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心当たりある?クラブあるある現象ベスト5

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パーティークリエイター/DJのアフロマンスです。

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最近、真面目なブログばっかり書いてたので、たまにはくだらない記事も。

ふと飲みの席で出てきた

「クラブあるある的、謎の現象」

について、勝手に命名しながら書いてみたいと思います。

 

 

1、シャイピ

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最近、何かと聞く「パリピ」という言葉。

パーリーピーポーが語源の言葉ですが、その言葉から連想されるイメージは「チャラい・調子いい・おしゃべり」という感じですが、クラブにいる人は、意外とコミュニケーション下手だったり、ややシャイな印象を受けることも多いです。

いざ、クラブで話すタイミングになっても、特に話すことがなく、なんとなく気まずい雰囲気になっちゃうことも、ちらほら。

この一般のイメージとギャップのある現象を「パリピ」ならぬ「シャイピ(シャイ・ピーポー)」と名付けたいと思います。

 

 

2、カンパイ・ランナウェイ

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パリピならぬシャイピたちが、特に話す内容もない、気まずい雰囲気を脱するために編み出した「パーリーな逃げ道」

それが「カンパイ・ランナウェイ」

特に話すことがなくなったら「カンパイしとく?」「ショットいっとこ、ショット」と言って、バーカウンターでお酒を注文(だいたい誰かがおごる)。みんなで仲良くカンパイして、その場で飲み干し、フラフラになりながら去っていくというクラブ処世術。クラブ熟練者ほど、マスターしていることが多いスキルです。

 

 

3、ウォイ!ウォイ!コール

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DJをやっている方は特に覚えがあるんじゃないでしょうか?

ダンスフロアが盛り上がったときに、どこかの酔っ払いが始めるDJのビートに合わせた「(ズン♪)ウォイ!(ズン♪)ウォイ!」というかけ声!

ちょっとイカつい、このウォイ!ウォイ!コールは、酔っ払っているお客さんには心地良いようで、あっという間に他のお客さんにも広がっていきます。

しかし、この現象、飲み会のコールと違ってオチがない。

すばらく続くと、徐々に疲れてきて、みんなフェードアウトしていきます。そして、最後に残った数人が、いつの間にか言ってるのは自分達だけだと気付き、気まずそうに「…ゥォィ…ゥォィ」と音量を下げていくのです。

元気ありあまる若い世代のイベントや、花金のサラリーマンが集まるイベントなどで発生しやすい傾向にあるようです。

 

 

4、メイビーフレンズ(略してメイフレ)

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クラブでは、だいたい酔っ払っていたり、出会う人の数が多かったりで、会った人のことを覚えてないことも多いです。

そこで発生するのが、メイビーフレンド(略してメイフレ)

「悪そうなヤツはだいたい友達」ならぬ「クラブで話しかけてきたヤツはたぶん友達」的な文化。そういう現象はよく見られるので、みんな「誰でしたっけ?」なんて野暮なことは言いません。

A「お、久しぶり〜」

B「お久しぶりです〜(えっと…誰だっけな?)

A「この間、○○さんに会ったよ〜」

B「ほんとに?最近会ってないな〜(○○さん界隈の人か・・・)

など、どこの誰だったかを探りながら会話する術を身につけます。

上級者になってくると、全然知らない人から声をかけられても、ナチュナルに「ういっすー!」とハイタッチを返せるようになります。

 

 

5、気まずいリターンズ

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これは、意識してないかもしれませんが、隠れたクラブあるあるです。

イベント中にDJ同士やお客さん同士で一通り話が盛り上がって、宴もたけなわな雰囲気になり、最後に乾杯して「ではでは〜」と別れます。

でも、クラブってそんなに広くないですし、お互い会場内をウロウロしているので、またバッタリ会うんですよね。

その時の、一回お開きになって、もう話すこともないのに、また会っちゃって、ちょっと気まずい雰囲気が流れる現象を「気まずいリターンズ」と名付けたいと思います。

クラブ初心者の人からすると「え?さっきまであんなに仲良くしゃべってたのに、急に冷たくない!?」と思うかもしれませんが、それがクラブでの所作です。覚えておきましょう。

 

 

どうだったでしょうか?

ここでは書ききれなかった、可愛い子に声をかけたら大体DJか友達の彼女「ダレカノ」現象や、「ちょっとトイレ…」は面倒くさいときの離脱方法「リアル脱出トイレ」など、色々ありますが、とりあえず選りすぐりの5つを載せてみました。(こんなのあるよ!という情報あれば、是非教えてください)

 

こんな現象を体験できる、不思議空間「クラブ」

まだ行ったことがないという方は、これを機に是非遊びに行ってみてはいかがでしょうか?

 

イラスト協力:ザッキー

 

 

◎こんなくだらないのも書いてます。

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「イベントに行けません」と言うのは迷惑ってホント??

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どうも、パーティークリエイター/DJのアフロマンスです。

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今日は表題の通り、定期的に話題になる

「イベントに行けない」と主催者や出演者に伝えたり、書き込みしたりすることは要らないってか、むしろ迷惑論について、僕の考えを書きたいと思います。

 

 

1、「不要」「迷惑」という意見が多い?

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この話題って、年に2回〜3回くらいのペースでタイムラインにあがってくるんですよね。その度に「ホントこれ!」って一部のイベント主催者やアーティストがシェアして、その投稿に「え、そうだったんですね・・・すいません・・・」と参加者やファンが謝る、というのをよく見ます。

中に「行けないけど・・・応援したいって気持ちを伝えたいんです」みたいな意見があると、「気持ちの押し売り」とか「主催者やアーティストの気持ちを考えて」とか返される。言われた側は、主催者やアーティストの立場はよくわからないから反論しにくい。

僕はそういう、ちょっと歪んだ構造で成り立っている話題だと思います。

ただ、僕は一主催者であり、かつ出演者の立場でもあるので、自分の考えをしっかり言いたいと思います。

 

 

2、「不要」「迷惑」とは限らない

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「不要・迷惑」そう思う主催者やアーティストの方がいるのは否定しません。

まぁ、そうなんでしょう。

でもね、それを「あたかも一般論のように語ること」はおかしいと思うんです。

 

実際、僕はそう思わない。

以下、よくある意見に対する僕の考えを書きます。

 

◎ 行けないと言われるとテンション下がる

そんなことで下がるのかい・・・(汗)気にしすぎ!と思います。

参加者やファンは「(行きたいけど)行けない」という気持ちをなんとか伝えようとしているんだよ?受け止めてあげましょうよ。

 

◎ 行けないという書き込みが集客に影響する

イベントをそんな風に考えているんかい!(汗)

断言しますが、人が少なかったのは、行けない人が「ごめん!行けない!」って書いたからではありません。失敗の本質的な理由は別にあるので、よく考えた方がいいと思います。

 

◎ 行けないという連絡は百害あって一利なし

なんで、そう思うのかな?

