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afromance

マグロハウスにテクノうどん…何故そこに行き着いたのか?食×ダンスミュージックイベント五選(※随時更新)

どうも、渋谷のコワーキングスペースで仕事してたら渋谷NO.1ダサい男 ヨッピーに盗撮されたパーティークリエイターのアフロマンスです。

 

 

最近、チキン食べ放題のエナチキや、年末に主催するマグロハウスなど、食 × ダンスミュージックのイベントが続く12月だったので、2つと合わせて個人的に面白いと思っている「食 × ダンスミュージック」イベントを紹介したいと思います。

※食 × ダンスミュージックイベントで、面白いイベントあったら教えてください(随時更新します)

 

 

1、テクノうどん

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「テクノに合わせて踊る代わりにうどんを踏んだらどうだろう?」という発想から生まれたテクノうどん。また、裏テーマでは風営法の「踊ってはいけない日本」に対するアンチテーゼにもなっているとか(踊ってないよ、うどんを踏んでるんだよ、的な)。

その企画力は、食 × ダンスミュージック界の王者とも言えるイベント。

実際、話題は次々と広がり、2015年には東京タワースタジオで開催し、チケットもソールドアウト

次回開催は、主催者の一人手塚さん曰く「忘れた頃にやろうかな」とのこと。そのゆるふわな感じもカリスマ感あります。

公式サイト:http://techno-udon.com/

 

 

2、美食晩餐会

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パーティーオーガナイザー界の異端児 よっちゃん主催。グラフィックの通り、クラブで女体盛りアートをやっちゃおう!そして、皆で食べよう!という企画。

当時twitterで話題になっているのをみて「行ってみてー!」と思って、普通に参加して、よっちゃんと知り合いました。

こちらもまさに嫉妬する企画力!そして、行動力!(よくやるよね)
食 × ダンスミュージック界の異端児!!

関心するのは、女体盛りという一般的に「エロ」なコンテンツを、フードアーティストの腕と会場演出によってアートに昇華させていたのが素晴らしかった!

こちらも開催予定があるかは謎…です笑

主催者の公式Twitter:https://twitter.com/menbokunai123

 

 

3、DEBU LUNCH

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ここまで来て、知っている食 × ダンスミュージックイベントが2個しかなかったので「まとめになんねーじゃねーかよ!」と思い、検索したら見つけましたよ。

食×ダンスミュージック界の「黄レンジャー」を!

その名も「DEBU LUNCH(デブランチ)」!
なんて潔いタイトルだ!!

キャッチコピーは「ハイカロリーフード&DJ・高血圧系ハイブリッドイベント」!「カレーは飲み物」って一言もスパイスが効いている。ちなみにイベント内容もカレー飲み放題らしいです。

僕も行ったことがないイベントなので、機会があれば是非行ってみたいイベントですね。

 

▼イベントの様子。ツッコミどころがありすぎてツライ。

《 DEBOO! JAPAN 》カレー飲み放題?北堀江のclub vijonで開催されたデブの祭典「デブランチ」に行ってきた話。
http://deboo.info/2015/05/02/debulunch/

 

 

4、エナチキ

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えーと、ここからは手前味噌コーナーです笑

とっても良いイベントなので、是非ご紹介します(僕は主催ではなく、DJとして呼ばれているイベントです)。

DJとケータリング(イベントでご飯を出す人)がタッグを組んで開催するエナチキ。主催の色が出るもので、DJも食もこだわりがあるイベントです。

まず、チキン食べ放題とカレー販売、それぞれにタイムテーブルがある!(新しい!)そして、エントランスの料金も1ドリンク付きか飲み放題か選べるハイブリットっぷり。とっても素敵だなと思います。

DJもマザーファッ子とか、DJ 酒井法子とか気になるメンツがいっぱいです…笑

詳しくは以前の記事へ:https://afromance.jp/?p=1075

 

 

5、マグロハウス

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その名の通り、ハウスミュージックをかけながらマグロの解体ショーをする、そしてお客さんに無料で振舞っちゃうというイベントです(アフロが主催するイベントです)。

なんでマグロとハウスになったの?と聞かれるのですが、以前から魚介類の水々しさとハウスのグルーヴ感が合うような気がしていたのです。これがうまくいって、今後予算の都合がつけばスシハウスもやりたいですね。

公式ページ:http://afroand.co/magurohouse/

 

 

◎その他のタレコミ情報

この記事を書いた以降にタレコミ等で知ったイベント情報です。基本的に参加したことがないので詳しくは書けませんが、どれも面白そうだし、美味しそうです(笑)

 

常夏アイスクリーム

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「アイス食べ放題×DJ×女の子」がテーマらしいです。サイトとか映像とかがやたらオシャレです!素敵です!

