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今年のイベントシーン予想とアフロの方針

 

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どうも。パーティークリエイターのアフロマンスです。

 

今日は年初ということもあり、2016年のイベントシーンの未来予測を書きたいと思います。

そこと合わせて、個人的な2016年の指針もまとめてみたいと思います。

※あくまで勝手な予測なので、ご容赦を!

 

 

2016年のキーワードは

「異種交配」

「ネイティブ・オーガナイザー」

「チルアウト・リターン」

「インテグレート・イベント」

「フィジカル&ヘルス」

です。

 

 

異種交配

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イベントはイベント会社・興行会社が行う時代から、イベントとは一見関係の無いような会社・業種が参入していきます。

これまでも様々な業態の会社が、マーケティングやブランディングの手法として、イベントをやることはありましたが、基本的にイベント会社に委託するか、興行イベントに協賛する形が多かったと思います。

そこが、自社で企画したり、運営したり、自社のビジネスと連携したもう一つのビジネス手段としてイベントを選択する。

いくつか理由はありますが、一つは消費者が非再現性(コピーできないもの)に価値を見出していく中で、SNSとの親和性の高さもあり、イベントの相対的な価値が上がっていくこと。また、企業自身もテレビやスマホの画面の中だけの出来事に実感を得られなくなっていくこと、などがあると思います。

もちろん、イベント会社や興行会社は一日の長がある訳ですが、安心してはいられません。異業種はまったく異なる視点を持ち合わせており、それがより「今」にマッチすることもある。結果、いろんな業種の視点がミックスされた新しいイベントが誕生していく。

 

 

ネイティブ・オーガナイザー

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スマホの普及によって、写真や映像の撮影・編集が容易になり「総クリエイター時代へ」と言われたりするが、イベントにおいても同様です。

SNSでのつながりは、誰をもオーガナイザーにする。また、企画や絵作り次第で、プロが手がけるイベント以上に話題を生むことも可能です。

いや、あえて言うと、プロになればなるほどリスク管理が要求されるイベント業界だからこそ、制約の少ないアマチュアオーガナイザーの方が、ぶっ飛んだ企画やチャレンジングな企画はやりやすいと思う。

これまでは何千人入った、何万人入ったということが評価指標だったイベントが、数より中身に移行する時代。小さいけど光る、そんなオーガナイザーが沢山登場し、次第に企業や市場も注目を始める。

 

 

チルアウト・リターン

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EDMやパリピに代表されるように、とにかく「盛り上がること」がウケた2015年。その揺り返しとして、「チルアウト」「室内」「ゆったり」といった切り口のイベントが登場し、人気を博す。

理由は簡単。やっている側も、参加する側も、やや「盛り上がること」に飽きてきているし、そういうイベントに参加している属性を見るに、明らかにキャズムを超えてマジョリティに移行しているから。

流行りすぎたカルチャーは次第に退廃していく。

それは、例えば芝生や畳の上で寝転がれるチルアウトミュージックのパーティーでもいいし、シェアハウスやAirBnBなどでイケてる家を借りてやる、こだわりのホームパーティーでもいいかもしれない。

 

 

インテグレート・イベント

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広告業界では「統合プロモーション」だったり「統合キャンペーン」と言った言葉が取り上げられて数年たった。とりあえず「CMだけ打てばいい」とか「WEBでバズらせればいい」と言った安易なプロモーション設計への警告と言った意味合いが強い。

しかし、その正体や定義は曖昧で、きちんと設計できる人(設計したものがちゃんと機能する人)は非常に稀

その答えの一つとして、イベントを中心とする統合設計は非常にアリだと思います。イベントはファクトをつくりやすく、絵作りや企画を考えればメディア向けのPRの基盤となる。また、一般ユーザーのインサイトをくすぐればSNS上での拡散にも相性がよく、実体験させられる場も設けられ、キャンペーンにも転用しやすい。

一点あるとすれば「コスト」ということになるが、それも異業種参入のように、プロモーションでも魅力的なイベントを設計して興行収益を得て、予算を軽減するのもいいでしょう。

 

 

フィジカル&ヘルス

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視聴型のいわゆるショーが、時代とマッチしなくなってきている。SNSの普及によって、セルフィが急速に一般化する中、視聴型はそこに「自分」が介在しないからだ。

いわゆる「参加型」イベントとは何なのか?言葉が独り歩きしているのが現状だが、僕はイベントの中に「自分」を介在させることだと思っている。それは誰が書いたかわからない言葉や、SNSのアイコンがモニターに映ることよりも、紛れもない自分が体を動かすことがシンプルでわかりやすい。

一緒にイベントをつくるのでもいいし、会場と一体となって踊るのもいいかもしれない。

また、今後常に右肩上がりのヘルス(健康)視点も合わさって、キラーイベントの一つの軸になっていくと思う。

 

 

2016年のイベントシーンの未来予測まとめ

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ここに書いたことは既に起こっていることもあるし、そういう兆候だけあるものもあります。イベントシーンにもまた、大きなうねりがきている

その航海の方法として、

異業種の視点を受け入れ(異種交配)

小さな主催者に注目し(ネイティブ・オーガナイザー)

自分の感覚を信じながら新しい波を感じ(チルアウト・リターン)

イベントシーンだけでない「世の中」まで視野を広げることが大事(インテグレート・イベント / フィジカル&ヘルス)なんじゃないかな、と思った次第です。

 

 

アフロマンスの2016年の指針

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指針とか言ってますが、要は抱負?とか今年の個人的なテーマ?とかです。

 