まず「予定があって行けない」って「本当は行きたかった」というやるせない気持ちからきている人も沢山いる訳です。そんな気持ちになってくれてるの、嬉しくないの?僕は嬉しいよ。

そして仮に「行きたいけど、行けない!」という意見が100件きたときと、気を使って何も言わない=0件だったときを考えてみて欲しい。

前者なら「こんなに行きたい人がいるなら、もう一度頑張ってみよう」と次回への参考になるのに、後者は周りから何の反応もなくて・・・シーンてしている状況ですよ。そういうのがいいの?

僕には理解できない。

 

 

3、真剣さと余裕のなさは紙一重

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こんな話もあります。

「こちとら真剣なんだよ!イベントの当日まで、集客のことで心配して、毎晩徹夜で準備して、それを考えずに何をへらっと!」みたいな。

でも、真剣なのも、心配も、大変な準備も、そういうことを参加者やファンが理解しきれていないことも・・・

全部当たり前じゃん。

その上で、どうするか?じゃないですか。

周りの声を(しかも、応援の意図がある声を)迷惑だなんて、余裕がないのかな、と思う。

もしくは、周りの声に耳を傾けない人なのか。

クレームを「百害」としか考えない人なのかもしれない。評判が落ちる、むかつく、とかね。でも、クレームって、一部当たってるとこはあるんだよね。それも、ちゃんと耳を傾けて、これからのヒントにしていかないと。

 

 

と色々言いたいこと言いましたが、イベントの主催者やアーティストは、基本的にリスペクトしてます。実際に行動して、世の中に何かしらアウトプットしているのは素晴らしいことだと思います。

だからこそ、こんなことで不快になったり、気にしたり、声をあげたりしてほしくない。

 

また、参加者やファンの皆さんも、一概に「いけないこと」と思わないでいいし、ましてや謝るなんてことはしなくていい。まぁ、嫌な人もいるんだな、と思うくらいが一番いいと思います。

これからも楽しいエンターテイメントが世の中に広がり、それを支える参加者・ファンの皆さんから応援しつづけてもらえることを願っています。

 

 

アフロマンス

 

 

◎こちらも読んでもらえると嬉しいです。

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イベントをやる、全ての人に伝えたいこと

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イベントなんて、辞める理由がたくさんある。

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イベントをやる、全ての人に伝えたいこと

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パーティークリエイター/DJのアフロマンスです。

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今日は、大げさな題名をつけましたが、それくらい強い想いを抱いたので、思うことをありのままに書きたいと思います。

 

 

1、イベントは、逃げ切り型のビジネスになりうる

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イベントは特殊な商売だなと思います。

例えば、モノをつくるメーカーであれば、買ってすぐ壊れたら返品するから、きちんと長く使えるようにしないといけないし、子供が変な使い方をしても怪我をしないようにしたり、細心の注意を払ってモノを作っていかないといけません。また、モノであれば店頭で見て触って確かめて買うこともできます。

例えば、飲食店であれば、ちゃんと値段にあったご飯を提供しないと、どんどん客足が遠のいていくので、これもちゃんと考えて、お客さんが満足するものを提供していかないと商売が成り立たない。また、食べログのような口コミサービスも充実しているので、細かいところまで気が抜けません。

 

その点、イベントは逃げ切れてしまう商売だな、と思っています。

 

何が言いたいのかというと、イベントは中身がわからなくてもお金を払うものだということです。結果、参加して思っていたものと違ったり、つまらなかったりしても、基本的に返金はありません。

また、多くのイベントは毎日やるものでもないので、不満を持ったお客さんが「二度と来ない!」と思ってもそこまで困りません。スポット的なものなので、クチコミ・サービスも充実していません。

この流れは、スマホやソーシャルが普及していく中で、より断片的な情報のやりとりが増える傾向にあったり、イベントのニーズが増えている、ある種のイベント・バブルような状況も手伝っています。

極論、話題をつくれれば、中身がともなっていなくても、チケットが売れてしまう時代なのです。

 

 

2、だからこそ、しっかりとつくらないといけない

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もっとわかりやすく言いましょう。

例えば、年に1回のフェスがあります。

・トイレが少なくてめちゃ並んだって…

・椅子が少なくて全然休めなくたって

・ご飯がまずくたって

・運営側の仕切りが悪くたって

・参加者のマナーが悪くたって

基本的には、全部イベントに入場してからわかることなので、チケットの売り上げにはほとんど関係ない訳です。また、年に一回であれば、時間をかけて人を集めればいいので、そこで不満を持った人がいても商売的にそこまで大きな影響がない

 

ある主催者は思います。

「トイレの数は少なくてもいいんじゃないか?他所のフェスでも並ぶし。経費はなるべく抑えたい。数を半分にしよう。」

特に、最近の新しいイベント主催者は、経験値も少なかったり、資金的にも潤沢でないので、ついついこういう傾向になりがちです。

 

ただ、こういうことって、本当に影響はないのでしょうか?

僕はそう思いません。

嫌な想いをした人は、そういうイベントには行かないようになるでしょう。

逆に、本当にいい体験ができて、満足したら、クチコミ・サービスがなくても自発的なクチコミにつながるし、友達を誘ってまた行こうとなりますよね。

だから、目には見えないし、アンケートにも現れないけど、内容までしっかりとやっているイベントと、そうでないイベントは徐々に差がついていきます

 

僕らイベント主催者は、改めて自分たちのやっていることに問いかけないといけないと思うのです。

「本当に考え抜いているのか、やりきっているのか、もらった金額に見合う価値を提供しているのか。」

これは自分への戒めでもあるし、同じようにイベントを主催している皆さんへの問いかけでもあります。

参加者の皆さんに言いたいことは「あるイベントを嫌いになっても、イベント自体は嫌いにならないでほしい」ということです。

 

 

3、それで、ハッピーは増えるのか?

