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3月 2016

イベントにビジョンを持つまで。

こんばんは、アフロマンスです。

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今日は、イベントがビジョンを持つまでの話を、この度リニューアルを迎える早朝フェスの事例を交えながら、書きたいと思います。

 

=====目次=====

1、ビジョンからスタートすることは稀

2、考えるキッカケ

3、やっていく中で感じること

4、ビジョン=続けていく力

============

 

1、ビジョンからスタートすることは稀

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会社のビジョンに比べて、イベントをやり始めるときにビジョンから入る人は稀でしょう。

普通は「なんか楽しそうだから」とか、「音楽とかアートが好きだから」とか。中には「面白いアイディアが目の前にあるから」とかもあるでしょう。

 

早朝フェスの場合は一番最後の「平日の早朝にあえてフェスをやる」という、ユニークなアイディアからスタートしました。

「それは面白そうだ」

「なんだか共感できる」

そういう風にして、フィーリングから入ることはかえっていいことも多いと思います。始めからあまりにも目的が明確すぎても、実際のアウトプットが窮屈になりがちだったりもするので。

 

 

2、考えるキッカケ

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イベントをある程度続けていくと、ビジョンを持つキッカケになるようなことが起こったりします。

僕の場合は、ロンドンへ行き、本場の早朝フェス=Morning Gloryvilleに参加したことがキッカケになりました。

 

「まるで別物」だ、と衝撃を受けました。

音がいいとか、朝からすごい人数が集まっているとか、色んな違いはあるんですが、主催者の思考・目指している先が違うんだろうなと感じました。

日本は日本で独自の進化やコミュニティを形成していて、それ自体はとてもいいことだと思っています。別物でいいのです。

ただ、何を目指すか=ビジョンは必要だと強く感じました。

 

 

3、やっていく中で感じること

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「本当の学びは、経験からしか得られない」by アフロマンス…(爆)

真面目な話、いくら本を読んでも、人から話を聞いても、明日からの生活に根本的には反映はされないと思っています。

実際に行動して、成功を感じること、逆に失敗すること、そんな経験の蓄積が、その人の血肉となり、その人を形作っていくと思います。イベントも同じです。

 

早朝フェスをやっていく中で感じたこと…

《 成功体験 》

・朝から踊ることやヨガをすることってなんて気持ちいいんだ。

・ノンアル、ノンスモーキングで、健康的なことはとても気分がいい。

・美味しい朝食やコーヒー、マッサージなど色んな要素があるのは楽しい。

・朝から集まると、人と人のつながりができやすい。

などなど

 

《 課題認識 》

・人が徐々に減っている。

・(お客さんが減ると)収支が合わない。赤字になる。

・音の環境に満足できない。もっとレベルをあげたい。

・スタッフのモチベーションが下がっている。

などなど

 

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早朝フェスをやり始めて2年、スタッフ一同で改めて色んなことを振り返りました。集まったたくさんの気づきこそが次へのヒントになると思っています。

 

 

4、ビジョン=継続する力

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僕たちは何が大切で、何が大切じゃないのか。

なぜ、朝に踊るのか、踊らせるのか。

向き合わなきゃいけなかったことを、色々と話し合いました。

 

そして出たのが

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という言葉です。

 

僕たちは、単に「朝にイベントをやること」がゴールじゃない。

朝の時間を使って、健康的に、音楽やヨガやコミュニティの形成を通して、その人の人生が少しでもハッピーになる、本当の人生に気づく「キッカケ」をつくっていきたい。

そのアウトプットとしての早朝フェスがあるんだ、ということです。

 

なんとなく楽しい。なんとなくいい。

そう感じていたこと思っていたをビジョンにしました。

 

過去に書いた記事に

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イベントなんて、辞める理由がたくさんある。

というものがあります。

 

イベントなんて、理屈で考えればやめるんです。

そこに皆が信じられる何かがないと。

そのひとつの答えがビジョンなのかなと、今では思います。

 

 

そんな過程を経て、リニューアルする早朝フェス、是非一度参加してみてください。

また、この記事を読んだ人が、よりよい人生を送る「キッカケ」になれば幸いです。

 


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日程:2016年3月23日(水)

時間:開場 6:00- / スタート 6:30- / 終了 9:30(途中入退場自由です)

会場:CIRCUS Tokyo http://circus-tokyo.jp/
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-26-16 第5叶ビル 1F,B1F

 

出演者:

[ Special Guest DJ ] 大沢 伸一

[ Guest DJs ] FUJIKEN from KICK OFF / K (Play deciel)

[ Resident DJ ] アフロマンス

[ VJ ] yamane

[ Morning Yoga Party ] Maiko Kurata x DJ Satoshi Miya

[ Acro Yoga Performance ] 西浦莉紗 from ACRO YOGA JAPAN

[ Yoga ] ブライトン朝ヨガTEAM

 

チケット:
前売チケット:¥2,000
グループ割チケット:¥6,000(1枚で4名まで入場可能。1人あたり¥1,500)
当日チケット:¥2,500

《 イベント詳細・チケット購入はコチラから 》
http://sochofes160323.peatix.com

 

今後のスケジュール:

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◎こちらも読んでもらえると嬉しいです。

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今のクラブは、何かが違う?