ずばり・・・

「一つの時代をつくる。」

携わっているイベント・体験型コンテンツを取り巻くシーンが激変する時代だからこそ、その一端、いや中心を担うこと。

今年の指針です。

 

そのために、以下の5つの視点で今年はアクションして行きたいと思っています。

 

1、インテグレートなマルチ展開(継続)

イベント単体では、時代はつくれないし、今の時代にも相性がよくない。イベントを中心とした、デジタル、ファッション、音楽、キャラクターなど、マルチな展開で面を広げていきます。

 

2、持続可能なブランドをつくる

単発単発での費用対効果を考えすぎると、ブランドが育たない。それは、2015年の学びでもあります。多少、単体で見合わないとしても、長い目で見てブランドを成長させていくような視点を持ってやります。

 

3、世界から日本へ、日本から世界へ

より海外との連携を深めていきます。海外にはたくさんのアイディアが溢れている以上に、そういう「人」が存在します。また、彼らは日本からのアイディアも心待ちにしています。

 

4、もう一度、エンターテイメントの力を信じる

イベント「周り」の話ばかりに目が行ってしまいがちだなと思っています。そこが強みでもあり、また逆に弱さでもあります。2016年は、改めてエンターテイメントの中身にもフォーカスを当てていこうと思っています。

 

5、自分と向き合う

いきなりクローズドな話になりましたが…(笑)ずっと逃げていた、もっとも大きな課題です。自分は本当はどんな人間なのかを知ること。精神的にも肉体的にも、色んなアプローチで向き合おうと思っています。

 

 

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ということで長くなりましたが、これを1年後に読んで、自分自身がどんな反応になるのか…(笑)2017年の正月にまた書きたいと思います。

今年もどうぞ、よろしくお願い致します。

 

 

世の中に、もっとワクワクを。

アフロマンス

大晦日に、2015年のアフロマンス活動を時系列に振り返ってみました。

こんばんは。

今年も残すところ後1時間となりました。

個人的に、色んなことがあった2015年。

月別で、印象に残ったことをまとめてみました。

 

1月

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1/1 元旦フェス初開催!

「世界一早い野外フェス」と銘打ち、あえてカウントダウン等ではなく、元旦の朝6時半からスタートするフェスを開催。

ラインナップもかなり力を入れたことで音好きのお客さんが多数集まってくれて、とっても盛り上がりました。ただ、ひたすら寒かった…。2016年は一回お休みしますが、色んな所から「やらないと?」と言ってもらえたりするので、2017年には是非またやりたいフェスの一つです。

また、地味に1月は「ノーパンツデー」の日本ローンチや、1/26 アフロの日を記念した「アフロモブ」など、盛り沢山なスタートでしたが、一番はやっぱりこれでした。

 

2月

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2/18 早朝フェス 2015 スタート!

2月と寒い時期にも関わらず、平日の朝6時半から集まれという、どエスなイベント、それが早朝フェス(笑) 2015年のスタートが、この2月の回でした(この頃は、秋葉原の3331なんですね。懐かしい)。アイドルグループのねぎっことコラボして、ライブをやったり、ねぎ入り味噌汁を配ったりで大盛り上がりの回でした。

早朝フェスはこのあと、11月まで地味に10ヶ月連続・毎月開催を行なっていきました。すごいことですよね。(早朝フェス関係者の皆さん、お疲れ様です!)

2016年は、ロンドンの早朝フェスで見てきたエッセンスを入れて、もっとパワーアップした早朝フェスにしていきたいと思います。

 

3月

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3/7 泡パで、アフロマンス・バースデー・バッシュ!

泡パのシーズンスタートとなった3月。一発目は私アフロマンスの誕生日祝いでした(どんだけ内輪ネタやねん!)。そんなネタでも泡パ2015のスタート、約700人ほどのお客さんが集まり、フロアは熱狂の渦へ。

サプライズで、僕のDJ中に顔面ケーキ!MCが「アフロマンス・バースデー!」と煽る!フロアも盛り上がる!

超嬉しいんですが、ふと、ステージから見て、知ってる顔がほとんどいなかったときに、これで本当に合ってるのか?というのは思いました(笑)

この後、泡パ@渋谷clubasiaは10月まで8ヶ月間・毎月開催していきました。

 

4月

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4/11-12 バブルラン初開催!

カラーランやエレクトリックランなど、近頃流行りの「走りよりも楽しむこと」を目的としたファンラン系イベントの泡版。話題になるとは思っていましたが、その想像をはるかに越えていました。

純粋に、1万人規模のイベントに携わることができて、本当にいい経験になったなと思っています。また、自身が泡パをずっとやってきて、こんな大きなうねりになることに感動しました。お誘い頂いたスポーツワンさんに感謝です。(※現在は私はバブルランから離れています)

2016年は、改めてファンラン系のイベントにも携わってみたいと思っています。

 

5月

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5/1 IBIZA Amnesiaとのコラボレーション・泡パ開催!

泡パーティーの発祥地、地中海の楽園・イビサ島のクラブ「Amnesia(アムネシア)」とのコラボパーティーとして泡パを開催しました。AmnesiaのレジデントDJ Les Schmitzが来日し、東京以外も、京都や名古屋もツアーとして回って一緒にDJしたのもいい思い出です。

Lesからは「早くイビサに来てDJしなよ」と言ってもらっているので、2016年は日本でのコラボはもちろんのこと、イビサに行ってafromanceとしてDJしたいと思っています。

 

6月

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6/6-7 Slide the City 日本初開催!