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ただ、いざイベントを運営する立場になると、やることがたっっくさんあるため、なかなかそういうところまで頭が回らないものです。

 

そこで昨日ふとわかりやすい指標を思いつきました。

それは「何のためにやるのか」を考えることです。

・金になるから

・話題になって気持ちいいから

・有名になれるから

よくバンドを始めた理由が「モテたいから」なんて言いますが、物事を始めるきっかけは人それぞれですよね。やっていく内に変わるものですし。

ただ、上記のようなマインドでやっている内は、まだダメなんだろうなと思いました。だって、イベントをしっかり作り込まなくても、お金になってしまうし、話題にもなるし、有名になれたりするからです(一時的に、ですが)

 

僕が改めて思うのは「それでハッピーが増えるのか」ということです。いくら儲かっても、いくら話題になっても、参加者やその周りの人が嫌な想いをしたり、ハッピーにならなければ意味がない、と思うのです。

 

この「ハッピーが増える」という話は面白い視点で、同じようなことをやっても、その視点があるかどうかで指針は大きく変わると思います。

以前、Peatixというチケットサービスの人に聞いた話があります。

=====

世の中にチケットサービスは数多くあります。

ある新規のチケットサービスは、大きなフェスに営業をかけて、手数料が低いことを武器に、大手のチケットサービスから自社のサービスに移行させることに成功しました。

一方で、Peatixは大きなフェスに営業をかけることにあまり興味がありません。何をやっているかというと、これまで大手のチケットサービスを使えなかったような一般の人(小さな主催者)に声をかけて使ってもらい、いろんな形で応援してます。

商売的には、パーセントのビジネスなので大きなイベントを扱った方が儲かります。なんでそうしないとか、と聞いたときに「世の中のハッピーの総量が増えないから」と言ってました。

既にチケットサービスを使えている大きなイベントを、自社のサービスに乗り代えさせても世の中にはあまり影響はないのです。

一方で、これまでサービスを使えなかった人が使えるようになる、イベントを主催できるようになる、ということは世の中に新しい波を生むということです。

=====

その話を聞いて、感銘を受けたのを覚えています。

 

イベントも同じだと思うのです。

世の中に価値を提供していくということは、一人でも多くの人を、自分たちの手でハッピーにしていくということです。

イベントをやるのは本当に大変です。

身にしみてわかります。

でも、何かの判断を下すとき、イベントをつくっていくとき、この視点を改めて念頭においてもらえると、より長く続く、愛されるイベントができるんじゃないかと思います。

 

参考になれば幸いです。

 

 


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イベントなんて、辞める理由がたくさんある。

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「なぜマグロハウスはバズったのか?」SNS時代に話題になる、イベント設計のポイント

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今のクラブは、何かが違う?

 

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東京のアンダーグランド・新宿二丁目のクラブに行ってみよう!

 

 

こんにちは。

パーティークリエイターのアフロマンスです。

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(踏まれるの、嫌いじゃない)

今日は東京のアンダーグラウンド「新宿二丁目」のクラブ「Royal Family(ロイヤル・ファミリー)」で開催されているイベント「PIKASONI(ピカソニ)」をご紹介したいと思います。

 

 

1、新宿二丁目のラグジュアリー異空間

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まずは、会場であるRoyal Familyをご紹介。

住所は「東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル2F」ということで、いわゆる新宿二丁目のど真ん中ですね。

 

地図を頼りに裏路地に入っていくと・・・

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Royal Familyの看板を発見!

会場は、外階段から二階にあがります。

左にある看板が無性に胸をザワザワさせます。

 

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二階に上がると、鉄の扉が・・・

遊び慣れてない人なら、ここで小一時間ためらうはず

勇気を持ってドアを開けましょう。

 

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重いドアを開けると、真紅のラグジュアリー空間が広がります!

思ってたよりも明るいので、安心してください!

 

公式ホームページからコンセプトを抜粋しますと

ラグジュアリーなデザイナーズインテリアで、全ての人を魅了するMIXバー。明るく楽しいイケメンゲイバーテンダーはもちろん、様々なイベント、ショーで活躍するドラァグクイーンやアーティストが入店しております。他には真似できない異空間をお届けします。

 

確かに「異空間」です。 

お店の雰囲気はわかったので、次はパーティーの方に行ってみましょう。

 

 

 2、刺激的な人が集うパーティー

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そんなRoyal Familyで開催されるイベント「PIKASONI」

なんといっても主催者も、参加者も、集まるメンバーが濃い!

写真左は主催のUkaさん。野外レイブ界ではレジェンド的存在。

右はディスクマンさん。僕と服の趣味が合う数少ないDJの方です。

 

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Royal Familyのお店の面々も、めちゃめちゃノリがいいイケメン揃い。

いつも「やだ〜〜〜〜!」とか言ってる気がします。

 

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ファッショナブルな人が多い〜!

最近のクラブシーンのメインはもっぱらEDMですが、ここではHOUSEやTECHNOを中心に、幅広いGOOD MUSICが聞けるのも特徴!

 

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DJで盛り上がっていると、突如お店のど真ん中でポールダンスが始まったり。

 

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要は・・・

僕が目立たないパーティー

それが「PIKASONI」です!

 

とりあえず、異空間さは伝わったでしょうか?

でも一番の魅力は・・・

 

 

3、意外とあったかいんだから〜♪

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「二丁目とか、ちょっと怖そう」

「場違いになりそうで、遊びにいく勇気がない」

そんな感じで思っている人も多いんじゃないでしょうか?

でも、こういう個性的だったり、刺激的な人に限って、いい人たちばっかりなんですよね。

 

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なぜかDJブースの横に落書きコーナーがあったり

 

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名物のたこ焼き。来たら毎回、食べます(笑)

 

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だいたい主催者は最後潰れてます。

また関係者は大体わかってます。

いいパーティーです。

 

 

で、結局どうなの?

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一言でいうと「自由」

いろんな人が集まって、自分たちが好きな音楽に体を揺らして、好きな絵を書いて、好きなヤツらと楽しい夜を過ごす。

そして誰だってウェルカムなんですよね。

 

二丁目とか、夜の世界にちょっと興味があるけど、なかなか踏み出せずにいた人は、東京アンダーグラウンドの入り口として、Royal Family、そしてPIKASONIに遊びに行くのはいかがでしょうか?

