どうも、パーティークリエイター/DJのアフロマンスです。
友人のヒゲくんが下記のようなブログを書いていました。
海外系イベントをパクらない理由
http://go-taichi.blog.jp/licence_contract
うんうん、と思うことちらほら。
そこで僕は逆の立場、ライセンス元から見る「イベントのパクリ」と「ライセンス」について書いてみようと思います。
そもそも「ライセンス元」とは?
上の写真は、2015年の夏に開催された「泡フェスOSAKA」です。
「アフロ、金持ってんな〜」
と思うかもしれませんが、「泡フェスOSAKA」にお金を出しているのは僕ではありません。こんな規模のイベントをやるお金はありません(爆)色んな会社さんが出資し、実行委員会をつくって展開しています。
僕はこれまでやってきた「イベントのノウハウ」や「ブランドの提供」、また「全体の監修」を行うことで、売り上げの一部をライセンス料(権利料)として頂くことになっています。
例えば、このような形が「ライセンス元」という立場です。
そして、
イベントをすぐにパクる人へ、
伝えたいこと。
その上で、ヒゲくんのようにちゃんと連絡してライセンスを取得してくれる方もいれば、いつの間にかロゴがそっくりなイベントや、酷いものになると僕の写っているイベントの写真をフライヤーに使ったりなど(!?)なかなか想像を超えてくる方もいます。
そういうオーガナイザーの方、またそういうのを見かけて「これ、いいの?」と疑問を持っている方へ、僕の考えを伝えたいと思います。
1.パクりたい人はパクっていいと思う
色んな意味でそう思います。
まず「パクリって何?」という点。
例えば、僕が泡パをやっていて、泡を出すイベントをやったらパクリなのか?と。でも、元々の発祥は地中海のイビサ島だったりするし、それを言い出したら僕もパクリだしね。
ただ「パクれるものならパクってみなさい」と思っています。
泡パを見て「泡を出せばいいんでしょ」と思っているなら、それは難しいかなと思います。話題化イベントの作り方でも書きましたが、色んなことを考えてつくってます。簡単には、パクれません。
もう一つ「ムーブメントは一人ではならず」とも思っています。
日本中で同時多発的に泡のイベントが展開されて初めてムーブメントの種になると思うのです。だから「パクられて(真似されて)なんぼ」かなと思っています。
ロゴやイベントタイトルまんまとか、僕の写真使うとかは誤認の原因になるので嫌ですが、いわゆるパクリ(真似する行為)はいいと思います。
じゃあ「ライセンスの意味あるの?」という話
2.ライセンスはお互いのリスペクトのこと
ヒゲくんがブログで「クリエイターへの尊敬」と書いてありましたが、僕が加えて言うなら、双方のリスペクトがとっても大事だと思っています。
「ん?クリエイターへの尊敬はわかるけど、ライセンス取得側へも?」と思うかもしれません。
僕が各地域のイベントをやっていて本当に思うのが「地元のことは地元の人が中心になってやるべき」ということです。やっぱり、地元の人抜きには良いイベントはやれないんです。だから、地方のシーンをつくっている・つくろうとしている人は、本当にリスペクトしていますし、是非一緒にやりたい。
だからこそ、僕はライセンス元として頂くライセンス料に見合うだけのモノをきちんと提供しようと日々思っています。
・これまでのやってきた資産、ブランド
・実施や安全面に関するノウハウ
・イベントの作り方
・情報設計やPRの協力
・都度の環境に合わせたカスタマイズ など
だから、僕にはライセンス料を払う価値があると思ってます!(たぶん!)
3.一緒にムーブメントをつくっていくパートナーへ
ライセンスがお互いのリスペクトだとすると、取得する理由は単なるコンテンツだけではなかったりすると思うのです。
それは、クリエイターと一緒にムーブメントをつくっていくパートナーになるいう点です。
僕ときちんとライセンス契約している人は、ほとんどの場合「とにかく楽しいこと・ワクワクすることが好きな人」です。そして「次のコンテンツをとても楽しみにしている人」ばかりです。
だから、今あるコンテンツだけじゃなく、次に生まれるであろうコンテンツに期待して、僕と関係値を築いているんだと思うのです。
僕も期待に応えるべく、どんどん新しいコンテンツをつくっていきます。
そして、それをパートナーと一緒に全国、そして世界にどんどん広げたいし、逆に色んなクリエイターとつながってコラボレーションしていきたい。
こういう考え方に共感できるかどうか、だと思います。
・・・という訳で、気になった方はご連絡お待ちしてます(笑)
一緒に世の中を「ちょっと面白くする」ムーブメントをつくっていきましょう。
「泡パ」「Slide the City」「早朝フェス」など、各種ライセンス展開のお問い合わせは下記まで。
※ちゃんと僕も見ますー!