2015年、もっとも大変だったイベントは、間違いなくコイツです。街中を巨大スライダーで滑る、究極のストリートパーティー「Slide the City」!何が大変だったかを書いたらそれだけで一記事書けちゃうので、詳しくは書きませんが、本当にたくさん勉強になりました。

ただ、僕の中のイベントスケールをまた一つ変えたイベントでもありました。やってやれないことなんてないんだな、と。2015年は5回開催し、計3万人ほどが参加しました。

2016年も、もちろん、パワーアップして開催していきます!!

 

7月

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7/1 Afro&Co. Inc.として会社員から独立。

7月は夏初めということもあり、Slide the Cityや泡パークなど、たくさんのイベントがあったのですが、僕個人のイベントとしてもっとも大きかったのは「独立」でした。

これまでは会社員をやりながら、空いている時間を使って色んなプロジェクトを仕掛けてきましたが、それを生業にしていくということ。

また、10月からはZAKIYAMAくんも入社し、早々に3人の社員、2人のインターンを抱えることになりました。責任は感じていますが、こんなアフロについてきてくれるメンバーに本当に感謝しています。

2016年、Afro&Co.はもっともっと楽しいことを世の中に提供していきます。頑張ります。(写真は11月のAfro&Co. 創立パーティーより)

 

8月

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8/22-23 泡フェスOSAKA初開催!

泡パの野外フェス版、泡フェス。実は2012年の泡パを初めて最初の年からやっていたイベントなのですが、2015年にきて、事業パートナー様のご協力もあり、一気に規模やクオリティがアップしました。

2日間で約8000名が参加。正直、こんな大きなステージ、観衆の前でやっていいのか、と。個人的に、2015年のベストイベントかもしれません。

来年は、今年開催した大阪・広島だけでなく、全国にもその範囲を広げていきたいと思っています。

 

9月

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9/19-22 バーニングジャパンを岩船山で初開催!

9月も数多くのイベントがあったのですが、一番思い出深いのはバーニングジャパンかなと思います。

バーニングジャパンは、アメリカの砂漠で開催されるバーニングマンの日本リージョナル版として開催されているイベントです。お金による取引ではなく、お互いのギブ&ギブによって成り立つ社会。それぞれの参加者が思い思いの表現を行い、それを暖かく受け入れる。

今年、一番感動したことは、僕があまり手伝わなかったこと(笑) でも、過去最高にいい雰囲気の場ができていたこと。こういうことを言うと怒られるかもしれませんが、代表の僕がたまに顔出すくらいでうまくいくイベントってそれ自体が「生きてる」ってことだと思うのです。

バーニングジャパンは、僕が死んでも続く。こんな幸せなことはない。

来年も、ほどよく、彼の成長を見ていこうと思います。

 

10月

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10/24 エレクトリカル・ハロウィン by LBのプロデュース

独立後、ちゃんと企画から実施まで行った企業イベントです(もちろん、独立前はたくさんやってますけどね)。コスメブランドのLBさん主催で、そのエッジの効いたブランドに合うように、攻めな感じのハロウィンイベントを提案しました。それが「エレクトリカル・ハロウィン」略してエレハロです。

会場ももちろんかなりエレクトリックなのですが、大事なことは参加者が自主的に仮装にプラスオンで光るアイテムを組み合わせること。光ることって根源的な楽しさがあるなと思っています。

2016年、エレクトリック周りでの事業拡大もやりたいなと思っています。

 

11月

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11/3 レコードの日を記念したイベント「レコラボ」の開催

こちらも東洋化成さんというレコードプレスメーカーさんからの依頼で企画したイベントです。

11/3のレコードの日に合わせて、普段あまりレコードと関わりがない人にもレコードに関心を持って欲しい、ということで、レコードの遊び方を実験的に行うレコードラボラトリー略してレコラボを開催しました。

参加者は自身のレコードを持ち寄り、その場でDJが即興でプレイしてくれたり、音をサンプリングして新しい曲をつくったり。なぜか、ゲストDJのDJ オショウさんは寿司を乗せてDJしたり…(笑)

でも、今年一番音楽の楽しさを再認識したイベントでした。また是非やりたいと思っています。

 

12月

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12/28 マグロ解体ショーとハウスミュージックのコラボ、マグロハウス!

年の瀬に、いつもお世話になっている渋谷clubasiaさんからの依頼で企画しました。普通のイベントをやってもおもしろくないし、かといって年末ってイベントも乱立しているし、意外と難しいタイミング…

そんな中で、純粋に「自分の好きな音がやりたいな」ってことと、「おいしいもの食べたいな」ってのが組み合わさってマグロハウスができました。もともと、新鮮な魚介類と洗練されたハウスミュージックは合うんじゃないか、と思っていたので、絶好の機会だなと。

やってみたら、予想以上のバズでびっくりしました。(なんでバズったのか、というのは地味に研究しているので、そういう記事も改めて書きたいと思います)。

2016年は、是非「寿司ハウス」がやりたいですね(コラボしてくださるお寿司屋さん、お待ちしています!)