 

LAST PARTY

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PIKASONI(ピカソニ) -Royal Family Last Party-

DATE:2017.4.8 (SAT) OPEN/START 21:00 –

PLACE:Royal Family
http://www.royal-family.org/
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル2F

ENTRANCE:1,500yen (with 1Drink)

MUSIC:HOUSE, TECHNO

GUEST DJs :
アフロマンス
KAZUKI SERA
HARUKA
BLACK BOX(edge×OYU)
FLAMINGOS
TOMu
endemic
fancyboys
LADY
NOZOMI

DJs:
UKA
migimaki
KURI
DiscMan

GUEST LIVE PAINT ARTIST:
kuu
mauco

GUEST POLE DANCER:
yasuna
megumi

GUEST DANCER :
OVEGAS!(YASU-CHIN・Shunsuk Imai)

GUEST TAKOYAKI :
junnosuke

PHOTO :
TETSUTARO

 

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TIME TABLE:

21:00-21:40 Uka
21:40-22:20 DiscMan
22:20-23:00 fancyboys (23:00-23:10 Ovegas Showcase)
23:10-23:50 HARUKA
23:50-00:30 BlackBox
00:30-01:10 FLAMINGOS
01:10-01:50 アフロマンス (Go Go yasuna&megumi)
01:50-02:30 TOMu (Go Go yasuna&megumi)
02:30-03:10 endemic
03:10-03:50 KAZUKI SERA
03:50-04:25 migimaki
04:25-05:00 KURI
05:00-05:30 Lady & nozomi

 

今回は「Funky HouseなDJセット」でいきます。

Check!afromance Funky House Mix part.3

 

ぜひ、遊びに来てね!

 

 

世の中に、もっとワクワクを。

アフロマンス

イベントをパクる人へ

 

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どうも、パーティークリエイター/DJのアフロマンスです。

友人のヒゲくんが下記のようなブログを書いていました。

海外系イベントをパクらない理由
http://go-taichi.blog.jp/licence_contract

うんうん、と思うことちらほら。

そこで僕は逆の立場、ライセンス元から見る「イベントのパクリ」と「ライセンス」について書いてみようと思います。

 

 

そもそも「ライセンス元」とは?

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上の写真は、2015年の夏に開催された「泡フェスOSAKA」です。

「アフロ、金持ってんな〜」

と思うかもしれませんが、「泡フェスOSAKA」にお金を出しているのは僕ではありません。こんな規模のイベントをやるお金はありません(爆)色んな会社さんが出資し、実行委員会をつくって展開しています。

僕はこれまでやってきた「イベントのノウハウ」や「ブランドの提供」、また「全体の監修」を行うことで、売り上げの一部をライセンス料(権利料)として頂くことになっています。

例えば、このような形が「ライセンス元」という立場です。

 

 

そして、

イベントをすぐにパクる人へ、

伝えたいこと。

その上で、ヒゲくんのようにちゃんと連絡してライセンスを取得してくれる方もいれば、いつの間にかロゴがそっくりなイベントや、酷いものになると僕の写っているイベントの写真をフライヤーに使ったりなど(!?)なかなか想像を超えてくる方もいます。

そういうオーガナイザーの方、またそういうのを見かけて「これ、いいの?」と疑問を持っている方へ、僕の考えを伝えたいと思います。

 

 

1.パクりたい人はパクっていいと思う

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色んな意味でそう思います。

まず「パクリって何?」という点。

例えば、僕が泡パをやっていて、泡を出すイベントをやったらパクリなのか?と。でも、元々の発祥は地中海のイビサ島だったりするし、それを言い出したら僕もパクリだしね。

ただ「パクれるものならパクってみなさい」と思っています。

泡パを見て「泡を出せばいいんでしょ」と思っているなら、それは難しいかなと思います。話題化イベントの作り方でも書きましたが、色んなことを考えてつくってます。簡単には、パクれません。

もう一つ「ムーブメントは一人ではならず」とも思っています。

日本中で同時多発的に泡のイベントが展開されて初めてムーブメントの種になると思うのです。だから「パクられて(真似されて)なんぼ」かなと思っています。

ロゴやイベントタイトルまんまとか、僕の写真使うとかは誤認の原因になるので嫌ですが、いわゆるパクリ(真似する行為)はいいと思います。

じゃあ「ライセンスの意味あるの?」という話

 

 

2.ライセンスはお互いのリスペクトのこと

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ヒゲくんがブログで「クリエイターへの尊敬」と書いてありましたが、僕が加えて言うなら、双方のリスペクトがとっても大事だと思っています。

「ん?クリエイターへの尊敬はわかるけど、ライセンス取得側へも?」と思うかもしれません。

僕が各地域のイベントをやっていて本当に思うのが「地元のことは地元の人が中心になってやるべき」ということです。やっぱり、地元の人抜きには良いイベントはやれないんです。だから、地方のシーンをつくっている・つくろうとしている人は、本当にリスペクトしていますし、是非一緒にやりたい。

だからこそ、僕はライセンス元として頂くライセンス料に見合うだけのモノをきちんと提供しようと日々思っています。

・これまでのやってきた資産、ブランド

・実施や安全面に関するノウハウ

・イベントの作り方

・情報設計やPRの協力

・都度の環境に合わせたカスタマイズ など

だから、僕にはライセンス料を払う価値があると思ってます!(たぶん!)

 

 

3.一緒にムーブメントをつくっていくパートナーへ

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ライセンスがお互いのリスペクトだとすると、取得する理由は単なるコンテンツだけではなかったりすると思うのです。

それは、クリエイターと一緒にムーブメントをつくっていくパートナーになるいう点です。

僕ときちんとライセンス契約している人は、ほとんどの場合「とにかく楽しいこと・ワクワクすることが好きな人」です。そして「次のコンテンツをとても楽しみにしている人」ばかりです。

だから、今あるコンテンツだけじゃなく、次に生まれるであろうコンテンツに期待して、僕と関係値を築いているんだと思うのです。

僕も期待に応えるべく、どんどん新しいコンテンツをつくっていきます。

そして、それをパートナーと一緒に全国、そして世界にどんどん広げたいし、逆に色んなクリエイターとつながってコラボレーションしていきたい

こういう考え方に共感できるかどうか、だと思います。

 

・・・という訳で、気になった方はご連絡お待ちしてます(笑)

一緒に世の中を「ちょっと面白くする」ムーブメントをつくっていきましょう。

 

 

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「泡パ」「Slide the City」「早朝フェス」など、各種ライセンス展開のお問い合わせは下記まで。

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※ちゃんと僕も見ますー!

