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1月 2018

「誰のものでもない」が一番強い。「アフロの日」と記念日の作り方。

 

1/26は「アフロの日」って知ってますか?

知らないですよね?

2014年に僕が勝手に言い出した記念日です。

 

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林家ペーもやって来た!「アフロの日」制定式

https://www.excite.co.jp/News/bit/E1390793192846.html

 

 

「記念日なんてつくれるんですか?」

「アフロの日」の話をすると、よく言われます。

一応「日本記念日評議会」という団体に申請し、認可を得たものですが、だからといって国民の休日になる訳でも、市販のカレンダーに載る訳でもないので、そこまで意味はありません。

 

ハロウィンも、バレンタインも、皆が認知し、アクションするようになって始めて記念日というのは機能するものです。

 

 

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特に儲かる訳でもなく(というか毎年赤字)

先々、儲かる目処もなく(まぁ好きでやってるからね)

懲りずに毎年、年に一回、アフロの日のイベントをやり続けています。

気づけば5年目・・・

今年も無事終わりました。

 

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今年はカラフルなアフロ盛カレーをつくりました(食欲のそそらなさがヤバい!)

 

楽しいことが好きな人が集まり、知り合いも、初めての人も、分け隔てなく、ピースなイベントができたかなと思っています。

 

そして、もう一つ嬉しかったことが、いろんなSNSアカウントが「アフロの日」でツイートしてくれたことでした。

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これ以外にも、たくさんの人が、いろいろな形で「アフロの日」をネタにしてツイートしてくれていました。

 

根回しとかはまったくしてません。

だから、朝見て、びっくりしました。

徐々にだけど、広がってきている(泣)

純粋にそういう気持ちです。

 

 

そこで、改めて、僕なりの記念日のつくり方を整理しました。

記念日は、僕が死んでも、あなたが死んでも残ります。

ただ、宣言しただけでは、記念日にはなりません。

じゃあ、どうすればいいの?という話です。

 

 

1、アクションにつながる日

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記念日は前述した通り、みんなが認知した上で、アクションにつながらないと形になっていきません。

例えば、文化の日や春分の日など、国民誰もが知っている記念日だとしても、一般的には「休日」の枠をでないため、「今週の休みの日って何の日だったっけ?」となる人が多いと思います。

逆に、クリスマスやハロウィン、バレンタインなど、アクションとセットの日は「あれ?2/14ってクリスマスだっけ?ハロウィンだっけ?」となる人はいないと思います。

 

「アフロの日」をつくるときは、そういう点も考えました。

・イベントやるときに、アフロをかぶる

・飲食店が、大盛りよりスゴいアフロ盛りメニューをだす

・いろんなキャラクターがアフロになる

乗っかってアクションができることが大事かなと思っています。

 

 

2、記念日は、早い者勝ち

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「2/14は何の日?」と聞かれて間違える人はいませんよね?

ということは、2/14に別の新しい記念日をつくっていくことは困難ということです。

だから、記念日は早い者勝ちなんです。

 

「1/26は、アフロの日」

この日にした理由は2つあります。

一つは、語呂合わせです。

ア=1、フロ=26で、アフロの日です。

※英語で「This is “a” pen」と言うように「a=1」でいいとすぐ思ったんですが、これには「強引!」という声が多いです(笑)

 

もう一つは、イベント閑散期だと思ったからです。

語呂合わせだけでいくと、12/6でもいい訳です。

でも、12月だと、その時期はクリスマスムード一色。他にも忘年会という強いイベントごとがあります。

対して1/26は、正月も終わり、成人式も終わり、、バレンタインまでの、特にこれといったイベントごとがないタイミング。

上手くいけば、色んな人にネタとして使ってもらえるかもしれない、と思って、この日にしました。

 

 

3、誰のものでもないこと

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記念日は「マーケティングの手法」ではありません。

逆に言えば、特定の人や企業のマーケティングに収まっている限り、本当の意味での記念日にはなり得ないんだと思います。

 

そういう意味で、

「アフロの日」とつけるか、「アフロマンスの日」とつけるか。

答えは明確です。

 

そして、先ほど紹介した色々なアカウントは、僕のことなど知らないでしょう。

それでいいんです。

 

また、僕がこれから「アフロの日」を育てていくときにも、一番の課題になっていくのはこの部分だと思います。

どう独り立ちをさせていくのか。

アフロマンスの「アフロの日」ではなく、みんなの「アフロの日」になった時が、本当に記念日になった時だと思います。

 

これからも、懲りずに、地道に「1/26 アフロの日」にイベントをやっていこうと思います。

 

次回は、2019年1月26日!

