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4月 2018

なぜBBQイベントは楽しいのか?

 

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どうも、アフロマンスです。

今年も徐々に暖かくなって、外に出るのが気持ちいい季節になってきました。

以前から思っていたことなんですが、BBQイベントほど楽しく、鉄板なコンテンツはないなと思っています(笑)

毎年、5月に個人的にやっているAfro&BBQというイベントも、頑張って告知しなくても、100〜200人くらいが自然と集まります。

 

クラブイベントで集客するのは大変なのに、なんでBBQなら人は来るのか?

そこには、他のイベントにも参考にできる「理由」があるはず!と思ったので、BBQイベントの楽しい理由をまとめてみました。

 

 

1、傍観者にならない

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イベントに行って、最悪のケースとはなんでしょう?

僕が思うのは「何もやることがない」というパターン

イベントが終わる時間まで、ボーっとするしかない。そんな時は、来たことを後悔しますよね。

BBQイベントは、火を起こしたり、食材を持ってきたり、焼いたり、お皿や箸を配ったり、ゴミを拾ったり・・・何かとやることがあります。そして、そんなにハードルも高くない。

そういう意味で、BBQは「皆で一緒につくれるイベントフォーマット」なんだと思います。

ただ、見るだけじゃなく、自分も動いて、そのイベントに貢献する。

そこが「充実感」を生む。

主催するときは、運営側で何でもやってしまうのではなく、参加者がコミットできる余白を残すことが、参加者が楽しめるポイントになると思います。

 

 

2、体験は味を変える

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「BBQとかに行くやつの気がしれん。絶対にちゃんとした店で、ちゃんと調理したものの方が美味しいじゃん。」という人がいます。

そのとーり!

火力も調整できない。素人が焼いた肉が美味しい訳がない。

ただ、そこには「体験」という視点が抜けているかもしれません。

例えば、キャンプでつくったカレーをやたら美味しいと感じたことはありませんか?

あれは、特別なシチュエーションで、自分たちの手でつくったものだから、体験とセットで味が生まれていると思うのです。

同じように、バーベキューも、青空や、風や、炭の暑さや、汗、そして、自分で焼いた肉という環境やプロセスが合わさって「美味しさ」になっている

食イベントなど、仮に「食べる」がゴールだったとき、ゴールまでのプロセスにどんな体験を用意できるか、ということが、新しい体験をつくるヒントかもしれません。

 

 

3、共同作業で人がつながる

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イベントの満足度があがる鉄板の要因があります。

それは「人としゃべる」ことです。

別に、異業種交流会や街コンのことではありません。

一方的に人の話を聞いたり、ただ、音楽だけを聞いたりするより、自然な形で、気の合う人と楽しくしゃべったり、仲良くなったりすることができると、満足度があがります。

ただ、いきなり「はい、隣の人としゃべってください」と言われても困りますよね。また、しゃべりたい人のところに行きたくても、何かきっかけがないと行きづらい。

そんな中、バーベキューイベントは、人と一緒に作業する場面も多い。自然と会話が生まれます。また、いる場所も流動的なので、自然と興味のある人のところに行きやすい。

参加型の中でも、自然と共同作業が生まれるような設計が、人がつながりやすいイベントのポイントかもしれません。

 

 

最後に

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ただ、個人的にBBQイベントはゆるさが一番大事な要素だと思います。

主催側も頑張りすぎないこと。

やっている側も一緒に楽しめるくらいが丁度いいと思います。

ただ、楽しくなりすぎる傾向になるので、飲み過ぎとゴミの処理は気をつけましょう。

 

 

世の中に、もっとワクワクを。

アフロマンス

 


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2018.5.6(日)

Afro&BBQ -REVERSIDE BBQ PARTY-

https://afromance.jp/schedule/180506

Afro&BBQ 2018 -Riverside BBQ Party-

 

たくさん笑って、たくさん踊って、たくさんの出会いが生まれる、音楽とBBQのパーティー

今年もやります、Afro&BBQ!
多摩川丸子橋下の川辺、たくさん笑って、たくさん踊って、たくさんの出会いが生まれた、音楽とBBQのパーティー。

イベント側でBBQグリルを用意しますので、食材(肉・野菜・その他)は持ち寄りでご参加ください。参加者同士でシェアするとより仲良くなれます。

 

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日時
2018年5月6日(日)
START 12:00 – CLOSE 17:00
会場
多摩川丸子橋下(神奈川側)
東急東横線 多摩川駅、新丸子橋駅から徒歩10分
http://g.co/maps/e5t4k
ジャンル
All MIX
出演者
アフロマンス、KICK OFF and more
料金
参加費 : 1000yen
※食材は持ち寄り。ドリンクはキャッシュオンで用意しています。
こういう人にオススメ
・BBQが好き
・屋外で楽しくお酒と音楽を楽しみたい
・新しい出会いを求めている

泡パ® -Foam Paradise- #01

 

一生に一度は体験したい!泡まみれになる泡パーティー「泡パ®」

音楽とダンスに加え、踊りながら泡まみれになる地中海のイビサ島名物“泡パーティー”。今年1回目の開催はゴールデンウィークに決定!2018年のアートテーマは「Foam Paradise」。カリブ海の楽園 グレースベイ をイメージした3つのフロアで、一晩中楽しもう!