 

・・・・・

 

ということで、1年を振り返ってみました。

結構、時間かかりました(笑)

いやぁ、やっぱり色々あったなぁ。

 

でも、

本当にたくさんの方のご協力あってのことです。

本当に、本当にありがとうございます。

 

来年、もっともっと面白いことを世の中に提供していきたいと思います。

懲りずに、2016年も、アフロに絡んでもらえると幸いです。

どうぞ、よろしくお願い致します。

 

2015年末日

アフロマンス

マグロハウスにテクノうどん…何故そこに行き着いたのか?食×ダンスミュージックイベント五選(※随時更新)

どうも、渋谷のコワーキングスペースで仕事してたら渋谷NO.1ダサい男 ヨッピーに盗撮されたパーティークリエイターのアフロマンスです。

 

 

最近、チキン食べ放題のエナチキや、年末に主催するマグロハウスなど、食 × ダンスミュージックのイベントが続く12月だったので、2つと合わせて個人的に面白いと思っている「食 × ダンスミュージック」イベントを紹介したいと思います。

※食 × ダンスミュージックイベントで、面白いイベントあったら教えてください(随時更新します)

 

 

1、テクノうどん

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「テクノに合わせて踊る代わりにうどんを踏んだらどうだろう?」という発想から生まれたテクノうどん。また、裏テーマでは風営法の「踊ってはいけない日本」に対するアンチテーゼにもなっているとか(踊ってないよ、うどんを踏んでるんだよ、的な)。

その企画力は、食 × ダンスミュージック界の王者とも言えるイベント。

実際、話題は次々と広がり、2015年には東京タワースタジオで開催し、チケットもソールドアウト

次回開催は、主催者の一人手塚さん曰く「忘れた頃にやろうかな」とのこと。そのゆるふわな感じもカリスマ感あります。

公式サイト:http://techno-udon.com/

 

 

2、美食晩餐会

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パーティーオーガナイザー界の異端児 よっちゃん主催。グラフィックの通り、クラブで女体盛りアートをやっちゃおう!そして、皆で食べよう!という企画。

当時twitterで話題になっているのをみて「行ってみてー!」と思って、普通に参加して、よっちゃんと知り合いました。

こちらもまさに嫉妬する企画力!そして、行動力!(よくやるよね)
食 × ダンスミュージック界の異端児!!

関心するのは、女体盛りという一般的に「エロ」なコンテンツを、フードアーティストの腕と会場演出によってアートに昇華させていたのが素晴らしかった!

こちらも開催予定があるかは謎…です笑

主催者の公式Twitter:https://twitter.com/menbokunai123

 

 

3、DEBU LUNCH

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ここまで来て、知っている食 × ダンスミュージックイベントが2個しかなかったので「まとめになんねーじゃねーかよ!」と思い、検索したら見つけましたよ。

食×ダンスミュージック界の「黄レンジャー」を!

その名も「DEBU LUNCH(デブランチ)」!
なんて潔いタイトルだ!!

キャッチコピーは「ハイカロリーフード&DJ・高血圧系ハイブリッドイベント」!「カレーは飲み物」って一言もスパイスが効いている。ちなみにイベント内容もカレー飲み放題らしいです。

僕も行ったことがないイベントなので、機会があれば是非行ってみたいイベントですね。

 

▼イベントの様子。ツッコミどころがありすぎてツライ。

《 DEBOO! JAPAN 》カレー飲み放題?北堀江のclub vijonで開催されたデブの祭典「デブランチ」に行ってきた話。
http://deboo.info/2015/05/02/debulunch/

 

 

4、エナチキ

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えーと、ここからは手前味噌コーナーです笑

とっても良いイベントなので、是非ご紹介します(僕は主催ではなく、DJとして呼ばれているイベントです)。

DJとケータリング(イベントでご飯を出す人)がタッグを組んで開催するエナチキ。主催の色が出るもので、DJも食もこだわりがあるイベントです。

まず、チキン食べ放題とカレー販売、それぞれにタイムテーブルがある!(新しい!)そして、エントランスの料金も1ドリンク付きか飲み放題か選べるハイブリットっぷり。とっても素敵だなと思います。

DJもマザーファッ子とか、DJ 酒井法子とか気になるメンツがいっぱいです…笑

詳しくは以前の記事へ:https://afromance.jp/?p=1075

 

 

5、マグロハウス

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その名の通り、ハウスミュージックをかけながらマグロの解体ショーをする、そしてお客さんに無料で振舞っちゃうというイベントです(アフロが主催するイベントです)。

なんでマグロとハウスになったの?と聞かれるのですが、以前から魚介類の水々しさとハウスのグルーヴ感が合うような気がしていたのです。これがうまくいって、今後予算の都合がつけばスシハウスもやりたいですね。

公式ページ:http://afroand.co/magurohouse/

 

 

◎その他のタレコミ情報

この記事を書いた以降にタレコミ等で知ったイベント情報です。基本的に参加したことがないので詳しくは書けませんが、どれも面白そうだし、美味しそうです(笑)

 

常夏アイスクリーム

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「アイス食べ放題×DJ×女の子」がテーマらしいです。サイトとか映像とかがやたらオシャレです!素敵です!

【RETRIP】女子必見!アイス食べ放題×DJ×女の子の「常夏アイスクリーム」が楽しそう
https://retrip.jp/articles/6026/

 

ピザ屋のあの子に恋してる。

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おそらく「常夏アイスクリーム」と同じ主催の方、ですよね?こちらは「ピザ+女子+DJ」がテーマのようです。映像がオシャレ!そして日本語タイトルもいいですね。

 

Agartha presents Psychedelic trance party
~Agartha×観音サウンド×越前蟹~

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なんと越前蟹が食い放題のサイケデリックトランスパーティー!!なんだろう、このマグロハウスを余裕で飛び超えるインパクト。「今年も…」と書いてあるので、歴史もありそう。なんか凄いとしか言いようがないです。

 

 

◎まとめ

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いかがだったでしょうか?