「マグロハウスはなぜ話題になったのか?」SNS時代のイベント設計

 

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パーティークリエイターのアフロマンスです。

今日は、2015年の年末に手がけた「マグロハウス」を設計したプロセスをまとめてみたいと思います。イベントや、色んな仕掛けをやっている方の参考になれば幸いです。

 

Q. そもそも、マグロハウスは話題になると思っていたか?

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もちろん、バズることを想定して設計しました。

「まぐれハウス」ではありません。

・・・

でも、狙ったら百発百中バズる訳ではないです。ただ、確度がある狙い方はあると思います。大事なのは「思考のプロセス」だと思います。

 

 

思い返して、ポイントをあげると、以下の6つです。

1、アイディアの種を考える

2、ワードを開発する

3、情報の設計図を念頭において考える

4、メディア視点で考える

5、参加者視点で考える

6、実現可能性を考える

後ほどお話ししますが、1〜6を順番にやるというよりは、同時併行で考えながら設計していきます。そうすると、自ずとイケてる企画か、イケてない企画か、瞬時に判断がつきます。

とりあえず、わかりやすいと思うので、この順番で説明していきます。

 

 

1、アイディアの種を考える

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「何か面白い企画を考えましょう。」

そう言われても、どこからどう考えればいいのかわかりませんよね。

色々やり方はあるのですが、まずは肩の力を抜きましょう。

面白いアイディアの種は、意外に身近なところに転がっているものです。

 

今回でいくと、例えば「年末」に「クラブ」でイベントをやる、というのは決まっていました。そんな中で、年末どんなイベントをやりたいかなぁというのを考えます。(まずは、やりたいことを考えた方がいいです)

 

年末か・・・

どうせやるならやりたいことをやりたいよなぁ・・・

音楽は、なんだかんだハウスが好きだし、ハウスのイベントをやりたいなぁ・・・

あと、美味しいものとか食べたいなぁ・・・

そんな感じで色んな案を考えている中で、「マグロの解体ショーは?」という話が出ます。ただ、この段階では100案あるうちの小さな1案です。まさにアイディア未満の「アイディアの種」

 

ただ、とりあえず、やりたいことには合致しそうだし、「マグロの解体ショー」と「ハウスミュージック」を組み合わせると、なんだか楽しいかもしれない、と思います。

以前から思っていた「スシローのCMにはハウスが合う」という持論とも一致して、なんだかテンションがあがってきます。

 

 

2、ワードを開発する

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ここは設計の上でかなり大事なポイントだと思っています。

「クラブでマグロの解体ショーをすること」と「マグロハウスというイベントをやること」は、まったく違います。(なので、”既にこういうことをやっている”という指摘はちょっとズレています)

今回の場合でいくと、そこが「企画」であり「クリエイティビティ」なのです。

 

企画やクリエイティブというと、何かスゴイことや派手なことを考える、ような気がしてしまいます。

例えば「ロボットをつくる!」とか「宇宙にロケットを飛ばす!」とか。一見面白そうなことに思えますが、僕の目からみると「イベントをやる!」とか「映像をつくる!」と言っているのとさほど変わらないし、それだけでは「企画になっていない」ように思います。

大事なのは、どんな内容で、どんなタイミングで、どんな手段でやるのか、何が特筆することなのか、という点であり、それが企画だと思います。

 

「マグロハウス」という言葉・コンセプトは結構考えました。

マグロEDMではいけないのか?EDMaguroは?

鮪ハウス、まぐろハウス、マグロハウス、どれがいいのか?

体験としての面白さ、テキストで視野に入ったときの読みやすさと違和感のバランス、コンセプチュアルに見え、やりたいことが伝わるのか、また口にしたときの口触り具合など、様々な視点で考えます。

その上で「マグロハウス」は一次予選を通過した訳です。

 

 

3、情報の設計図を念頭において考える

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仮に「マグロハウス」が面白いイベントだとしましょう。

しかし、そのイベントをあなたはどこで知るのでしょうか?

それを考えていくと、ただ面白いイベントをつくってもしょうがないことに気がつきます。

もっと言うと、僕なんかより面白いイベントをやっている人は全国にたくさんいると思います。ただ、知らないだけなんです。

 

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情報の流れ = 情報の設計図を思い描くのは、今の時代にとても大事です。

いちいち図にする必要はありませんが、慣れないうちは書いて考えるのもありだと思います。

何かしらの手段でお知らせしないといけません。自分や出演者のFacebookやtwitterで投稿する?もちろん、それも立派な手段の一つです。ただ、ものすごい数のフォロアーや友達がいる人ならいいですが、いわゆる普通の人〜ちょっと多い人、くらいだと限界がありますよね。

では、どうするかと言うと、普段つながりのない人に目にしてもらうのがいいでしょう。大きくは2つ、「メディアにとりあげてもらう」「広告を使う」か、です。

僕は知ってもらうためにあらゆる方法を検討しますが、今回は後者の「広告」は使わなかったので、「メディアにとりあげてもらう」という視点をこの後、書きます。

また、この情報設計図で言いたいことはそれだけではありません。もっと大事なこと。知ってもらうだけではダメだ、ということです。

知ってもらったあとにBUZZ(話題にしてもらうこと)、そして、実際に行きたいと思って足を運んでもらうこと、ここまで動かないと「ちゃんと設計できた」とは言えないのです。ここをさらに後でお話しします。

 

 

4、メディア視点で考える

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ここ、気になる人は多いでしょう。

でも、よく取り上げてもらっている人ほどわかると思いますが、実はなんでもないことなんです。答えは「あなたが記者だったら、どんな記事が書きやすいですか?」ということです。

メディアによって、記者の考えも違うので全部は語りませんが、わかりやすい所で面白ネタを載せているWEBニュースのライターだとします。

僕がライターだったらこう考えます。

・たくさんPVが稼げそうな面白ネタないかな

・たくさんクリックされたり、RTされるようなネタはないかな

・WEBサイトの見出しの1〜2行でわかりやすく載せられて

・センセーショナルな画像があるといいな

・おまけに季節や催事ネタと合わさると編集会議も通しやすそうだ

簡単に言うと、こういうことを逆算して設計する、ということです。

別にメディアと仲が良いとか、そういうのはありません(笑)

あえて言うと僕の場合は、

・こんなチャレンジなこと言ってるけど、載せて本当に大丈夫かな?