【RETRIP】女子必見!アイス食べ放題×DJ×女の子の「常夏アイスクリーム」が楽しそう
https://retrip.jp/articles/6026/

 

ピザ屋のあの子に恋してる。

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おそらく「常夏アイスクリーム」と同じ主催の方、ですよね?こちらは「ピザ+女子+DJ」がテーマのようです。映像がオシャレ!そして日本語タイトルもいいですね。

 

Agartha presents Psychedelic trance party
~Agartha×観音サウンド×越前蟹~

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なんと越前蟹が食い放題のサイケデリックトランスパーティー!!なんだろう、このマグロハウスを余裕で飛び超えるインパクト。「今年も…」と書いてあるので、歴史もありそう。なんか凄いとしか言いようがないです。

 

 

◎まとめ

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いかがだったでしょうか?

パーティーを構成する要素として「食」は一般的に重要な要素だと思います。しかし、ことクラブに関しては費用対効果や時間帯の話もあり、中々企画の選択肢として採用されることも少ないようです。

でも、単純に言えば「いい音を聞いて、美味しいものを食べるのって幸せじゃない?両方揃えば、もっと幸せだよね!」ってことだと思います。

色々諸事情はあると思いますが、企画の選択肢の一つとしてアリなんじゃないかなと思います。

PS
僕の知らない、面白い食×ダンスミュージックのイベントもまだまだ沢山あると思うので、知っている方は是非教えてください☆

 

 


DJもします_バナー

パーティークリエイター・アフロマンスはDJはもちろんのこと、イベントの企画、トークイベント出演、広告起用、取材、執筆など、なんでもござれでございます。依頼は下記のメールアドレスまでご連絡ください。

info@afromance.jp

「音楽を楽しむ」から「盛り上がる」へ。現場で感じるダンスミュージックシーンの変容とこれから。

こんばんは。

パーティークリエイターのアフロマンスです。

 

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たいそうなタイトルをつけましたが、僕が2015年に全国のクラブやフェスでちょこちょこDJプレイをさせてもらい、またイベント自体の企画をやる中で感じた、ダンスミュージックシーンの変化について書きたいと思います。

※自身が感じているマス的なシーンのことで、ここに当てはまらないイベントやシーンも沢山あると思いますので「あくまで参考として」読んでいただければ幸いです。

 

 

◎3年前と人が入れ替わった?

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そう思えるくらい、フロアの求めているものが違うように感じます。

もちろん、DJとして新しい音は求めていく訳ですが、そういう話ではなく。

3年前にフロアを沸かせていたプレイスタイルも、今のフロアでは中々対応できなくなってきています。

たくさんの人が集まる場であればあるほど、その変化は顕著な傾向にあります。

 

 

◎仮説とアンケート

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そこでちょっとしたアンケートを、twitterでやってみました。

僕の肌感に基づいた、アンケートです。聞いたのは…

 

DJに求めるものは…

A. とにかく盛り上げて欲しい

B. 未知の良い音楽を教えて欲しい

 

結果は…

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A. とにかく盛り上げて欲しい …55%

B. 未知の良い音楽を教えて欲しい …45%

 

これをどう見るかは人によると思うのですが、10年ほど前からクラブシーンにいる身としては、著名なゲストDJは僕たちの知らない曲を色々知っていて、めちゃカッコよかった、という記憶が強烈にあります。

 

だから、個人的に(究極の二択という前提で)基本線はBだと思っていました。

結果は、Aの方が多い。また、集計中は途中までAがかなり大差をつけていたので焦りました。(n数も多くないので、あくまで参考までに)

 

 

◎変わるダンスミュージックシーン

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表面的に、よく出てくる話は、

「EDMじゃないと盛り上がらない」

「知っている曲じゃないと盛り上がらない」

という話かと思います。

確かに、そういう面もあるのですが、僕はもうちょっと本質的なところで、ダンスミュージックへの需要が、

「音楽を楽しむこと」→「盛り上がること」

に比重が傾いてきているんじゃないかと思っています。

 

 

◎DJは、インストラクターへ

この感覚は、いくつかの現場での体験を複合的に考えた結果、出てきた仮説です。

 

1、人気DJのプレイスタイルを見て

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最近の人気のDJのプレイを間近で見る機会も増えてきて、とても不思議に思うことがありました。

知らない曲が1曲もかからないのです。

前述のように、ゲストDJはどこで見つけてきたかもわからないような曲をかけて盛り上げたり、そんなプレイの中で皆が知っている曲も絶妙のタイミングにかけて、より映える、というのも感じてきた自分としては驚きました。