パーティーを構成する要素として「食」は一般的に重要な要素だと思います。しかし、ことクラブに関しては費用対効果や時間帯の話もあり、中々企画の選択肢として採用されることも少ないようです。

でも、単純に言えば「いい音を聞いて、美味しいものを食べるのって幸せじゃない?両方揃えば、もっと幸せだよね!」ってことだと思います。

色々諸事情はあると思いますが、企画の選択肢の一つとしてアリなんじゃないかなと思います。

PS
僕の知らない、面白い食×ダンスミュージックのイベントもまだまだ沢山あると思うので、知っている方は是非教えてください☆

 

 


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パーティークリエイター・アフロマンスはDJはもちろんのこと、イベントの企画、トークイベント出演、広告起用、取材、執筆など、なんでもござれでございます。依頼は下記のメールアドレスまでご連絡ください。

info@afromance.jp

「音楽を楽しむ」から「盛り上がる」へ。現場で感じるダンスミュージックシーンの変容とこれから。

こんばんは。

パーティークリエイターのアフロマンスです。

 

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たいそうなタイトルをつけましたが、僕が2015年に全国のクラブやフェスでちょこちょこDJプレイをさせてもらい、またイベント自体の企画をやる中で感じた、ダンスミュージックシーンの変化について書きたいと思います。

※自身が感じているマス的なシーンのことで、ここに当てはまらないイベントやシーンも沢山あると思いますので「あくまで参考として」読んでいただければ幸いです。

 

 

◎3年前と人が入れ替わった?

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そう思えるくらい、フロアの求めているものが違うように感じます。

もちろん、DJとして新しい音は求めていく訳ですが、そういう話ではなく。

3年前にフロアを沸かせていたプレイスタイルも、今のフロアでは中々対応できなくなってきています。

たくさんの人が集まる場であればあるほど、その変化は顕著な傾向にあります。

 

 

◎仮説とアンケート

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そこでちょっとしたアンケートを、twitterでやってみました。

僕の肌感に基づいた、アンケートです。聞いたのは…

 

DJに求めるものは…

A. とにかく盛り上げて欲しい

B. 未知の良い音楽を教えて欲しい

 

結果は…

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A. とにかく盛り上げて欲しい …55%

B. 未知の良い音楽を教えて欲しい …45%

 

これをどう見るかは人によると思うのですが、10年ほど前からクラブシーンにいる身としては、著名なゲストDJは僕たちの知らない曲を色々知っていて、めちゃカッコよかった、という記憶が強烈にあります。

 

だから、個人的に(究極の二択という前提で)基本線はBだと思っていました。

結果は、Aの方が多い。また、集計中は途中までAがかなり大差をつけていたので焦りました。(n数も多くないので、あくまで参考までに)

 

 

◎変わるダンスミュージックシーン

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表面的に、よく出てくる話は、

「EDMじゃないと盛り上がらない」

「知っている曲じゃないと盛り上がらない」

という話かと思います。

確かに、そういう面もあるのですが、僕はもうちょっと本質的なところで、ダンスミュージックへの需要が、

「音楽を楽しむこと」→「盛り上がること」

に比重が傾いてきているんじゃないかと思っています。

 

 

◎DJは、インストラクターへ

この感覚は、いくつかの現場での体験を複合的に考えた結果、出てきた仮説です。

 

1、人気DJのプレイスタイルを見て

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最近の人気のDJのプレイを間近で見る機会も増えてきて、とても不思議に思うことがありました。

知らない曲が1曲もかからないのです。

前述のように、ゲストDJはどこで見つけてきたかもわからないような曲をかけて盛り上げたり、そんなプレイの中で皆が知っている曲も絶妙のタイミングにかけて、より映える、というのも感じてきた自分としては驚きました。

でも、そんな皆が知っている曲で構成されたプレイで、フロアはめっちゃ盛り上がっているのです。

どこがポイントなのかなと思っていると、大前提としての安定したプレイもさることながら、MCや身振り手振り、盛り上がるパフォーマンスが凄いのです。(写真は僕ですが、決して人気DJと言いたい訳ではないですからね!ご注意を)

 

 

2、早朝フェスのヨガパーティーやLes Millsを見て

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また、DJとは違いますが、ダンスミュージックの現場ということで、早朝フェスにはヨガパーティーやLes Millsというコンテンツがあります。

それぞれ内容は異なるのですが、DJから見ての共通点は、動き方(踊り方)をステージ上の人が導いてくれるところです。

この音楽のこの部分で手を叩く!とか、キックする!とか。

これも流れる音楽に身を委ねて、黙々と踊っていたクラバーからすると驚きの光景。そして、これも毎回めっちゃ盛り上がる

 

 

3、自身のDJプレイから

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前述の「EDMじゃないと・知ってる曲じゃないと、盛り上がらないんじゃない?」説を否定する体験がありました。

それはお恥ずかしながら、自身のアフロネタの曲なのですが、音はハウスで、知名度もありません。

ただ、毎回鉄板と言っていいほど盛り上がるのです。

理由は「フリ」があるから…と思っています。

A・F・R・Oのフレーズに合わせて、体を動かすフリ。

フロアが皆やってくれます。その一体感というか、そういう現象もここ数年の変化です。

 

1〜3の経験を通して、僕の今の(あくまでマスな)シーンの需要は、

安心してどう楽しむかを教えて、盛り上げてくれる。

という感じなのかなと思っています。

言い方を変えれば、DJのインストラクター化をフロアは求めている、そんな感覚を持っています。

 

 

◎適応ではなく、提案を

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なんだか偉そうなことを言っているように見えたらすいません。

たぶん、前述のことはダンスミュージックに関わる人は、大なり小なり日々感じていることだと思います。

ただ、一つ思うのは、この状況に対して、単に適応するのではなく、次のシーンへと提案をしていかなければいけないということ。

 