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◎各種お問い合わせについて

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イベントの企画依頼、イベントや番組等の出演・取材依頼、スポンサード等のお問い合わせは下記まで。

問い合わせ担当:山崎 takehiro.yamazaki@afroand.co

3/25(金) 真っ暗闇の中で踊る新感覚イベント「暗闇ディスコ」@VISION #暗闇ディスコ #DarknessDisco

NEWS:大沢伸一、PUNKADELIXの追加出演が決定しました

 

=====

前売チケット ¥2,500
チケット購入サイト > http://kurayamidisco160325.peatix.com
※チケット購入後のキャンセルは受け付けておりませんのでご了承下さい。

=====

 

CONCEPT

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ずいぶん、便利になった。

音楽は手軽さを求めて進化し、音楽の価格は下がっていった。

ソーシャルメディアの普及により、セルフィという言葉が生まれ、 写真を撮るためにイベントに参加する若者たちがフロアにあふれた。

そんな今、改めて、 音楽のチカラを、ダンスミュージックの鼓動を感じて欲しい。光を絶った、音だけが存在する空間で。

これは、テクノロジーが普及した音楽シーンに対する、一つの実験です。

 

ABOUT EVENT

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会場は、渋谷道玄坂に位置するクラブ「VISION」の奥「DEEPフロア」。

ただでさえ薄暗いこのフロアの入り口を完全に塞ぎ、真っ暗闇にします。

さらに、参加者はスタッフの誘導の元、フロアに移動し、四方八方完全な闇の中で、自分と音楽のみが存在する空間を楽しみます。

 

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プロデュースは、泡パやSlide the City、早朝フェスなどを手がけるAfro&Co.。DJは、FPM田中知之がアンダーグラウンドなセットを披露する別名義 dodododとしてプレイする他、都内で活躍する実力派DJがプレイします。

※安全管理のため、DEEPフロアへの入場は人数制限を行わせて頂く場合がございます。

※前売チケットで、VISIONの 様々なフロアをお楽しみ頂くことができます。詳細は下記イベント概要にてご確認ください。

 

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フロアイメージ

 

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 音を楽しむ参加者のイメージ

 

 

========イベント概要========

 

イベント名: 暗闇ディスコ by Afro&Co.

開催日時:2016年3月25日(金)22時〜

会場:渋谷VISION
東京都渋谷区道玄坂2-10-7 新大宗ビルB1F
※club time イベントの20歳未満の方のご入場は固くお断りしております。ご入場の際には写真付きの身分証明証の提示をお願い致します。

前売チケット ¥2,500
チケット購入サイト > http://kurayamidisco160325.peatix.com
※チケット購入後のキャンセルは受け付けておりませんのでご了承下さい。

 

《 DEEP:暗闇ディスコ by Afro&Co. 》
dododod
大沢伸一
PUNKADELIX
アフロマンス
Astrosonic
DJ Sally
K-TA vs underdog
Ryushi
Akito

 

※下記のフロアも本チケット料金でお楽しみ頂けます

 

《 GAIA 》
TOMOYUKI TANAKA (FPM)
KEN ISHII
谷中 敦 (東京スカパラダイスオーケストラ)
YOU THE ROCK★ -LIVE SET-
KIREEK -ONE in TWO Release Japan Tour Set-
Hiroshi Nakamura (iDEP)
KEISUKE MATSUOKA (Re:ception)
TSUBASA
VJ : H2KGRAPHICS

 

《 WHITE:SALON LOUNGE 》
ami
Uka
NINJA STEP
TAKAP
ZOOEY
GOHLEM
SALON POLE DANCER:
mai
megumi

 

《 D-Lounge:produced by paranoia paradiso 》

 