でも、そんな皆が知っている曲で構成されたプレイで、フロアはめっちゃ盛り上がっているのです。

どこがポイントなのかなと思っていると、大前提としての安定したプレイもさることながら、MCや身振り手振り、盛り上がるパフォーマンスが凄いのです。(写真は僕ですが、決して人気DJと言いたい訳ではないですからね!ご注意を)

 

 

2、早朝フェスのヨガパーティーやLes Millsを見て

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また、DJとは違いますが、ダンスミュージックの現場ということで、早朝フェスにはヨガパーティーやLes Millsというコンテンツがあります。

それぞれ内容は異なるのですが、DJから見ての共通点は、動き方(踊り方)をステージ上の人が導いてくれるところです。

この音楽のこの部分で手を叩く!とか、キックする!とか。

これも流れる音楽に身を委ねて、黙々と踊っていたクラバーからすると驚きの光景。そして、これも毎回めっちゃ盛り上がる

 

 

3、自身のDJプレイから

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前述の「EDMじゃないと・知ってる曲じゃないと、盛り上がらないんじゃない?」説を否定する体験がありました。

それはお恥ずかしながら、自身のアフロネタの曲なのですが、音はハウスで、知名度もありません。

ただ、毎回鉄板と言っていいほど盛り上がるのです。

理由は「フリ」があるから…と思っています。

A・F・R・Oのフレーズに合わせて、体を動かすフリ。

フロアが皆やってくれます。その一体感というか、そういう現象もここ数年の変化です。

 

1〜3の経験を通して、僕の今の(あくまでマスな)シーンの需要は、

安心してどう楽しむかを教えて、盛り上げてくれる。

という感じなのかなと思っています。

言い方を変えれば、DJのインストラクター化をフロアは求めている、そんな感覚を持っています。

 

 

◎適応ではなく、提案を

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なんだか偉そうなことを言っているように見えたらすいません。

たぶん、前述のことはダンスミュージックに関わる人は、大なり小なり日々感じていることだと思います。

ただ、一つ思うのは、この状況に対して、単に適応するのではなく、次のシーンへと提案をしていかなければいけないということ。

 

盛り上がることも大切。

ただ、音楽を音楽として楽しむことも伝えていきたい。

伝える、というより、伝わることをやっていきたい。

 

その手段として、僕は泡パであったり、スライドザシティが新しい接点になればいいと思っていますし、別の新しい切り口も考えていきたいと思っています。

 

なんだか答えが出ないままで、この日記は終わりますが、少しでも共感して、皆さんの今後の活動の一助になれば幸いです。

 


インタビュー_バナー

パーティークリエイター・アフロマンスへの取材、執筆、出演の依頼は下記のメールアドレスまでご連絡ください。見た目の割に、意外とまともです。

afromance@afroand.co

このアフロ誰よ?って方はこちら >> https://afromance.jp/?p=951

早朝フェスって、どんなイベント?六本木スーパーデラックス編 #早朝フェス

早朝フェス、次回はコチラ!
11/18(水) 朝6時半〜@六本木スーパーデラックス

http://sochofes-13.peatix.com


以前、「早朝フェスって、どんなイベント?」ということで一記事書いたのですが、新しい場所「六本木スーパーデラックス」という箱に移ったので、新たに書き起こしました!

 

「どんな感じの場所?」

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こちらがDJブースから写した、ほぼ全景になります。

印象はコンクリート打ちっ放しの長方形の箱という感じ。

変な装飾もないので、イベント毎に色を出しやすいですね。

 

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こちらは先ほどの写真の左奥から撮った写真。

大きな壁面も特徴で、三台のプロジェクターで空間を演出できます。

また、地下で窓がないですが、照明で明るめなので、暗いな〜という感じはしません。

 

「アクセスは?」

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会場は六本木ヒルズのすぐ近く。

ちょっと年季の入った建物の一階に、オシャレなブルーの壁紙が特徴。

イベント開催時はイベントタイトルも出ているので目印にしてみてください。

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住所は… 〒106-0031 東京都港区西麻布3-1-25 B1F

ね?近いでしょ?

 

「そして、開場」

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朝6時、開場すると、DJ OHAYO! のチルな音楽でウォームアップ。

6時半のオープニングは、ラッパーのマチーデフさんの朝っぱらJump Arroundで勢いよくスタート!

 

「みんな大好きヨガパーティー!」

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普通のヨガと違って、アゲアゲな曲でダンスするように盛り上がるヨガパーティー!初めて参加しても、きっと楽しめます!