盛り上がることも大切。

ただ、音楽を音楽として楽しむことも伝えていきたい。

伝える、というより、伝わることをやっていきたい。

 

その手段として、僕は泡パであったり、スライドザシティが新しい接点になればいいと思っていますし、別の新しい切り口も考えていきたいと思っています。

 

なんだか答えが出ないままで、この日記は終わりますが、少しでも共感して、皆さんの今後の活動の一助になれば幸いです。

 


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小さなイベントの、大きな魅力。

 

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先日のEvent Salon TOYAMAにて、Code for Kanazawaの清原さんのイベント論は、以下のような導入から始まりました。

まず自身のイベントの規模感を捉えることが非常に重要です。10人〜30人のイベントをやるのか、1000人〜1万人のイベントをやるのか。そこを自覚してください。」

 

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ご存知のように、参加人数の大小によって「イベントが提供する価値」は大きく変わります。

しかし

「参加人数の多さ=イベントの成功」

とは単純に言えません。

 

そこで今日は、比較的規模の小さいイベント(参加者10〜50人程度)の大きな魅力について書きたいと思います。

 

 

1、人と人がつながる

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さんざん色んなイベントをやって、しみじみ思うのは、人との出会いは効率論ではない、ということです。

数字で考えれば、50人のイベントよりも1万人のイベントの方がたくさん出会いがあり、気の合う人と出会いそうなものですが、実際のところはまったく逆です。

50人規模のイベントで知り合い、仲良くなり、中にはプロジェクトを一緒にやるようになった友人もいます。逆に、数千〜数万人の大きなイベントに遊びに行った時には、そんな出会いはほとんどありません。

ある一定の規模を越えると、そこにいる人たちは「友達になるかもしれない人」ではなく「他人」になるのかもしれません。

 

 

2、参加者との境目が曖昧

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まぁ、ステージ上にいる人が主催(出演者)側で、フロアにいる人たちが参加者なんだろうな〜という感じですね。

 

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早朝フェスのヒゲくん主催のトークイベント「ヒゲトーク」の一枚

もはや、誰が主催側で、誰が参加者なのか曖昧ですよね…笑

 

というのは冗談、のようで、半分マジ、なんですが、
規模が大きいイベントだと、参加者=お客さん、主催=責任者、という役割が明確になっていく傾向があります。

逆に、規模が小さいイベントだと、立っている位置もフラットだったり、声かければしゃべれるし、主催も甘えてお客さんに手伝わせたりしちゃって…笑
というように、主催側と参加者側の関係が曖昧になっていきます。

それが、
主催側も一参加者のように楽しめるし、
参加者もイベントの一部にコミットして楽しい、
につながります。

 

 

3、一人の体験を大切にしやすい

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イベントをやっていると、ついつい参加者を数字で見てしまいがちです。

「1000人近くの人が集まって、とても盛り上がりました。」

でも、1000人は一人一人違う人で、それぞれに体験のストーリーがあります。

盛り上がった人も、盛り上がらなかった人もいるでしょうし、音楽に満足した人もいれば、ご飯に不満を持った人もいるでしょう。

結局は「人」なのですから、そういうミクロな視点は大切だなと思っています。

 

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そういうときに、規模の大きいイベントは一人一人の体験を把握することすら困難ですが、規模の小さいイベントでは当日主催者の腕次第なところもあります。(僕がフロアをうろうろして参加者と乾杯しているのはそのため!笑)

小規模だと、みんなを肌で感じられるし、なんだったらその場で楽しませることだってできる。

そういう部分も、いい所かなと思っています。

 

 

この記事を書こうかなと思ったキッカケは、オンラインチケットサービスのPeatixさんがやっている「Event Salon」というイベントです。

– イベント主催のためのイベント主催者によるイベント –

というようなフレーズでやっていますが、本当の魅力が中々伝わらなそうだなと横目に見ています笑

 

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このイベントの魅力は、

・話題のイベント主催者や仕掛け人の話が聞ける

こともありますが、正確に言うと

・50人程度の規模感で、話題のイベント主催者や、そういうことに興味のある人が集まる

ことだと思っています。

 

1、何かを仕掛けている人・仕掛けようと思っている人たちがつながり

2、主催側と参加者の境目が曖昧で、ゲストも参加者もお互いに交流が持て

3、参加者一人一人に目の届く範囲で、本当にいいイベントをつくっていく

ことができているのかなと思います。(褒めすぎ?)

 

今、京都でこの記事を書き、数時間後にはEvent Salon KYOTOでトークするという、なんとも告知のようで全然告知になっていない感じなのですが、本日参加される方や、今後のEvent Salonに参加される方の参考になれば幸いです。

 


Event Salon KYOTO vol.1「大人の遊び」

日時:2015年6月12日(金)19:00 – 21:30(開場18:30)
会場:oinai Karasuma

http://eventsalonkyoto01.peatix.com/

 

今のクラブは、何かが違う?