なんと土曜日!

興味のある方は、Facebookイベントページに「興味あり」を押してもらえると嬉しいです(笑)

https://www.facebook.com/events/2057735287837926/

 

 

世の中に、もっとワクワクを。

アフロマンス

箱は何でできているのか?

 

今日、「青山蜂」という箱(クラブ)がニュースになっていた。

渋谷のクラブ「青山蜂」経営者ら3人を逮捕 無許可で未明に営業、風営法改正後の初適用

http://www.huffingtonpost.jp/2018/01/29/seizure-a-club_a_23346190/

 

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個人的にものすごく思い入れがあるわけではないけど、僕が大学を卒業し、東京に来たときから4、5年くらい、よく遊びに行っていたし、たまにDJも出させてもらっていた。

今日、古い友人から「アフロもDJしてたよね」って連絡をもらった。

SNSのタイムラインも「まじか…」ってざわざわしているけど、若干、しょうがないよね、という空気が漂っている。

「思い出の箱だったのにな」と。

 

 

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一方で、同時期、奇しくも、同じく青山の名を冠する「青山fai」も、界隈のSNS上でざわざわしていた。

現場にいた訳ではないので事実は知らないが、あるオーガナイザーの方が、自分がブッキングしたDJに暴力をふるい、事後対応も含めて揉め、レギュラーでやっているイベントが青山faiということで(それ以前の経緯については知らないが)、今回の件だけで言えば、とばっちりのような形で「青山faiはひどい箱」のような印象がSNSを中心に広がっている。

そこに対して、青山faiでイベントをやっているオーガナイザーや、出演しているDJは非常に複雑な気持ちになっているだろう。

 

でも、どうしたらいいのだろう?

だって、箱の話だ。

 

 

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「そうだよな。箱って逃げられないんだよな…。」

数年前、あるオーガナイザーが前売を売りすぎて、箱に入らずクレームが殺到。オーガナイザーはどこかに雲隠れして、箱が大変な思いをした、といった事件を見聞きした時に、ふと、そう思った。

 

僕らがパーティーをやって、楽しんでいるあの場所は、客とも、オーガナイザーとも、出演者とも違って、逃げられない。

どれくらい逃げられないかと言うと、ご近所付き合いもちゃんとやらないといけない。路上にいい気分になって溜まっている客や演者がいたら、注意されるのは箱だ。未成年の飲酒があった場合も、イベントは他所でやればいいかもしれないが、箱は逃げられない。営業停止だ。

箱は、みんなの楽しい時間と思い出に、思いっきりリスクを背負っている。

 

 

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それを踏まえた上で、

改めて箱が何でできているかと言うと、

結局、その場に集まる人でできている

と思うんです。

 

店長、バイトなどの箱の人はもちろん、そこでイベントを打つオーガナイザー、ブッキングされる出演者、呼んだお客さん。そして、楽しかった、いいパーティーだった、となれば、口コミで評判は広がっていく。

人気のクラブは、特にそう。

そこに集まる人が、箱をつくってる。

だから、今回、悲しい思いや悔しい思いをしている人は、箱の人間でなくても、箱を構成している一メンバーではあると思うんです。

 

具体的に、どうした方がいいって話ではないけど、

僕らの楽しい時間と思い出に対してリスクを持っている箱に対して敬意を払いたいし、僕らも箱の人間でなくても、箱を構成する要素の一つだと思えば

もっと言ってもいい時もあるし、育てたり、守ったりする気持ちにもなるんじゃないか、と思った。

 

楽しいことをやっているのに、誰かが不幸になるなんて、元も子もない。

と思います。

 

 

世の中に、もっとワクワクを。

アフロマンス

 

トークイベントや講演の上手いしゃべり方

 

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パーティークリエイターのアフロマンスです。

いろんなトークイベントや講演会に出ている中で見出した、自分なりの「うまくしゃべるポイント」をまとめてみました。

よく「今度、トークイベントに出ることになったんだけど、どうしよう(汗)」という人がいても、大体の人は「慣れだよ、慣れ」しか言わないので、それ以外のアドバイスをしたいなと思います(笑)

※こいつ、アドバイスできるの?という方は、過去に出たトークイベントで、よくまとまっている記事があるので、そちらをチェックしてもらえればと思います。

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【ホウドウキョク】泡パの仕掛人が”しくじりの連発”から学んだこと

 


目次

1、成功に加えて失敗を話す

2、聞き手の目的を理解する

3、フォトタイムを設計する

4、ON THE STAGE!