 

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また、ヨガパーティーは激しいだけじゃなく、静の部分も持ち合わせているのも特徴。体を動かしつつ、自分や日々のことを少し考えてみるのもよし。

 

「そして、DJタイム!」

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普段はクラブ等に行かないと体験する機会がない、本格的なDJプレイが楽しめます。踊らなソンソン!ということで、朝っぱらから踊ります☆

 

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朝から踊ると最高に気持ちいい!DJにとっても新鮮な体験です。

 

「踊るだけじゃない、早朝フェス」

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朝早いし、お腹空きますよね?

ということで、早朝フェスでは毎回、素敵な朝ごはんや美味しいコーヒーを用意しています。また、中にはどうしてもって人のためにクラフト・ノンアルコールビールまで。

 

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おまけにマッサージコーナーまで!朝から踊って!美味しい朝食を食べて!マッサージって、ここから出社できるのか心配になってきます…笑

 

「毎回超盛り上がるLes Mills by Reebok!」

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Reebokが提供する、ダンスしながらのフィットネスプログラム「Les Mills」!毎回、カリスマ・インストラクターの方も参加されることもあり、凄い盛り上がりです!

 

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スタッフも思わず、体が動いちゃう!

 

「皆、どんな格好で参加するの?」

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ここら辺もちょっと気になるかも!?

多くの場合は、汗びっしょりになることも多いので、動きやすくて可愛いスポーツウェアやヨガウェアなどで来て、帰るときに仕事着に着替えて出社、という方が多いようです。

また、早朝フェスのコンセプトに「平日の朝をカラフルに」ということもあるので、カラフルで可愛いウェアを着る人も多いです。

 

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中にはかぶりものをしたり、ちょっと変わった格好で参加する方も。楽しければ、なんでもウェルカム!せっかくだし、オフィシャルカメラマンに可愛く撮ってもらおう!

 

「最後はアクロヨガとDJタイムでフィニッシュ!」

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朝9時ごと、次第に出社する人も増えて、人が減り始めた頃(ちなみに、入退場はいつでも自由です!)、アクロバティックなヨガ、アクロヨガのパフォーマンスが始まります。このときは、みんな思わず見入っちゃう感じです。

 

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最後は(多くの場合)僕がDJ…笑

早朝フェス・メンバー皆で盛り上げてくれるので、最後も最高にハッピーに盛り上がります!

 

「そして、出社」

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代表のヒゲくんことフジモトタイチくんのスピーチで締め!

それではいってらっしゃいませ!!

 

 

という感じが早朝フェス@六本木スーパーデラックスの雰囲気です。

どうでしょう?行きたくなったでしょうか?笑

明日の8/19(水)に開催し、その後も毎月開催されていきます。

是非、機会があれば参加してみてください。

 

【早朝フェス2015 スケジュール】

2015.08.19(水) 早朝フェス #10

2015.09.16(水) 早朝フェス #011

2015.10.21(水) 早朝フェス #012

2015.11.18(水) 早朝フェス #013

 

【早朝フェス公式サイト】

http://sochofes.jp

 

アフロのご報告

2015.06.30 長年勤めていた広告会社を退職しました。

2015.07.01 独立。今後は、株式会社Afro&Co.のアフロマンスとして活動していきます。

 

 

「アフロマンスとは何者なのか」

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知ってる人も知らない人もいると思いますが、中の人?は実は某広告会社の会社員でした。

広告の様々な領域を横断的に企画・設計する「プランナー」という仕事をしながら、オフの時間を使ってアフロマンスとして活動し、泡パやバーニングジャパン、Slide the Cityなどのプロジェクトを手がけてきました。

しかし、その状態も、プロジェクトが盛況になればなるほど、両立はハードになり、また一方で、広告の仕事の方もとても大好きだったので、非常に迷いました。が、自分の今後の成長や、やりたいことを考え、最適な選択として「退職」そして「独立」を選びました。

 

「独立の内容」

これからは株式会社Afro&Co.として、自社事業7割、受注事業3割くらいのペース配分でやっていこうと思っています。

自社事業については、例えば…

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泡パ http://awapa.jp

泡パは一つのイベントから、一つのムーブメントへと加速させていきます。リアルな場から、モノや音楽、デザインと派生させていきます。一度も泡パに来たことがない、鹿児島の中学生が「大学生になって東京に行ったら、泡パに行きたい」そう思ってもらえるように仕掛けていきます。

 

stc0607-149 のコピー

Slide the City JAPAN http://slidethecity.jp

街中に巨大ウォータースライダーを設置する究極のストリートパーティー。今年の夏は全国の複数会場で展開をしていく予定です。こちらもイベントをコアにしながら、様々な領域で複合的に展開していきたいと思っています。