・記事を膨らませるネタになるような要素がないかな

という点で、

「泡パ」や「Slide the City」を手がけるアフロマンスがプロデュース

という部分が活きてきたりして、よく記事の内容にも盛り込まれたりします。メディアのニュースや記事を、そういう視点で読んでいくと、色々ヒントが転がっています

 

 

5、参加者視点で考える

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これはメディア等に取り上げてもらっても、話題にならない、遊びに行こうと思わない、ということもある訳です。

なので、この部分も大事です。色々あるので箇条書きでざっくり書きますね。

 

◎話題にしてもらいやすい設計の視点

「一言一枚」という言葉で言ったりしますが、twitter等のSNSで一言かつ一枚の写真で面白さが伝わらないと広がりにくい。(逆に言うと、伝えられるかという検証)

「認知度のバランス」あまりに皆が周知のことだとニュース性が薄く、話題になりにくいし、逆にマニアックすぎても広がりにくい。そのバランス。

「ツッコミどころ」これはよく言う話ですが、僕は真面目なので苦手です(笑)今回でいくと「なんでマグロとハウス!?」というバズり方が多かったので、コメントを添えてツイートされることも多かったです。

 

◎参加してもらいやすい設計の視点

・当たり前のことですが、面白いと思われる内容が、参加したい・体験してみたい、と思えることか。(必ずしも、イコールではない)

・ユニークさとハードルのバランス。変わっている、非日常体験だと参加してみたいが、ハードルが高すぎると参加率も当然落ちる。

・疎かになりがちですが、基本的なイベント情報も大事です。料金がいくらか、会場がどこか、時間が何時からか、そういう部分もきちんと考えましょう。

こういう企画を考えていくと、当たり前の「参加してもらう視点」が抜けがちで、エゴな企画になったりするので、気をつけましょう。

 

 

6、実現可能性で考える

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そして、一番最後、一番大事です。

何かをやろうとするときには、特にイベントは、ちゃんとやれるの?という話があります。楽しい企画はこれと常ににらめっこする必要があります。

・予算にはまるのか

・期間的に可能なのか

・物理的に可能なのか

・会場や出演者は問題ないのか

・参加者は大丈夫なのか(リスクヘッジなど)

・実際にやって楽しいのか(これは最終的にやってみないとわかりませんが、自分である程度のアウトプットを考えてくことはとても大事です)

 

これはイベントをやっていると思うのですが、写真や映像作品とかなら編集でごまかしたり、CGを使ったり、、などできますし、演者の人が多少我慢すればいい、なんてこともありますが、イベントだとまったく知らない一般の人が参加したりすることまで想定すると、特に重要な要素になってきます。

これがハマらなければ、これまでの設計ができていても、実施には至りません。

 

 

最後に

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わかりやすく伝えるために1〜6を考えるプロセスのように説明しましたが、冒頭でも伝えたように、これは同時に考える内容です。

また、常に行ったり来たりしながら、「これは面白いけど、実現可能なのか?」とか「話題になりそうだけど、ちゃんと参加したいと思うか」とか、何回も反芻して企画を練っていきます。

面白い企画が思いついても、誰にも知ってもらえないようでは成立しないし、実現可能性がないのであればこだわってもしょうがありません。だから、この上で出した企画って、針の穴を通すような感覚なんです。

そんな過程を経て世に出しても、それがちゃんとワークするかはやってみないとわからないんですけどね。

 

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ただ、こういう複数の視点を踏まえて企画を見ると、面白い企画をうまく世の中に伝えたり、より多くの人に体験してもらう手助けになるかなと思います。

たまたま、ではなく、練って考えた企画がうまく反応してもらえたり、実際にイベントに参加した人の声を聞くと、感無量です。

ぜひ、参考にしてみてください。

 

マグロハウス・ムービーレポート

 

マグロハウス公式サイト
http://afroand.co/magurohouse/

 

 

 

世の中に、もっとワクワクを。

アフロマンス

ズボンを履かずに電車に乗ってわかった、ノーパンツデーの楽しみ方 #ノーパンツデー #NoPantsSubwayRide

 

こんにちは。

アフロマンスです。

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安心してください。

 

 

 

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履いてません(ズボンを)。

 

 

 

そう、2016年1月10日(日)は、全世界でノーパンツ(ズボンなし)デーです。

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正確にいうと、ノーパンツデーではなく「No Pants Subway Ride」と呼ばれる、アメリカ ニューヨーク発祥のムーブメントで、真冬のど真ん中に地下鉄にズボンを履かずに乗車する、というイベントです。

 

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本国の主催に連絡をとって、写真素材や許可等ももらってつくったサイトが下記になります。日本流に、地下鉄に限らず、ノーパンツ(ズボン無し)で過ごして写真をアップする日「ノーパンツデー」としてリメイクしています。

No Pants Day 公式サイト:http://nopants.jp/

 

 

去年のこの日に、僕が東京にいなかったという事情もあって、ほとんど呼びかけで終わったのですが、ちょこちょこ取り上げてもらって話題になりました。

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そして時は経ち、すっっっっっっっっっっかり忘れていたところ、twitterのタイムラインで昨日知って、超急遽だけど、やれることやってみようと思ったのが今日です笑

 

 

はい、すいません。完全に忘れてました。

 

 

 

一人は心細いので、付き合ってくれそうな人にリプライを飛ばしてみる。

 

 

 

しかし、皆シャイなのか、急だからなのか、のってきたのはエクストリーム出社の天谷さんだけ。

さすが、時間もやや早めの指定です。(すいません、感謝してます)

 

 

 

そして…

 

 

 

11時過ぎ @渋谷スクランブル交差点

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はい、行ってきました。

天谷さんと待ち合わせしたのですが、まさかのズボン着で現れる!!

