上がること」「自分たちが楽しむこと」「人を楽しませること」「それを共有すること」「そして社会にも貢献すること」これらは全部、物を買ったり、お金を儲けたりすることでは得られない、社会性の高い幸福を感じる行為です。

リアルなイベントが流行るときに出る「コト消費」という言葉が、僕はあまり好きではありません。正直、ちょっとズレている。もはや彼らは消費ではなく、「コト生産」そして「コト共有」を求めていると思います。

 

◼︎

3. 今パリピが普通になった背景

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では何故、パリピがこのタイミングで若者を中心に一般化したかというと、テクノロジーの発達と、その環境に対するネイティブな世代だということがつながっていると思います。

今の若い世代は青春時代をスマホとSNSを当たり前のこととして過ごします。

SNSを使っているとわかると思いますが、なかったときに比べると、何かと人に見られる機会が増え、人の目線を気にする・意識することが多くなったと思います。ご飯を綺麗に撮ってアップするのもそうだし、写真をアップするために絵映えするスポットに行くのもそうです。

SNSがなかった時代を生きた世代からは想像できない、周囲の目の中で育っているのが今の若い世代なのです。だから、人と外れたことがしたくないし、一人だけで目立つことはできない。友達と同じ格好をするとはみ出さない、だから双子コーデなんて上の世代では理解できない流行も起きる。

そんなある種、窮屈な世代の彼らも、ある設定があれば、普段発散できない自分を出してきます。そんなパリピ・スイッチがあると思っていて、それがクラブや泡パやハロウィン、ワールドカップ、ひとりでは踊れないけど、皆が一緒に騒げるなら、人一倍騒いで発散する、そんな背景があると思っています。

 

◼︎

4. パリピ・スイッチを如何に押してあげるか

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では、どうやれば彼らを自己解放させてあげられるかというと、設定とリードの二つかなと思っています。

設定とは、この空間やこの場では、一般的な日常の社会とは別で、こういうことをやっていい、むしろそれが当たり前、という設定です。ディズニーランドでミッキーの帽子を被るのは当たり前だから恥ずかしくないけど、日常的に付けられるかというと無理ですよね。Slide the Cityで街中で水着に浮き輪を持って遊ぶのはできるけど、普段は街中を水着では歩けません。そんな日常と線を引く、非日常をつくることです。

また、リードとは、その空間や設定の楽しみ方を導いてあげることです。例えば、クラブで黙々と音楽をかけていても、彼らはなかなか踊れません。でも、ダンサーやDJが楽しみ方をリードすると、素直にそれにのってきます。早朝フェスでやっているヨガパーティーも非常にここにマッチしています。逐一動きを指示してあげると、みんな喜んでハードな動きについていきます。安心して解放できる環境をつくることが大事です。

 

◼︎

5. パリピの先にあるもの

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最後にこの現象が今を表しているとして、次はどうなるかという話。僕の仮説ですが、いくつかご紹介したいと思います。

・Chill Out

今まで「盛り上がること」を重要視していたパリピたちは、もう少し大人になり、リラックスした非日常体験を求めると思っています。ただ、非日常感とフォトジェニックは必須です。

・小さなパーティー

今まで大型のフェスやイベントなど、人とエネルギーが集まるフィールドを好む傾向にあったと思うのですが、もっとリアルな身近なつながりを大切にするようになり、1万人の不特定多数のイベントから30人のコアなパーティーに移行していく。

・超参加型

これはバーニングマンおよびバーニングジャパンというイベントを見ていて思うことですが、消費から制作・共有の欲求が強まっていく中で、参加者全員が表現者であり出演者という形も広がっていくと思っています。ニコニコ超会議などは近いかもしれません。まさに「全員主役」というイベントです。

…と、3個くらいあげるとキリがいいかと思ったので、こんな感じで。

 

 

いかがだったでしょうか?

よくパリピ、パリピと言いますが、考えていくと非常に奥が深いし、興味深い現象だなと思っています。

僕はそこに対して、常に新しいアンサーを出していけるように活動していこうと思っています。

何かの参考になれば幸いです。

 

アフロマンス

 

 


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アフロの2017年の抱負というか大事にしていきたいこと

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HAPPY NEW YEAR 2017 !!

あけましておめでとうございます!