 

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早朝フェス http://sochofes.jp

フジモトタイチくんとやっている、通勤通学前に立ち寄れるフェス「早朝フェス」。過去にも資生堂さんとタイアップしてTVCMの発表会をやったり、企業とのコラボレーションが生まれやすいイベントだと思っています。こちらもレギュラーのイベントはコアにしながら、いろいろと展開できればと思っています。

 

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アフロマンス(自身) https://www.facebook.com/afromancefp

アフロマンス自体も、さまざまな広がりの可能性があると思っています。なぜならば、僕みたいに何かを仕掛け、自身が露出し、ステージで踊っている、そんな人(=パーティークリエイター)が、あまりいないからです。それは映像かも、音楽かも、テキストかもしれない。色々チャレンジしていこうと思っています。

 

また、受注事業という意味でいくと、広告の仕事も続けていこうと思っています。(こちらは会社を辞めたばかりなので、公開はできませんが…)

見た目のおかげで固い仕事はいつも来ないので、とにかく楽しく世の中で話題にしたい、という話があれば是非ご相談ください。

 

「振り返りと、これから」

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広告会社で、さまざまな領域を横断的に見れたことは、本当に自分の糧となっていると思います。

広告やクリエイティブのスキルって、いわば英語のようなものだと思うのです。

どう人に伝えるのか、どうやったら人は動くのか。

それをひたすらに考える、コミュニケーションのプロになるための仕事です。そう思うと、どんなことをやろうと、伝え方をわかっている人は強いと思うのです。どんなことをやるにも、英語がしゃべれたら便利なようにね。

また、業界柄、色んな個性的な人たちとの出会い、そして一緒に仕事をしたり、修羅場を経験したり、、全てが今の僕の血となり肉となり、構成する要素であり、原動力にもなっています。本当に感謝しています。

 

そして、これから…

僕は「世の中に、もっとワクワクを」提供していきたいと思っています。

手段は、イベントでも、映像でも、音楽でも、ファッションでも、飲食でも、なんでもいいと思っています。また、全部考えています。

前段で書いたプロジェクトは、あくまで今やっていることで、これからどんどん新しいことを仕掛けていこうと思います。

そして、もっとワクワクが増えて、そんなワクワクをつくる人も増えていくと、世の中が少しハッピーになるんじゃないかと思っています。

 

本日、1日目。

まさに、スタート地点です。

改めて、探求し、仕掛け、走り続けていこうと思います。

これからも、アフロマンスをよろしくお願いいたします。

 

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◎各種お問い合わせについて

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イベントの企画依頼、イベントや番組等の出演・取材依頼、スポンサード等のお問い合わせは下記まで。

問い合わせ担当:山崎 takehiro.yamazaki@afroand.co

 

◎SNSやメルマガなど。フォローしてもらえると嬉しいです。

主にイベント情報や、ブログの更新情報、DJ Mixなどを配信しています。メルマガは上記の情報をまとめて週に1回配信します。

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Q. 早朝フェスって、どんなイベント? #早朝フェス

早朝フェス Morning Gloryville TOKYOとは…

「ストレスフルな平日の朝に音楽、ファッション、エンターテイメントなど、あらゆるテンションが上がる要素を取り入れることで、朝の通勤・通学時間をカラフルにする、日本初の早朝フェスです。」

 

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そんなコンセプトの説明はあるのですが、実際どんなイベントかわかりにくかったりするようで、「ヨガやるんでしょ?」「ひたすら踊るの?」「何時くらいに行けばいいの?」など、よく質問されます。

そこで本日は、早朝フェスの1イベントの流れを時系列で紹介してみようと思います。※会場イメージ、コンテンツの内容、タイムテーブル等は、イベントの回ごとに変わるので、参加する前に必ず詳細ページでご確認ください。

 

AM 6:00 – 開場

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水曜日の朝6:00に開場!そんな朝早くから人が来るのかな〜と思わせつつ、これが来るからスゴい!続々と参加者が入場していきます。合言葉は、「ハッピーモーニング」!