1、成功に加えて失敗を話す

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トークイベントや講演会などに呼ばれると皆「自分のことをスゴいって思ってもらわなきゃ!」と気張って、成功体験ばっかり話してしまうんです。

あなたの大ファンたちの集いであればいいんですが、一般的なトークイベントで、なんらかのテーマや目的を持って来ている参加者からすると、「その成功の秘訣を知りたいんだけどな…」となってしまうし、最悪の場合「単なる自慢話かよ…」とうんざりしてしまいます。

そこで有効かつ簡単なのが「失敗を話すこと」です。

成功事例が大きければ大きいほど、失敗談が効果的です。

参加者からすると「あんなスゴいことやる人も失敗するんだ」と共感を得られるし、失敗から学べる教訓は参加者にとって自分ごと化しやすく、参考になるからです。

2、聞き手の目的を理解する

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トークイベントも情報戦です。

参加者の目的意識によってしゃべる内容は大きく変わります。

僕の過去に出たイベントだと

✔︎ 参加者は「イベント主催者」で、「自分に活かせるナレッジを知りたい」と思っている

✔︎ 参加者は「企業の広報や企画担当」で、「世の中で話題になる企画の作り方を知りたい」と思っている

✔︎ 参加者は「学生から主婦まで」幅広く集まり、「何かを始めるキッカケや後押しが欲しい」と思っている

などなど、需要は様々です。

熱い想いで自分の背中を押して欲しい!と思っている参加者が集まっているのに、イベントの専門的なノウハウを話しても「はて?」となっちゃう訳です。

「当たり前じゃん!」と思うかもしれませんが、恐ろしいことに、これはトークイベントあるあるで、何度もそういう現場を見ました…(恐)

これはトークイベントの主催側の責任も大きく、出る前に「今回のイベントの参加者層や目的は?」と聞いて答えられない場合は、そのイベントは赤信号だと思った方がいいです。

3、フォトタイムを設計する

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これは、地味に参加者の満足度をあげる設計です。

トークイベントに参加する人は「何かを持って帰りたい」「帰ってからも自分の中で復習したい」という気持ちがあります。

そこで、僕は意識的に「フォトタイム」を入れるようにしています。

例えば、3つのキーワードについて語ったあとに、3つのキーワードが一覧になっているような一枚絵を用意します。そして「まとめるとこうです!」と言うと、参加者は(この1枚を押さえておけばいいんだ)となって、パシャパシャ撮ります。

他にも、自分の強い言葉や、自分の考えを整理した図は、フォトタイムになりやすい。

ここで、すぐ次の話に行かないこと。

緊張していると、早くなりがちです。

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また、フォトタイムがうまくいくと、結果としてSNSにも感想などがアップされやすいという効果もあります。

 

4、ON THE STAGE!

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最後に、トークイベントや講演会というと地味なイメージがあると思いますが、そうは言ってもステージ上に数名のゲスト(場合によってはあなた一人で)がいて、その他大勢の人で話を聞くという、一種のライブエンターテイメントです。

内容はトークですが、ステージに上がっている!そして、参加者みんなを楽しませよう!という意識は大事です。

つまらない話を長時間聞くほど、苦痛なこともありません。

自分のする話を想像して、自分のことを何も知らない人が聞いたときに退屈にならないか、関心ないなーとならないか、考えましょう。

また、他所のトークイベントで、話が面白かった人のトークから「あれは一体、何が面白かったのか?」と考えていくとヒントがあると思います。

 

 

以上、思いつく「トークイベントでの上手いしゃべり方」のポイントでした。

ぜひ、トークイベントに出る際は、参考にしてもらえればと思います。

 

 

世の中に、もっとワクワクを。

アフロマンス

アフロ、本気出します

 

泡ましておめでとうございます。

パーティークリエイターのアフロマンスです。

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※ジョーク画像です。残念ながらマーロとは無関係です。

 

年末年始、いろいろと考えを整理したので、2018年のアフロマンスの活動の方針としてお話したいと思います。(ちょっと長いかもです)

 

 

1、2017年は色々やった年

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ちょうど1年前に書いた2017年の抱負的な記事で掲げていたテーマは

「広げる×深める 2017」

でした。

 

で、実際どうだったかと振り返ると、細かいことはさておき、この言葉の通り、広げて、深める年だったと思っています。

 