「渋谷は恥ずかしい」とのことで、天谷さんの仕事場のある八丁堀へ移動することに。

 

 

★わかったこと1:ズボンを履かずに街を歩いても、意外となんてことない。

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TSUTAYA前で立っていたら、お姉さんが近づいてきて何を言われるかと思ったら「道玄坂ってどっちですか?」と道を尋ねられました。

「パン一の男がいても何も感じない街 シブヤ」

と思っちゃいましたね。確かに、僕も普段着の方が視線を感じる気がしました。ノーパンツなんてなんでもないね。

 

 

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外人さんとかには認知度高めなので、反応してくれる場面がありました。

 

 

そして…

 

 

電車で八丁堀まで移動。

まさにNo Pants Subway Ride!

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しかし、一人はちょっと寂しい。

 

 

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八丁堀に着き、天谷さんもようやくノーパンツデー・モードに。

しかし、ここでも人があまりいないので、寂しい。

 

 

★わかったこと2:ノーパンツ・スタイルは1〜2人だと、ただの変な人。

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まぁ、こういう人なのかなって感じ。

本当に、悲しいくらい、何も言われません。

 

天谷さんはこの段階で仕事に行かなければいけないということで、僕のノーパンツデーも終わりかな…と思ったところで、このツイートを発見。

 

 

昨日の夜に頂いたメッセージをこのタイミングで気づく!

東京駅!近い!ということで連絡をもらって合流!

 

 

 

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これだよ!これ!!

このシュールな違和感が欲しかった!!

 

この後やったことは電車に乗って1駅移動し、また折り返しで東京駅に帰ってくる、ということだけだったんですが、この4人で乗って行ったときの電車の違和感はすごかった。

 

 

★わかったこと3:少人数でもいいから集団であることが大事。

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集団でいることで「変な人」から「何かが起こっている」に変わる

あと、この静かな感じもいいですね。

いわゆるパリピとかウェイではないんですよね、このイベント。

冬用ジャケットやハット、スカーフ、手袋などはしっかり装着する。あくまで「普通」を装うこと!唯一、おかしなことは・・・ズボンを履いてないってことだけ!!

これもこのイベントの大事なポイントなんですね。

 

 

続けて

 

 

★わかったこと4:本家 No Pants Subway Ride はよくできている!!

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僕は家からノーパンツで来たんですが、他のお三方はホームで脱いでたんですね。また、このシュールな絵が笑える。

ノーパンツ(ズボンを脱いで)電車に乗る、という行為に特化すると、急にイベント性が増すというか、メリハリがつくんですよね。

数分〜数十分、電車内を笑わすためのパフォーマンス、というか…電車もあえて1駅〜数駅で降りるのも正解でした。うん、よくできてる!

 

 

呼びかけ人のMaki Sugimotoさんは流石で、ホームで電車を待っているときにアイロンをかけ出していました。だから、ノーパンツだったんだね!

 

 

僕は日頃から非日常でぶっとんだ体験を好んで設計しているのですが、No Pants Subway Rideは「日常の中に突如現れる違和感」を楽しむイベントなんだなと思いました。

 

 

そして、東京駅で解散した後、マチョ餅ナイトでコラボしたマッチョ29さんがプロデュースするマッチョカフェ@渋谷マルイへ。

「この人たちは365日ノーパンツ・スタイルだなぁ〜」とか思いながらコーヒーを頂きました。

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日本を代表するノーパンツな男たちとして、来年のノーパンツデーは是非コラボしたいですね!

 

 

PS

後日談

2018年には、もう少し人数が集まりました。

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そして、2019年は年末年始バタバタで何もやれなかった、、

やりたい人は集まっていたし、まさかの海外の下着メーカーさんからスポンサー話も来てました(衝撃)

2020年こそはまたやるぞっという気合を込めて、リマインド代わりにFacebookイベントページを立てました。興味ある人はぜひ「参加」「興味あり」ポチをお願いします!

https://www.facebook.com/events/217963859145445/

 

 

世の中に、もっとワクワクを。

アフロマンス

【随時更新】アフロマンス・プロデュースの楽曲およびDJ Mixまとめ

◎DJ Mix

《 絶賛発売中! 》泡パMIX!!!! by アフロマンス
[ GENRE : EDM, HOUSE, TECHNO, ALLMIX ]

公式サイト:http://awapa.jp/awapamix/

 

《 FREE LISTEN! 》Funky House Mix part.3
[ GENRE : HOUSE, HIP HOUSE, TECH HOUSE, FUNKY HOUSE ]

 

《 FREE LISTEN! 》Beat Connection Mix by アフロマンス
[ GENRE : HOUSE, HIP HOUSE, TECH HOUSE, FUNKY HOUSE ]

 

《 FREE LISTEN! 》Lounge Hop Mix
[ GENRE : HIPHOP, LOUNGE, DOWNTEMPO, INSTRUMENTAL ]

 

《 FREE LISTEN! 》Funky House Mix part.2
[ GENRE : HOUSE, HIP HOUSE, TECH HOUSE, FUNKY HOUSE ]

 

《 FREE LISTEN! 》Funky House Mix
[ GENRE : HOUSE, HIP HOUSE, TECH HOUSE, FUNKY HOUSE ]


 

◎プロデュース楽曲

《 FREE LISTEN! 》エビィ☆バディ☆アフロ(Remix)

 

《 FREE LISTEN! 》RIZAP DANCE!(afromance HBD Bootleg)

 

《 FREE LISTEN! 》Our 泡パーティー(泡パ公式テーマソング)

 

《 FREE LISTEN! 》Our 泡パーティー(WAQMEUP Bubbly Remix)

 

《 MORE SOUND 》

https://soundcloud.com/afromance/

今年のイベントシーン予想とアフロの方針

 

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どうも。パーティークリエイターのアフロマンスです。

 

今日は年初ということもあり、2016年のイベントシーンの未来予測を書きたいと思います。

そこと合わせて、個人的な2016年の指針もまとめてみたいと思います。

※あくまで勝手な予測なので、ご容赦を!