 

AM 6:30 – オープニングアクト

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早朝フェスの場合、スタートを「オープニングアクト」という形でライブショーケースから始めることが多いです。最近は、ラッパーのマチーデフさんにつくってもらった公式テーマソング「朝っぱら Jump Around」のライブを皆でやったりします。

【参考】朝っぱら Jump Around

 

AM 6:40- YOGA PARTY

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ライブショーケースが終わると早速、早朝フェスの人気コンテンツ・YOGA PARTYがスタート!一般的なヨガと違って、ノリノリのダンスミュージックに合わせて、踊ったり、ハイタッチしたり…楽しみ方をヨガのインストラクターの方が教えながらやるので、初心者も安心です。

 

AM 7:10- DJ TIME

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YOGA PARTYでフロアが温まったところで、お待ちかねのDJタイム!朝からテンションがあがるDJプレイが聞けます。ジャンルはDJによってさまざま。だいたいの場合、1回のイベントに3名くらいのDJが出演します。

 

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また、この時間は比較的フリーになるので、朝ご飯を食べたり、コーヒーを飲んだり…

 

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ヨガやマッサージのコーナーで楽しんだりと、人それぞれな楽しみ方をする感じです。

 

AM 7:40- Les Mills by Reebok

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Reebokが提携して、グローバルで展開しているグループ・フィットネスプログラム「Les Mills」をみんなで体験!こちらもYOGA PARTYのように、フィットネスとダンスミュージックを掛け合わせて、ノリノリでエクササイズ!

 

AM 8:10- DJ TIME

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そして、ここからは主にDJ TIME!グッドミュージックを、各自のペースで自由に楽しんでいきます!あとフラフープを持ち込んで踊る人や、ちょっと変わった格好をして、朝をカラフルに楽しむ人たちもいます。

 

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そして、これくらいの時間から徐々に各自の通勤・通学事情に合わせて出勤していきます。合言葉は「いってらっしゃ〜い」という感じ。

 

AM 9:00- アクロヨガ・パフォーマンス

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そして、早い時間に帰ってしまう人は見ることができない、とっておきのコンテンツ、「アクロヨガ」があります。その名の通り、アクロバティックなヨガ!思わず、立ち止まって見入ってしまいます。

 

AM 9:30- FINISH!

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最後はお客さんもスタッフも一緒になって、早朝フェス・オールスターな感じでフィニッシュ!お疲れ様でした!

 

 

という感じがざっくりとしたイベントのイメージです。

 

いつもギリギリに起きて、落ち着いて朝食も食べられないまま満員電車に揺られて…そんな人は、一度思いっきり早起きして、一緒に踊って、最高にハッピーな朝のスタートを切ってみませんか?

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1日がとっても有意義に過ごるかもしれません☆


早朝フェス・Morning Gloryville TOKYO #8

2015.6.24 WED
OPEN 6:00  START 6:30 – CLOSE 9:30

@スーパーデラックス
106-0031 東京都港区西麻布3-1-25 B1F

チケット:2,000円
※その他、早割・グループ割(4枚セット)などあり

イベント詳細・チケットはコチラ
>> http://sochofes-08.peatix.com <<

タイムテーブル:
6:30-7:10 朝っぱらJump Around & Morning Yoga Party
7:10-7:40 DJ:OMABOON
7:40-8:10 Les Mills by Reebok
8:10-8:50 DJ:Foomin
8:50-9:00 DJ:アフロマンス
9:00-9:10 アクロヨガパフォーマンス
9:10-9:30 DJ:アフロマンス

アフロ、バブルランやめるってよ

冗談みたいなタイトルを付けてすいません…

でも、事実でございます。

 

アフロマンス及びAfro&Co.は、スポーツワンさんと共同で立ち上げさせていただいた「バブルラン」から脱退することとなりました。

4月の海浜幕張でのバブルラン・ローンチ以降の、大阪や名古屋などの開催からは無関係となっています。

各所から未だに問い合わせをいただくので、一度きちんと発表した方がいいと思い、この記事を書くことにしました。

 

また、何故脱退したかの理由についても、自身への戒め、そして皆さんが同じような過ちを犯さない為の一助としても、明確にしたいと思います。

 

 

1、ビジネスとしての曖昧さ

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これは共同プロジェクトをやる際に、あるあるな失敗例だと思うのですが、いわゆる利益のシェアの仕方を決定せずに話が具体化していってしまったということです。

イベントをやろうという皆さん

イベントは成功しても、失敗しても、もめます。

大事なことは、スタートする前に、成功したときも、失敗したときも、どうするのかを話し合っておくことです。

振られたサイは、元には戻りません。

 

 

2、ディレクション範囲の不明瞭さ

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僕は、もちろん正当な報酬はいただきたいですが、お金のためにやっている訳ではないので、1よりも苦しかったのはこの部分です。

僕の得意とするところは、企画やクリエイティブのディレクションです。

1万人を集め、楽しませる「企画」や「コミュニケーション設計」はできると思っています。

が、この領域に関しても、個人的に満足のいくレベルでコミットさせて頂くことができませんでした。自分の納得のいっていないものが、僕の名前を通じて世に出て行く辛さを感じ、耐えられませんでした。

 

 