イベントは、泡パ以外にも、SONYさんとコラボした「低音卓球」、モンストとコラボした「モンスラ」や、ホストクラブとコラボした「マグロハウス愛本店」など、幅広く展開できました。

また、イベント以外にも、ゲストDJとしての出演もかなり増え、コメンテーターとしての出演や、トークイベントの出演、TVや雑誌のインタビューなど、多岐に渡りました。

また、深めるという部分でも、人とのつながりを重視し、コミュニティをつくることにチャレンジするなど、一定の成果を得られたと思っています。

 

ある意味、2017年の初心通りに動いた1年だったなと思っています。

 

その上で、今思うことは、

「絞る 2018」

です。

 

アフロマンスは、新しい局面に移ります。

 

 

2、僕の役割は何なのか?

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正直、仕事はいっぱいありますし、自分のやりたいこと・好きなことをそれなりのペースでやれていて、幸せものです。

 

ただ、僕はもっとチャレンジしたい。

僕にできることは何なのか?を考えたときに、これまではひたすら好きなことを全方位にやっていたけど、それをもっと絞っていくべきだと思いました。

時間も、人生も、チャンスも有限だからです。

 

 

アフロは2018年、

エンターテイメントで、新たなムーブメントをつくっていく

活動に注力していきます。

 

 

泡パによって、クラブに行かない人が行くようになったり、低音卓球によって、卓球に興味のない人がラケットを持ったように、世の中の様々なシーンに対して、新たなムーブメントを起こし、シーンを活性化させ、社会をよりハッピーにしていくという試みを、活動の根幹にします。

 

会社のキャッチコピーである「世の中に、もっとワクワクを。」は変わりません。

ただ、イベントをつくる会社ではなく

おもしろ企画を考える会社ではなく

マーケティングの会社ではなく

新しいムーブメントをつくる会社であり、クリエイター

として活動していきます。

それがやれるのは、今、日本でウチだけだと思っています。

 

 

3、ムーブメントは一人では起こせない

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泡パが何故流行ったかというと、全国各地で真似されたからです。

とても僕一人でやれない量の、たくさんの泡パーティーが全国で登場しました。

でも、それがムーブメントということだと思うのです。

 

僕の活動によって、今まで興味のなかった人たちが興味を持ち、今まで無かった楽しみが増えて、社会は少しだけよくなる

それが、パーティークリエイターです。

 

じゃあ、僕だけじゃなくて、もっと多くの人がパーティークリエイターになったらどうなるんだろう。

アフロマンスが100人いたら、世の中、さらに面白くなるんじゃないのか。

幸せの総量が増えるんじゃないのか。

 

アフロは2018年、

パーティークリエイターの大学

パーティーアカデミー

を立ち上げます。

 

そこで、5年以内にアフロマンスを100人つくります。

アカデミー以外でも、このブログや、SNSで積極的に、僕の知見やノウハウ、考えなどをシェアしていきます。

僕は、皆でムーブメントを起こしたいのです。

 

 

4、日本初のムーブメントを海外へ

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「今度はアフロが考えたことを世界で流行らそう。待ってるよ。」

周りの友人はもちろん、海外でつながっているオーガナイザーやプロモーターも、みんな言っていたのに、ずっと横において、見て見ぬふりをしていました。

絶対大変だし、そんなことできるかわからないから。

 

でも、もう見ないふりは辞めにします。

やりたいし、今の自分ならやれると思っています。

 

アフロは2018年から

日本初のエンターテイメント・ムーブメントを世界に展開します。

世界に通用する新たな一大フェスをつくります。

 

いきなり、大きなお金をかけたパワープレイはやりません。

本当のムーブメントは、0→100で起こるものではないことを痛いほど知っているからです。

小さい火から、巨大な炎にすることが大事なのです。

これに5年かけ、必ず成功させます。

 

 

5、だから、2018年は絞ります

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新しいムーブメントを仕掛け、これまでよりも大きなチャレンジをしていく。

そして、そのプレイヤーをつくっていくことに注力していきます。

 

なので、2017年までやっていたこと、受けていたことを辞めることも多くなると思います。

DJ出演は失くしませんが、大幅に減らします。

メディア露出は、時間と内容を加味して、取捨選択します。

その他、諸々の活動についても、活動の根幹と照らし合わせて判断します。

「やりたいことはやる」は、僕の人生の精神なので、趣味としてやることが増えるかもです。

 

とにもかくにも

アフロ、本気出します。

2018年もよろしくお願いします。

 

 

世の中に、もっとワクワクを。

アフロマンス