 

 

2016年のキーワードは

「異種交配」

「ネイティブ・オーガナイザー」

「チルアウト・リターン」

「インテグレート・イベント」

「フィジカル&ヘルス」

です。

 

 

異種交配

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イベントはイベント会社・興行会社が行う時代から、イベントとは一見関係の無いような会社・業種が参入していきます。

これまでも様々な業態の会社が、マーケティングやブランディングの手法として、イベントをやることはありましたが、基本的にイベント会社に委託するか、興行イベントに協賛する形が多かったと思います。

そこが、自社で企画したり、運営したり、自社のビジネスと連携したもう一つのビジネス手段としてイベントを選択する。

いくつか理由はありますが、一つは消費者が非再現性(コピーできないもの)に価値を見出していく中で、SNSとの親和性の高さもあり、イベントの相対的な価値が上がっていくこと。また、企業自身もテレビやスマホの画面の中だけの出来事に実感を得られなくなっていくこと、などがあると思います。

もちろん、イベント会社や興行会社は一日の長がある訳ですが、安心してはいられません。異業種はまったく異なる視点を持ち合わせており、それがより「今」にマッチすることもある。結果、いろんな業種の視点がミックスされた新しいイベントが誕生していく。

 

 

ネイティブ・オーガナイザー

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スマホの普及によって、写真や映像の撮影・編集が容易になり「総クリエイター時代へ」と言われたりするが、イベントにおいても同様です。

SNSでのつながりは、誰をもオーガナイザーにする。また、企画や絵作り次第で、プロが手がけるイベント以上に話題を生むことも可能です。

いや、あえて言うと、プロになればなるほどリスク管理が要求されるイベント業界だからこそ、制約の少ないアマチュアオーガナイザーの方が、ぶっ飛んだ企画やチャレンジングな企画はやりやすいと思う。

これまでは何千人入った、何万人入ったということが評価指標だったイベントが、数より中身に移行する時代。小さいけど光る、そんなオーガナイザーが沢山登場し、次第に企業や市場も注目を始める。

 

 

チルアウト・リターン

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EDMやパリピに代表されるように、とにかく「盛り上がること」がウケた2015年。その揺り返しとして、「チルアウト」「室内」「ゆったり」といった切り口のイベントが登場し、人気を博す。

理由は簡単。やっている側も、参加する側も、やや「盛り上がること」に飽きてきているし、そういうイベントに参加している属性を見るに、明らかにキャズムを超えてマジョリティに移行しているから。

流行りすぎたカルチャーは次第に退廃していく。

それは、例えば芝生や畳の上で寝転がれるチルアウトミュージックのパーティーでもいいし、シェアハウスやAirBnBなどでイケてる家を借りてやる、こだわりのホームパーティーでもいいかもしれない。

 

 

インテグレート・イベント

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広告業界では「統合プロモーション」だったり「統合キャンペーン」と言った言葉が取り上げられて数年たった。とりあえず「CMだけ打てばいい」とか「WEBでバズらせればいい」と言った安易なプロモーション設計への警告と言った意味合いが強い。

しかし、その正体や定義は曖昧で、きちんと設計できる人(設計したものがちゃんと機能する人)は非常に稀

その答えの一つとして、イベントを中心とする統合設計は非常にアリだと思います。イベントはファクトをつくりやすく、絵作りや企画を考えればメディア向けのPRの基盤となる。また、一般ユーザーのインサイトをくすぐればSNS上での拡散にも相性がよく、実体験させられる場も設けられ、キャンペーンにも転用しやすい。

一点あるとすれば「コスト」ということになるが、それも異業種参入のように、プロモーションでも魅力的なイベントを設計して興行収益を得て、予算を軽減するのもいいでしょう。

 

 

フィジカル&ヘルス

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視聴型のいわゆるショーが、時代とマッチしなくなってきている。SNSの普及によって、セルフィが急速に一般化する中、視聴型はそこに「自分」が介在しないからだ。

いわゆる「参加型」イベントとは何なのか?言葉が独り歩きしているのが現状だが、僕はイベントの中に「自分」を介在させることだと思っている。それは誰が書いたかわからない言葉や、SNSのアイコンがモニターに映ることよりも、紛れもない自分が体を動かすことがシンプルでわかりやすい。

一緒にイベントをつくるのでもいいし、会場と一体となって踊るのもいいかもしれない。

また、今後常に右肩上がりのヘルス(健康)視点も合わさって、キラーイベントの一つの軸になっていくと思う。

 

 

2016年のイベントシーンの未来予測まとめ

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ここに書いたことは既に起こっていることもあるし、そういう兆候だけあるものもあります。イベントシーンにもまた、大きなうねりがきている

その航海の方法として、

異業種の視点を受け入れ(異種交配)

小さな主催者に注目し(ネイティブ・オーガナイザー)

自分の感覚を信じながら新しい波を感じ(チルアウト・リターン)

イベントシーンだけでない「世の中」まで視野を広げることが大事(インテグレート・イベント / フィジカル&ヘルス)なんじゃないかな、と思った次第です。

 

 

アフロマンスの2016年の指針

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指針とか言ってますが、要は抱負?とか今年の個人的なテーマ?とかです。

 

ずばり・・・

「一つの時代をつくる。」

携わっているイベント・体験型コンテンツを取り巻くシーンが激変する時代だからこそ、その一端、いや中心を担うこと。

今年の指針です。

 

そのために、以下の5つの視点で今年はアクションして行きたいと思っています。

 

1、インテグレートなマルチ展開(継続)

イベント単体では、時代はつくれないし、今の時代にも相性がよくない。イベントを中心とした、デジタル、ファッション、音楽、キャラクターなど、マルチな展開で面を広げていきます。

 

2、持続可能なブランドをつくる

単発単発での費用対効果を考えすぎると、ブランドが育たない。それは、2015年の学びでもあります。多少、単体で見合わないとしても、長い目で見てブランドを成長させていくような視点を持ってやります。

 

3、世界から日本へ、日本から世界へ

より海外との連携を深めていきます。海外にはたくさんのアイディアが溢れている以上に、そういう「人」が存在します。また、彼らは日本からのアイディアも心待ちにしています。

 

4、もう一度、エンターテイメントの力を信じる

イベント「周り」の話ばかりに目が行ってしまいがちだなと思っています。そこが強みでもあり、また逆に弱さでもあります。2016年は、改めてエンターテイメントの中身にもフォーカスを当てていこうと思っています。

 

5、自分と向き合う

いきなりクローズドな話になりましたが…(笑)ずっと逃げていた、もっとも大きな課題です。自分は本当はどんな人間なのかを知ること。精神的にも肉体的にも、色んなアプローチで向き合おうと思っています。

 

 

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ということで長くなりましたが、これを1年後に読んで、自分自身がどんな反応になるのか…(笑)2017年の正月にまた書きたいと思います。

今年もどうぞ、よろしくお願い致します。

 

 

世の中に、もっとワクワクを。

アフロマンス