3、信頼とリスペクト

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そんな、少しフラストレーションを抱えた中でも、バブルランの実施は単純に楽しかったですし、非常に有意義な経験でした。

また、実施力というのはイベントの現場で目の当たりにするもので、スポーツワンさんへのリスペクトの念が自然と湧き上がってきました。

もっと言えば、感動しました。

僕は、誰かと何かをやる上で、もっとも大事だと思っていることは「信頼」と「リスペクト」の2つだと思っています。これらを現場で感じることができました。

ただ、1や2のような経緯をへて、お互いに「信頼とリスペクト」が持てるのかというと、少し時間が遅かったようです。なんとか頑張ってみようと試みましたが、頑張りきれず、残念ながらこのような決断となりました。

 

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最後に・・・

バブルランは、純粋にとてもいいイベントだと思います。他のファンラン系のイベントも参加しましたが、とびきりの非日常体験と言っても過言ではないでしょう。実施されているスポーツワンの皆さんも、本当に熱いし、信頼できる方々です。バブルランはご一緒できなくなりましたが、今後ともご活躍を期待しています。

また、泡パのスタッフのみなさんや、出演者のみなさんも、このような結果となってしまい、申し訳ありません。

本当に自分の納得のいくプロジェクトでないと、やっていても意味がないと思い、苦渋の選択となりました。

これに懲りず、今後ともアフロマンスをよろしくお願いします。

 

改めて、本当にいい経験をありがとうございました!

 

 

世の中に、もっとワクワクを。

アフロマンス

 

 


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小さなイベントの、大きな魅力。

 

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先日のEvent Salon TOYAMAにて、Code for Kanazawaの清原さんのイベント論は、以下のような導入から始まりました。

まず自身のイベントの規模感を捉えることが非常に重要です。10人〜30人のイベントをやるのか、1000人〜1万人のイベントをやるのか。そこを自覚してください。」

 

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ご存知のように、参加人数の大小によって「イベントが提供する価値」は大きく変わります。

しかし

「参加人数の多さ=イベントの成功」

とは単純に言えません。

 

そこで今日は、比較的規模の小さいイベント(参加者10〜50人程度)の大きな魅力について書きたいと思います。

 

 

1、人と人がつながる

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さんざん色んなイベントをやって、しみじみ思うのは、人との出会いは効率論ではない、ということです。

数字で考えれば、50人のイベントよりも1万人のイベントの方がたくさん出会いがあり、気の合う人と出会いそうなものですが、実際のところはまったく逆です。

50人規模のイベントで知り合い、仲良くなり、中にはプロジェクトを一緒にやるようになった友人もいます。逆に、数千〜数万人の大きなイベントに遊びに行った時には、そんな出会いはほとんどありません。

ある一定の規模を越えると、そこにいる人たちは「友達になるかもしれない人」ではなく「他人」になるのかもしれません。

 

 

2、参加者との境目が曖昧

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まぁ、ステージ上にいる人が主催(出演者)側で、フロアにいる人たちが参加者なんだろうな〜という感じですね。

 

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早朝フェスのヒゲくん主催のトークイベント「ヒゲトーク」の一枚

もはや、誰が主催側で、誰が参加者なのか曖昧ですよね…笑

 

というのは冗談、のようで、半分マジ、なんですが、
規模が大きいイベントだと、参加者=お客さん、主催=責任者、という役割が明確になっていく傾向があります。

逆に、規模が小さいイベントだと、立っている位置もフラットだったり、声かければしゃべれるし、主催も甘えてお客さんに手伝わせたりしちゃって…笑
というように、主催側と参加者側の関係が曖昧になっていきます。

それが、
主催側も一参加者のように楽しめるし、
参加者もイベントの一部にコミットして楽しい、
につながります。

 

 

3、一人の体験を大切にしやすい

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イベントをやっていると、ついつい参加者を数字で見てしまいがちです。

「1000人近くの人が集まって、とても盛り上がりました。」

でも、1000人は一人一人違う人で、それぞれに体験のストーリーがあります。

盛り上がった人も、盛り上がらなかった人もいるでしょうし、音楽に満足した人もいれば、ご飯に不満を持った人もいるでしょう。

結局は「人」なのですから、そういうミクロな視点は大切だなと思っています。

 

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そういうときに、規模の大きいイベントは一人一人の体験を把握することすら困難ですが、規模の小さいイベントでは当日主催者の腕次第なところもあります。(僕がフロアをうろうろして参加者と乾杯しているのはそのため!笑)

小規模だと、みんなを肌で感じられるし、なんだったらその場で楽しませることだってできる。

そういう部分も、いい所かなと思っています。

 

 