今年もよろしくお願いしますm(_ _)m


パーティークリエイター/DJのアフロマンスです。

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今日は、個人的な2017年の抱負というか、大事にしたいことを宣言として書きたいと思います。

 

一言でいうと、

広げる×深める 2017

です。

 

その内容を、3つの視点でまとめました。

 

 

1、コミュニティと絆づくり

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僕が今一番関心があることが「コミュニティ」です。

一人でできることは限られているけど、皆でやれば実現できることがいっぱいある。利害ではなく、「世の中に楽しいことを作り出していきたい」という「気持ち」と「行動」でつながる輪を広げること。

 

Afro&Supporters

そんなコミュニティに関する、ひとつのプラットフォームを年末に発表しました。アフロマンスおよびAfro&Co.のプロジェクトを一緒につくっていくサポーターコミュニティ。ちゃんと「生きたコミュニティ」にしていくことが、今年の目標の一つです。ぜひチェックしてみてください。
https://afromance.jp/news161222

 

ペイフォワードの精神で

日本語で言うと「恩送り」。誰かから受けた恩を、自分は別の人に送り、「恩」が世の中を回っていくこと。その時の損得ではなく、僕は、僕と関係する色んな人に、できるだけ恩を送りたいと思っています。コミュニティの精神としても大事にしたいと思っています。

 

つなぎ手

僕はたまたま色んな業種・色んなシーンと接点があるので、今まで交わらなかったコミュニティ同士のつなぎ手として動いて、新たな化学反応を起こしていきたいと思っています。

 

 

2、非日常体験の拡張

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具体的な活動として、これまで同様「非日常体験をつくること」をコンセプトに、様々なイベントやプロジェクトをやっていきます。2017年はその「内容」や「やり方」を拡張していきたいと思っています。

 

Chill Out 2017

大型フェスやド派手な演出・音楽で「とにかく盛り上がる」体験が多い中で、ゆったりとしたチルな感じだけど「体験としては非日常」というプロジェクトをつくっていきます。2016年でいうとThe Lantern Festなど、徐々に展開を始めている企画視点です。

 

WOW感

泡パやSlide the Cityなど、ある意味で定番化してきたこれらのコンテンツを焼き直しではなく、皆の想像を超えるWOW感(思わず、WOWと言ってしまう驚き・感嘆)とともにブラッシュアップ・パワーアップさせていくこと。

 

小さな非日常

大きくする方向だけでなく、小さく、身近な非日常をつくっていくことも考えています。例えば、今までやっていたコンテンツが誰でも気軽に個人でも実施できたり、逆に、個人レベルで真似できる非日常体験を発掘・開発していくことを考えています。

 

 

3、アーティスト・文化人へ

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完全に個人的な目標なのですが、これまで「イベント主催者 兼 DJ」として活動してきたところから、2017年は「アーティスト 兼 文化人」に活動をシフトしていきたいと思っています。

 

ライブと体づくり

2016年は、様々なアーティストとのコラボや、現場を一緒にすることが多く、「ライブがやりたい!」という気持ちが芽生えてきました。2017年はそれを現実にするための創作活動と、ライブに(色んな意味で)耐える体をつくることをやっていきます。

 

本の出版

本サイトのように自分の考えを発信したり、書いたりすることが好きなので、それを一つの形にするという意味で本を出版したいと思っています。(ご興味ある出版社の方、連絡くださいw)

 

ファッションへの進出

これも、とにかく好き!という気持ちからなのですが、可愛くて面白い服が大好きで、グッズレベルのデザインはずっとやってきたのですが、それを進化させて、ブランドとして展開したいと思っています。

 

 

 

「広げる×深める 2017」まとめ

1、コミュニティと絆づくり

縁を大切にし、価値共感の輪を広げていく。つながりを深めていく。

2、非日常体験の拡張

これまでやってきた非日常体験づくりの幅を広げる、より深める。

3、アーティスト・文化人へ

個人としての活動も、内なる気持ちを大切にしながら、広げ、深めていく。

 

ある一方向を選択するのではなく、多様性とチャレンジ精神を大切にしながら、皆と一緒に突き進んでいくイメージ。

結果として、弊社のスローガンでもある

「世の中に、もっとワクワクを。」

に全てはつながっていく。

そんな2017年にしたいと思います。

 

頑張ります!一緒に楽しいことをつくっていきましょう。

よろしくお願いいたします。

 

アフロマンス

 

 


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