「昔のクラブはやばかった。」

「告知すればすぐに行列ができた。」

「(自分は)音で勝負する。流行りのEDMはかけない。」

以前からクラブ業界にいる人からよく聞く話だ。

僕はおそらく「クラブがやばかった時代」のちょうど過渡期からクラブに行き始めた世代。

確かに「あの頃のクラブはやばかった」のはわかる。何か特別な場所だったし、とにかく楽しかった。年のせいでは?そういうこともあるかもしれないけど、それで片付けるのは簡単だ。

 

クラブ = デカイ音が鳴ってて騒ぐところ。またはナンパするところ。

今のクラブは、そんな感じの認識な気がする。

昨日は非常にいいパーティーに出会い、「ああ、クラブってこうだったな」と思ったので、感じたことを書いてみる。

 

 

1、非日常のスイッチがはいる「空間」

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デカイ音がなってて騒げればいい、ということではない。

クラブって一種の異世界をつくるイメージなのかもしれないと思った。

それは音はもちろん、どんな内装で、どんな照明で、どんな人たちが参加しているか、空間全体をどう考えるか、という話だ。

扉を開けるとそこは…というヤツ。

そういう意識が(無意識なのか)、以前のクラブにはあったのだと思う。

 

 

2、エロさ(儚さ)

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なんだろう。クラブってエロい空気が絶対あった。

それはナンパとか、水着のオネーチャンがいるということではない。

会場全体を包む、空気感。

エロ本と同じで、素っ裸ほどエロくないものはない。

そういう意味で、今のクラブって全然エロくないのです。

むしろ、スカートの下の白い布が一瞬見えるか、いや見えない、それくらいが一番グッとくる、そういう感じ…で合っているかはわからないが、そこは感じとって欲しい。

 

 

3、いいパーティーは、写真なんか撮らない

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これは自身でやっていることも否定している訳だけど、昨日、とっても楽しいパーティーだったけど、一枚も写真を撮らなかった。

考えれば当たり前だ。

クラブに、写真を撮りに行っている訳ではないし、それをアップして「いいね!」が欲しい訳でもない。

その場を楽しみにきているのだ。

体験が、本当の意味で価値あるものであれば、皆がこぞって写真を撮ってシェする必要なんてないのかもしれない。

 

 

だから、

昔のクラブはやばかった、のかもしれない。

非日常への扉をあけ、価値ある体験のために、行列に並ぶ。

DJだって、もっと自由に、本当によいと思う音楽をかけていた。いや、そういう場ができていた。

それは、クラブが単に、デカイ音を出す場所とか、騒いだりナンパしたりする場所とか、そんな認識では絶対にできないし、お客さんも巻き込んでいけない。

仮に流行りの音楽で人が入っても、流行が終わればシーンも一緒に終わる。

そんなことにはなって欲しくはないなと思う。

 

 

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僕がやってきていることは、上記のことに反しているかもしれないが、新しい体験をフックにして、自分が本当にいいと思う音楽に接してもらうキッカケをつくることであり、シーンの拡大が使命だと思っている。

そんな中で、クラブに魅力を感じる、本質的なところを忘れてはいけないな、と思う。

 

PS
「昔の」「今の」と一括りにしていますが、もちろん色んなクラブやパーティーがあると思います。あくまで個人的な所感なので悪しからず。

 

 

◎よかったら読んでね!

01

イベントなんて、辞める理由がたくさんある。

03

イベントをすぐにパクる人へ

02

「なぜマグロハウスはバズったのか?」SNS時代に話題になる、イベント設計のポイント

 

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イベントなんて、辞める理由がたくさんある。

5/30(土)、Event Salonというイベントが富山で開催されます。

いろんなイベントの主催者にフィーチャーし、トークイベントをやりつつ、交流会も開くようなイベントです。(なんと富山の酒蔵でやるそうです。面白いですね)

そこにお呼ばれして、一主催者として話をしにいくのですが、テーマが「熟成」とのこと。僕、似合わないなぁ〜w

 

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http://eventsalontoyama2.peatix.com/

“vol.1は「行動」をテーマに自分の想いをイベントにする方法を学びました。ただ何事も継続することが重要であり、難しいことです。イベントが続いていくポイントのひとつは、主催者と参加者の協力です。(中略)「参加者と”育てる”イベントのつくり方」についてお話し頂きます。”

 

なるほど。
それは確かに重要だ。

重要というか、永遠の課題。

ぜひ、僕も教えて欲しいw(あ、行った時に他の登壇者の方に話を聞けばいいのか。いいイベントだ。)

 

まぁ、そんなことも言っていられないので、僕なりの「熟成」を当日までに考える訳だけど、まずは関連してイベントを続けていくこと、を考えてみたのね。そこで出てきたワードが表題。

 

イベントなんて、辞める理由がたくさんある。 

 

 

1、まず、疲れる。

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なんじゃそりゃって感じだけど、イベントを主催したことがある人ならよくわかると思うんだけど、リアルのイベントって用意することだったり、段取りだったり、いっぱいあるんだよね。

 

人を手配する。

場所を用意する。

コンテンツを用意する。

段取りを決める。

流れもふまえた上で、必要な物を全て用意する。

そして、だいたい予想外の出来事が起きる笑

 

また、イベントが終わるまで、

「人はちゃんと来るのかな…」

「天気は晴れるかな…」

「段取り、うまくいくかな…」

悩みも尽きない。

マメな人は耐えられないよね。だから、イベントやってる人って大雑把なんだろうね。いい意味でね。

 

 

2、その割に、地味(笑)

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僕は学生のときに、いろんなことをやったんです。

劇の脚本・監督、和太鼓の奏者、フリーペーパーの編集長、WEBサイトの制作・運営、広告のデザイナー…

比べると、なんかインパクトが薄いんだよね。(少なくともそんなイメージだった。)

その場にいた人以外には、中々伝わることもないし…

なんか裏方っぽいし…

だから、まさか「イベントの主催者」になるなんて、当時はまったく思っていなかった。

 

 

3、その割に、儲からない(笑)