 

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日時
2018年5月5日(土)
OPEN 23:00〜(メインフロア OPEN 24:00〜)
会場
渋谷 clubasia
東京都渋谷区宇田川町13-8 ちとせ会館B1F
http://tk-shibuya.com/
ジャンル
HOUSE, All MIX
出演者
アフロマンス、KICK OFF、KENTARO TAKIZAWAYOU MATSUZAKI、SHISO and more
料金
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こういう人にオススメ
・非日常な体験を楽しみたい
・小箱より大箱の方が好き
・かっこいい音楽を楽しみたい

【参加無料!】泡パ® 2018 プレパーティー「Urban Paradise」

 

渋谷109MENS館のリニューアルを記念し、泡パ®2018のプレパーティーを開催!

2018年4月28日より、渋谷のファッションビル「109MENS館」が「MAGNET by SHIBUYA109」としてリニューアルオープン!

リニューアル記念に、5/1(火) 18:00〜21:00に泡パ®2018のプレパーティー「Urban Paradise」を7Fの「MAG7」にて開催します!

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日時
2018.05.01(火)
OPEN/START 18:00 〜 CLOSE 21:00
会場
渋谷 MAGNET by SHIBUYA109   7F “MAG7
https://www.shibuya109.jp/blog/?pi3=106971
東京都渋谷区神南1-23-10
ジャンル
All MIX
出演者
アフロマンス、KICK OFF、So-on
料金
無料
こういう人にオススメ
・気軽にパーティーに参加してみたい
・ゴールデンウィークに楽しいことをしたい
・新しい商業施設に行ってみたい

GLOBAL ALL MIX PARTY -GOLDEN WEEK-

 

盛り上がり間違い無しのオールミックスパーティー!

GWのスタートはTK SHIBUYAで!クラブ初心者でも楽しめるオールミックスパーティー「GLOBAL ALL MIX PARTY」略してGAP!今回は、TK SHIBUYAの1周年スペシャル!KIKC OFF、PASSION、SHU、AVIXと共に盛り上げます!

 

日時
2018年4月26日(日)
OPEN/START 22:00
会場
TK SHIBUYA
東京都渋谷区宇田川町13-8 ちとせ会館B1F
http://tk-shibuya.com/
ジャンル
All MIX
出演者
アフロマンス、KICK OFF、PASSION、SHU、AVIX
料金
22:00〜24:00
MEN:1000yen/NO DRINK
WOMEN:1000yen/FD+2D(FreeDrink 25:00end)

24:00〜
MEN:2500yen/2D
WOMEN:1500yen/2D

こういう人にオススメ
・とにかく盛り上がりたい
・小箱より大箱の方が好き
・日曜夜も楽しみたい

フェスの始め方

 

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どうも、アフロマンスです。

この間、うちに入ったインターンから「私もフェスをやりたいです!どうやったらフェスができますか?」というなんとも素直な質問をもらったので、僕なりの「フェスの始め方」を書きたいと思います。

 

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ただ「フェス」と一口に言っても、様々なフェスがあります。

まず、ここで扱うのは「野外フェス」です。

また、出店がメインの食フェス等ではなく、ステージコンテンツがメインの音楽系フェス、規模感は数千人〜のイメージです。

ちなみに僕が過去に手がけたイベントだと、1万人規模がMAXです。

 

 

1、フェスっていくらくらいかかるのか?

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いきなりぶっこみました(笑)

フェスって遊びに行ったことがある人はたくさんいると思いますが、いくらくらいかかっているのかは、全然わからないと思います。

もちろん、どれだけリッチな内容にするかなど、かなり幅があるのですが、クラブやライブハウス等でやった場合の5〜10倍くらいかかります(爆)

例えば、2000人のイベントを箱を借りてやった時に、仮に300万円かかったとすると、それと同じ規模をやろうと思うと、1500万円〜3000万円くらいかかります。(数万人〜になってくると、数億円〜!)