この記事を書こうかなと思ったキッカケは、オンラインチケットサービスのPeatixさんがやっている「Event Salon」というイベントです。

– イベント主催のためのイベント主催者によるイベント –

というようなフレーズでやっていますが、本当の魅力が中々伝わらなそうだなと横目に見ています笑

 

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このイベントの魅力は、

・話題のイベント主催者や仕掛け人の話が聞ける

こともありますが、正確に言うと

・50人程度の規模感で、話題のイベント主催者や、そういうことに興味のある人が集まる

ことだと思っています。

 

1、何かを仕掛けている人・仕掛けようと思っている人たちがつながり

2、主催側と参加者の境目が曖昧で、ゲストも参加者もお互いに交流が持て

3、参加者一人一人に目の届く範囲で、本当にいいイベントをつくっていく

ことができているのかなと思います。(褒めすぎ?)

 

今、京都でこの記事を書き、数時間後にはEvent Salon KYOTOでトークするという、なんとも告知のようで全然告知になっていない感じなのですが、本日参加される方や、今後のEvent Salonに参加される方の参考になれば幸いです。

 


Event Salon KYOTO vol.1「大人の遊び」

日時:2015年6月12日(金)19:00 – 21:30(開場18:30)
会場:oinai Karasuma

http://eventsalonkyoto01.peatix.com/

 

今のクラブは、何かが違う?

「昔のクラブはやばかった。」

「告知すればすぐに行列ができた。」

「(自分は)音で勝負する。流行りのEDMはかけない。」

以前からクラブ業界にいる人からよく聞く話だ。

僕はおそらく「クラブがやばかった時代」のちょうど過渡期からクラブに行き始めた世代。

確かに「あの頃のクラブはやばかった」のはわかる。何か特別な場所だったし、とにかく楽しかった。年のせいでは?そういうこともあるかもしれないけど、それで片付けるのは簡単だ。

 

クラブ = デカイ音が鳴ってて騒ぐところ。またはナンパするところ。

今のクラブは、そんな感じの認識な気がする。

昨日は非常にいいパーティーに出会い、「ああ、クラブってこうだったな」と思ったので、感じたことを書いてみる。

 

 

1、非日常のスイッチがはいる「空間」

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デカイ音がなってて騒げればいい、ということではない。

クラブって一種の異世界をつくるイメージなのかもしれないと思った。

それは音はもちろん、どんな内装で、どんな照明で、どんな人たちが参加しているか、空間全体をどう考えるか、という話だ。

扉を開けるとそこは…というヤツ。

そういう意識が(無意識なのか)、以前のクラブにはあったのだと思う。

 

 

2、エロさ(儚さ)

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なんだろう。クラブってエロい空気が絶対あった。

それはナンパとか、水着のオネーチャンがいるということではない。

会場全体を包む、空気感。

エロ本と同じで、素っ裸ほどエロくないものはない。

そういう意味で、今のクラブって全然エロくないのです。

むしろ、スカートの下の白い布が一瞬見えるか、いや見えない、それくらいが一番グッとくる、そういう感じ…で合っているかはわからないが、そこは感じとって欲しい。

 

 

3、いいパーティーは、写真なんか撮らない

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これは自身でやっていることも否定している訳だけど、昨日、とっても楽しいパーティーだったけど、一枚も写真を撮らなかった。

考えれば当たり前だ。

クラブに、写真を撮りに行っている訳ではないし、それをアップして「いいね!」が欲しい訳でもない。

その場を楽しみにきているのだ。

体験が、本当の意味で価値あるものであれば、皆がこぞって写真を撮ってシェする必要なんてないのかもしれない。

 

 

だから、

昔のクラブはやばかった、のかもしれない。

非日常への扉をあけ、価値ある体験のために、行列に並ぶ。

DJだって、もっと自由に、本当によいと思う音楽をかけていた。いや、そういう場ができていた。

それは、クラブが単に、デカイ音を出す場所とか、騒いだりナンパしたりする場所とか、そんな認識では絶対にできないし、お客さんも巻き込んでいけない。

仮に流行りの音楽で人が入っても、流行が終わればシーンも一緒に終わる。

そんなことにはなって欲しくはないなと思う。

 

 

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僕がやってきていることは、上記のことに反しているかもしれないが、新しい体験をフックにして、自分が本当にいいと思う音楽に接してもらうキッカケをつくることであり、シーンの拡大が使命だと思っている。

そんな中で、クラブに魅力を感じる、本質的なところを忘れてはいけないな、と思う。

 

PS
「昔の」「今の」と一括りにしていますが、もちろん色んなクラブやパーティーがあると思います。あくまで個人的な所感なので悪しからず。

 

 

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