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※写真はイベント用の小道具です…orz

世の中のイベント主催者のうち、どれだけの人が儲かっているんだろう。

儲かるってのは、赤字か黒字かって意味ではなく、労力対効果みたいなこととか、ビジネスのスケール的な意味でね。

ITベンチャーがなんかサービスを当てて、数億円!とか言っている中で、そんなこともないし。むしろ、赤字でなくてよかった、的な。

「大きなイベントとか、めっちゃ儲かってるでしょ!」って思うかもしれないけど、イベントは参加者が増えれば増えるほど経費もどんどん増えるんだよ…orz

 

 

4、恋人に反対される(笑)

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※お見苦しい画像ですいません

1〜3を総合した結果、イベント主催者はライフステージのポイントポイントで決断を迫られます。

就職のとき …社会人になったんだから、ちゃんとしないと

彼女ができる …もっと私との時間をつくってよ、と怒られる

結婚のとき …いい加減にしなさいよ、と諭される

子供ができたとき …どっちが大事なの?と詰められる

そして、主催者は去り、「いいイベントだったね」と思い出のアルバムの1ページとなるのです。

 

 

そんな続けることが困難なイベントですが、やっぱり続けていく人はいる訳です。

 

続ける人は、何が違うのか

 

僕は、何かを見つけられたかどうか、かと思っています。

正直、やめる理由がいっぱいあるイベント。

もちろん、楽しいからやるのだけど、楽しいだけでは続けられない場面がたくさんでてくるのです。

 

でも、続けるのは、その人にとって、価値のあることだからです。

それは自分の人生のことかもしれないし、人のためかもしれない。意義や大義かもしれない。

単純に楽しいだけでない何かをイベントの中に見つけたから、だと思います。

そう思うのも、僕自身がそうだからです。

 

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続きは、Event Salonで…笑

(あんまり書くと、しゃべることなくなってくるしねw)

 

でも、こう考えていくと、イベントって深くて、面白い世界だな、と思います。

 

僕は続けていきますよ、これからも。

みんなに新しい体験を届けに。

 


Event Salon TOYAMA vol.2

「熟成」-参加者と”育てる”イベントの作り方-

日時:2015年5月30日(土)13:00 – 18:00(開場12:30)
会場:若鶴大正蔵

http://eventsalontoyama2.peatix.com/


 

「上質な暮らし」ってこういうことかも

 

【参考】2015年の「上質な暮らし」ってこういうことかも

http://www.roomie.jp/2015/03/245491/

上記の記事の意識の高さに感銘を受け、アフロなりの「上質の暮らし」を考えてみました。

 

「上質な暮らし」ってなんだろう?

もちろん決まりきった答えはないと思うけど、「自分なりの満足感」を得られるのがポイントなのは間違い無さそう。

特別にお金をかけなくても、自分なりに工夫して、生活のひとつひとつにこだわりをもっていくことで、きっと毎日が変わるはず。

そんな考えに基づいた「上質な暮らし」のひとつの例として、アフロの1日を覗いてみよう!

 

自然に、もっとも近い形で目覚めを。

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6時間の睡眠をとるとしたら、それは1日の4分の1は眠っているということ。

だったら睡眠の質には気を配りたい。朝目覚めたときの気分が良ければ、1日の調子が良い気がする。

僕は、寝るときには必ず全裸。

生まれたままの姿で起きることで、毎日のあくびが産声に変わる。

 

朝起きたら、まずは水道水。

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朝起きて、最初に口にするもので、その日の1日が決まると言っても過言ではない。

ナチュラルを追求した結果、僕がたどり着いたのは「水」だ。
その中でも、回り回って辿り着いたのが「水道水」。

大切な存在は、もっとも身近なところにいるもの。

灯台下暗しとはこのことだ。

 

下着を選び、1日の気分を変える。

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部屋の中でパンツ一枚の僕にとって、下着=部屋着だ。

それだけで、どれだけ大事な選択なのかわかるだろう。

部屋着と言えど、突然の来訪も考えると気は抜けない。

お気に入りはピンクの「ヴィヴィアン・ウエストウッドのパンツ」。

どこから見られても死角なしの安心パンツだ。

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「今、見てたでしょ?」

 

ネットを使って音をディグる。

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頭が冴えている午前中に、大好きな音楽をディグる。

DJは、僕にとってライフスタイルだから。

おすすめサイトは、YOUTUBEという動画アップロードサイトだ。

ここなら好きなアーティストの音楽をPV付きで楽しめる。

YOUTUBEは無料だけど、欲しくなったらiTunesというサービスで楽曲を購入するのがオススメだ。

 

お気に入りのファッションで徘徊。

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家にずっといても、世の中の空気は吸えない。

だから、一日に一回は外を徘徊するようにしている。

さすがにパンツ一丁で外に行くわけにはいかないので、お気に入りのウェアを着る。

ハイブランドの服に身を包むのではなく、自分がいいと思ったものを安くで購入する。これがアフロ流だ。

写真の服は、千葉のお土産屋さんに行った時に出会ったギア。

上下セットで500円だった。

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「お、いいセブンイレブン」

 

息抜きに、ランチを公園で。

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最近ハマっているのが、ブラックサンダーアイス。

ブラックサンダーというと義理チョコのイメージがあるけど、これは本命。

さんざんコンビニアイスを食べた結果、チョコアイスとしては最強だ。

人の少ない公園で、一人でブラックサンダー。

なかなかオツなので、是非試してみてほしい。

 

・・・

以上、アフロが提案する2015年の「上質な暮らし」の一例はいかがでしたでしょうか?

何一つ特別なことはしていない、でも少し気持ち良い、そんな一日の参考になれば幸いです。

 

 

世の中に、もっとワクワクを。

アフロマンス