何故かと言うと、野外フェスの場合、全部用意しないといけないからです。

ステージ、音響、照明、そもそもの電源(=発電機)、受付からブース、誘導、控えから、トイレまで…

初めて野外フェスをやると、仮設トイレの値段にビックリすると思います。1台10万円くらいで、10台トイレを置いたらそれで100万円です。

だから、これだけは言えますが、基本フェスは儲かりません。

もちろん、複数のイベントをうまく回して、コストを削減して、、などできますが、それだったら色んなものが揃っている箱でやった方が安定すると思います。

逆を言えば、野外でも、ステージがそもそも備え付けであったり、トイレや電源などがある場所は経費は抑えられる傾向にあるので、会場を選ぶ時は、そういう点を考慮するといいでしょう。

 

 

2、じゃあ、お金を用意すればいいの?

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とにかく「今すぐフェスやりたいんじゃー!」という人は、細かいことは抜きにして、お金を用意しましょう。

知り合いのお金持ちや企業に話を持って行って資金調達するのもいいと思います。

そして、世の中にはイベント制作会社というものがあるので、そこに投げると早いです。

きっと、形にしてくれると思います。

 

・・・が、フェスというのは中々に難しいもので、生き物のような側面があります。

何故かというと、フェスはたくさんの人の集合体でできているからです。

一人一人が、気持ちを持ってつくるフェスと、ただ、お金を払って集めた人たちがつくるフェスでは、つくれるものが大きく変わってきます。

今流行っているフェスの出来上がりだけを見て「いくらでできるの?」というのは、スポーツ選手に「いくら払ったら、それ俺もできるの?」と言うようなものです。

一度もフェスをやったことがない企業が、大きな予算をかけても失敗してしまうのは、そういったフェスの成り立ちをわからずに、出来上がりだけを真似しようとするから起こるのです。

 

 

3、始まりは小さな一歩から

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フェスの主催者と話していると、始まりのエピソードは似ています。

「友達と毎年キャンプをしてたんだよ。それが年々人が増えていって、今はフェスになっちゃったんだ。」

「野外で音楽がやりたくて。最初は身内だけだったんだけど、今は地元の人も一緒になって、地域の祭りみたいになっているよ。」

こういう話をよく聞きます。

要は、世の中のフェスは、今ある形が突如出現した訳ではなく、できる範囲のものから年を重ねて成長したものなのです。

もちろん、有名なアーティストや、話題のコンテンツを組み合わせることで、一気に人を集めることはできます。しかし、一気に集まった人は、一気にいなくなる可能性も持っています。

目当てのものが無くなればいなくなりますし、次回来るかもわかりません。

でも、数十人〜数百人から始まり、徐々に成長していったフェスは、根が張った大きな木のように、根強いフェスになります。

だから、いきなり数千万のお金は必要ないのです。

できる範囲のものから始めて、いいものをつくることに専念する。そして、ゆっくりと大きくしていく。

それがフェスであり、ムーブメントのつくり方だと思います。

 

 

4、価値共感する仲間をつくる

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もうひとつの視点としては、一緒にやる仲間をつくることです。

当たり前ですが、フェスは一人ではできません。

当日は数百人、準備の段階からも数十人のスタッフが動いています。

そして、前述したようにフェスは儲かりませんから、割に合わないと言いますか、ボランティアな側面で成り立っていることも多いです。

そこで、大事だなと思うのは、価値共感できる仲間であることです。

もちろん、入り口は「なんか楽しそう!」「やってみたい!」でいいのです。

ただ、やっていく中で、何かしらの価値を感じれなければ、大変だし、割には合わないので、長くは続かないでしょう。

もし、今から新しいフェスをやろうと思うのであれば、自分が価値を感じる何かを打ち出し、そして、その価値に共感してくれる仲間を集めていくのがいいと思います。

「そんなこと言われても、思いつかないよ〜」という人が大半だと思いますが、そんな人は(3)で書いたように、まずはできる範囲のイベントをやってみましょう。

その中で、実体験から生まれた価値観は、人には真似できない「自分のフェス」の種になるはずです。

 

 

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ということで、僕なりの「フェスの始め方」でした。

要は、気負いせずに、やれることからやってみよう、ということです。

あと、自分の責任の取れないレベルで大失敗すると、取り返しのつかないことになったりもするのがフェスの怖い部分(借金を負ったり、怪我をさせてしまったり等)なので、そういう意味でも、できる範囲からやってみる、というのがいいと思います。

そして、こう言っている自分も、絶賛育てている最中です。

世の中に、もっとワクワクをつくっていけるように、お互い頑張っていきましょう!

 

 

世の中に、もっとワクワクを。

アフロマンス