5/30(土)、Event Salonというイベントが富山で開催されます。
いろんなイベントの主催者にフィーチャーし、トークイベントをやりつつ、交流会も開くようなイベントです。(なんと富山の酒蔵でやるそうです。面白いですね)
そこにお呼ばれして、一主催者として話をしにいくのですが、テーマが「熟成」とのこと。僕、似合わないなぁ〜w
http://eventsalontoyama2.peatix.com/
“vol.1は「行動」をテーマに自分の想いをイベントにする方法を学びました。ただ何事も継続することが重要であり、難しいことです。イベントが続いていくポイントのひとつは、主催者と参加者の協力です。(中略)「参加者と”育てる”イベントのつくり方」についてお話し頂きます。”
なるほど。
それは確かに重要だ。
重要というか、永遠の課題。
ぜひ、僕も教えて欲しいw(あ、行った時に他の登壇者の方に話を聞けばいいのか。いいイベントだ。)
まぁ、そんなことも言っていられないので、僕なりの「熟成」を当日までに考える訳だけど、まずは関連してイベントを続けていくこと、を考えてみたのね。そこで出てきたワードが表題。
イベントなんて、辞める理由がたくさんある。
1、まず、疲れる。
なんじゃそりゃって感じだけど、イベントを主催したことがある人ならよくわかると思うんだけど、リアルのイベントって用意することだったり、段取りだったり、いっぱいあるんだよね。
人を手配する。
場所を用意する。
コンテンツを用意する。
段取りを決める。
流れもふまえた上で、必要な物を全て用意する。
そして、だいたい予想外の出来事が起きる笑
また、イベントが終わるまで、
「人はちゃんと来るのかな…」
「天気は晴れるかな…」
「段取り、うまくいくかな…」
と悩みも尽きない。
マメな人は耐えられないよね。だから、イベントやってる人って大雑把なんだろうね。いい意味でね。
2、その割に、地味(笑)
僕は学生のときに、いろんなことをやったんです。
劇の脚本・監督、和太鼓の奏者、フリーペーパーの編集長、WEBサイトの制作・運営、広告のデザイナー…
比べると、なんかインパクトが薄いんだよね。(少なくともそんなイメージだった。)
その場にいた人以外には、中々伝わることもないし…
なんか裏方っぽいし…
だから、まさか「イベントの主催者」になるなんて、当時はまったく思っていなかった。
3、その割に、儲からない(笑)
※写真はイベント用の小道具です…orz
世の中のイベント主催者のうち、どれだけの人が儲かっているんだろう。
儲かるってのは、赤字か黒字かって意味ではなく、労力対効果みたいなこととか、ビジネスのスケール的な意味でね。
ITベンチャーがなんかサービスを当てて、数億円!とか言っている中で、そんなこともないし。むしろ、赤字でなくてよかった、的な。
「大きなイベントとか、めっちゃ儲かってるでしょ!」って思うかもしれないけど、イベントは参加者が増えれば増えるほど経費もどんどん増えるんだよ…orz
4、恋人に反対される(笑)
※お見苦しい画像ですいません
1〜3を総合した結果、イベント主催者はライフステージのポイントポイントで決断を迫られます。
就職のとき …社会人になったんだから、ちゃんとしないと
彼女ができる …もっと私との時間をつくってよ、と怒られる
結婚のとき …いい加減にしなさいよ、と諭される
子供ができたとき …どっちが大事なの?と詰められる
そして、主催者は去り、「いいイベントだったね」と思い出のアルバムの1ページとなるのです。
…
そんな続けることが困難なイベントですが、やっぱり続けていく人はいる訳です。
続ける人は、何が違うのか
僕は、何かを見つけられたかどうか、かと思っています。
正直、やめる理由がいっぱいあるイベント。
もちろん、楽しいからやるのだけど、楽しいだけでは続けられない場面がたくさんでてくるのです。
でも、続けるのは、その人にとって、価値のあることだからです。
それは自分の人生のことかもしれないし、人のためかもしれない。意義や大義かもしれない。
単純に楽しいだけでない何かをイベントの中に見つけたから、だと思います。
そう思うのも、僕自身がそうだからです。
…
続きは、Event Salonで…笑
(あんまり書くと、しゃべることなくなってくるしねw)
でも、こう考えていくと、イベントって深くて、面白い世界だな、と思います。
僕は続けていきますよ、これからも。
みんなに新しい体験を届けに。
Event Salon TOYAMA vol.2
「熟成」-参加者と”育てる”イベントの作り方-
日時:2015年5月30日(土)13:00 – 18:00(開場12:30)
会場:若鶴大正蔵
http://eventsalontoyama2.peatix.com/