《注意事項》※必ずお読みください

・安全管理のため、DEEPフロアへの入場は人数制限を行わせて頂く場合がございます。

・イベント内で撮影された写真及び映像に関する著作権は、当イベントの主催に帰属します。イベントの告知等で使用される場合がございますので、予めご了承下さい。

・本ルールは、主催者の判断により、予告無く内容が変更される場合がございます。変更があった場合は本サイト上で告知させていただきます。

 

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インスタで気づいた、もうウソはうんざりなんだな、という話。

あと数日で30→31歳になる、おっさん入門編、アフロマンスです。

 

Googleは使わない、SEO対策しているから——Instagram有名人のGENKINGが語った10代の「リアル」
http://jp.techcrunch.com/2016/03/03/istagram-genking/

 

この記事と、最近聞いたハタチくらいの子たちの話もふまえて思ったことを書きたいと思います。(上記の記事自体、とっても気づきがあったので、読んでない人は是非!)

 

この記事を読むのにオススメの方

・おっさん、おばさんの自覚のある方

・広告やマスコミなど、情報発信側の自覚のある方

・僕みたいにイベントや表現活動をやってる方 など

(逆に、20未満の若い子からすると当たり前のことばっかかもです)

 

 

流行りのインスタって結局なんなんだ?

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って話ですよ。

僕のこれまでのイメージは

・オシャレな写真のSNS。

・流行っている。特に若い子の間で。

・要は、写真中心のtwitterみたいなもんだよね?

・リンクを貼ってもクリックできないからサイト誘引とかしにくい

・広告始まったけど、マーケティングツールとして使えるのか半信半疑

って感じでした。

が、最近この認識が大きく乖離していることに気づきました。

 

 

1、インスタ=リアルを確認するツール

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単に「リアル」っていっても色んな意味がありますよね。僕は「事実を確認する」ってところまで含めて機能しているんだなと思います。

ネットが普及して、検索でなんでも簡単に調べられるようになったけど、検索した先もウソだらけで、ランキングも、口コミも信じられない。

そうなったときに色んな人がアップしている画像をすぐに見れて、リアルな本当の情報を確認できるのがインスタだったんだなと気づいたんです。

イベントも行く前にそのイベント名のハッシュタグで検索して、本当にイケてるイベントなのか、いい感じの写真が撮れるのか、を見ている訳です。なるほど、と。

 

 

2、文字は読まないスマホネイティブ

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あと、若い子に、イベントの話を聞いているときにビックリすることがありました。「サイトの文字は読まない。写真、あとは動画しか見ない」って言ってたんですね。

もう、30代以上のテレビ世代が新聞をなかなか読まないくらいの感覚で、インスタ世代はスマホで文字なんか読みたくないんですよね(そうなるとこのブログも読まないと思うけど・・・笑)

ちょっと前に、WEB業界では写真や動画を多用して「リッチコンテンツ」とか言ってたけど、そうじゃない。それが「当たり前」なんだ、と。

だから、写真や動画を即見れるインスタは便利なんですよね。googleでググって文字がいっぱい出てくるだけでテンション↓みたいな。なるほど。

 

 

3、広告的発想の限界

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・インスタが流行ってるからオシャレな写真の広告を出せばいい

・フォロアーの多い人にステマさせればいい

こういう普通に思いつくSNSのマーケティング手法が、求められていることと乖離していることに気がつきます。

流行っているプラットフォームがなんなのか以前の話、もうウソにはうんざりなんだよ、ということだと思うんです。誰だって騙されたくない。

 

もう、正直に、真っ当に勝負をするのが一番の近道なんだろうなと思うんです。イベントであれば、その内容を妥協なしに考え抜き、過ちがあれば認めて改善する。その上で、最大限に伝わる手法やクリエイティブを考える。

結果的に、好意とともに写真がアップされる。広がる。

思っている以上に、見せ方だけがうまいヤツが沈む時代がくる、そんな気がします。

 

とっても当たり前のことだけど、いつの間にか違うことをしていたって人も多いんじゃないでしょうか。もしかしたら、今一度自分の仕事や表現活動を考える、いい機会かもしれません。

 

 

PS

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こんなわかったようなこと言ってますが、僕もおっさんなので本当にわからないです、この感覚。

人間は水の中では息ができない。魚は水の中で生きるのが当たり前。

そこでいうと、インスタやミクチャって、若い子(魚)にとっての海みたいなものなんだろうなと思うんです。おっさん(人間)は海に浸かったり、泳いだりできるけど、そこで生きる感覚は結局わからない。

そんなことをふと思いました。(画像は内容とはまったく関係のない、海を見る人というSFファンタジー小説です。理系の人にはオススメの面白い話です。)

 

 


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◎SNS・・・だけど、ここもよくよく考えなきゃな・・・

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